不安や焦りからの行動を手放そう~行動する理由は?~

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こんにちは。野球専門カウンセラーの沖増です。今回は「不安や焦りからの行動を手放そう」についてお話ししていきます。音声で聞きたい方は、 コチラのstand.fmのアプリまたはYoutube音声で ぜひお聞きください↓↓

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■類は友を呼ぶ法則

 

不安や焦りからくる行動をしてもその結果は同じように不安になってしまう状態、焦ってしまう現実を引き寄せてしまいます。これは私も経験しましたが夢や目標、今やっていることや欲しいものなどが不安や焦りからの願望だとその願望は叶いにくくなります。これはすべてに言えることだと実感しています。

 

だからこそ不安や焦りからの行動は手放した方がいいんです。

 

なぜ、不安や焦りがあると望む現実を引き寄せることができないのかというとまず、あなたの目の前にある出来事や手にしているモノ、周りにいる人というのは簡単に言うと自分と似たものが引き寄せられるという法則があります。

 

「類は友を呼ぶ」という言葉がありますが自分と同じエネルギー同士、自分と同じ周波数同士、自分と同じ波動同士が引き寄せられると言う法則があります。自分のエネルギー状態と同じものが引き寄せられてくる法則なのでこれは不安や焦りだけではなく怒りや憎しみ、嫉妬、妬みなどの感情、いわゆるネガティブな感情すべてで言えることです。

 

そういったネガティブなエネルギーを自分が放っているとさらに同じようなエネルギーを引き寄せるということになります。だから不安や焦りだけではなく怒りや憎しみ、嫉妬、妬みなどに意識を向けているとさらに不安や焦り、怒りや憎しみ、嫉妬や妬みを感じる続ける現実を引き寄せるということになります。

 

不安や焦り、怒りや憎しみ、嫉妬や妬みを感じる続ける現実とは何かというと望む現実を引き寄せられない、願望が叶わない現実と言うことになります。だから今あなたが叶えたいこと、今やっていること、もしくはこれからやろうとしていることが「不安や焦りから来るものなのか」と言うことを掘り下げてみてください。

 

■悔しさなどのモチベーションは長続きしない

 

例えば、今日の試合でヒットが打てなかったから悔しくてバットを振る、これは悔しさからくる行動です。悔しさのエネルギーを放ちながらバットを振ってもさらに悔しくなる現実を引き寄せます。

 

誰かを見返したい、やり返したい、勝ちたい、そういうエネルギーを放ちながらバットを振っても結局、同じようなエネルギーを引き寄せるので同じように誰かを見返したい、やり返したい、勝ちたい、と思ってしまう現実を引き寄せるので結局は見返すこともできない、やり返すこともできない、勝つこともできない現実になります。

 

もちろん!!「今のままではダメだ」「ライバルも頑張ってるから自分も頑張らなきゃ」「打たなきゃ認めてもらえない」という感情も同じです。確かに悔しさなどを持つことで人一倍練習することもできます。悔しさを持つことでモチベーションが上がることもあります。

 

しかし、長続きしません!!長続きしないうえにどんどん自分を追い込み苦しくなって途中でやらなくなります。

 

■やりたいからやる!だから長続きする

 

じゃどんなエネルギー状態ならいいのか?というと「楽しい」「ワクワク」「嬉しい」と言うエネルギーです。不安や焦り、悔しさのエネルギーではなく本当にそれがやりたい!楽しいからやる!面白いからやる!こういうエネルギーを放つと先ほどの逆で楽しいと思える現実を引き寄せる、本当の願望を叶えることができるんです。

 

私は小学生で始めて野球をやって「楽しい」「面白い」そう思って野球を続けてきました。しかし、野球を続けていく中でレギュラーになれない悔しさ、ヒットが打てない悔しさ、ライバルはレギュラーになる焦り、レギュラーが活躍する焦り、試合で打てるのだろうかと言う不安、エラーしないだろうかと言う不安を覚え

 

いつしか野球が楽しいから「不安や焦り」「苦しさや嫉妬」と言う感情を持つようになります。

 

そうなると純粋に野球を楽しめません。

 

ちなみに!!話はそれますが野球が楽しいとはヒット打った、ホームランを打った、活躍できた、勝つことができたという楽しみではありません!!そこを野球の楽しみにしていたらそれは野球を楽しんでいるのではなく「結果」を楽しんでいるだけです。結果が出ようが出なかろうが野球をやっていること自体が楽しいと思えることが大事です。

 

■行動する前に自分に聞いてみる

 

では、不安や焦りの感情を手放し楽しい、ワクワクの方向に変えるためにはどうすればいいのか?まずは自分が抱いている感情を素直に認めることです。まずは自分で認めることから始まります。

 

自分の夢や目標、やっていること、叶えたいこと、願望を掘り下げて「あ~この目標は焦りからきているな~」「今、バットを振ろうとしているのは明日の試合が不安だからバットを振ろうとしているんだな~」「この願望は不安や恐れからきているな~」と言うことを客観的に見てそれを認めていきます。

 

例えば、私の場合、草野球で4冠王を取るという願望がありました。最低でもホームラン王のタイトルは取りたいという願望がありました。この願望を自分なりにどんなエネルギーから来る願望なのか考えてみました。

 

なぜ4冠王を取りたいのか?なぜホームラン王のタイトルが欲しいのか?

 

考えてみると焦りや不安、執着、見栄やプライドなどさまざま恐れのエネルギーが含まれていました。社会人野球までやってきた自分が草野球で打てなかったら情けない、打てなかったら周りから「大した人ではない」と思われたら嫌だ、タイトルを取らないと評価してもらえない1番にならないとスゴイと言ってもらえない。

 

というような不安や焦り、恐れのエネルギーがあったな~ということに氣付いたんです。だからその不安や焦りからバットを振ったり練習をしていたんだな~と氣付くんです。

 

なのでまずは自分の中には恐れのエネルギーがあるんだな~自分は周りの評価を恐れていたんだな~恐れから4冠王を取りたいという願望があったんだな~ということを自分で認めることからです。

 

この不安や焦り恐れが悪いということではなく「ただ」その感情があるというそれだけなんです。そういう感情があってそれが動く動機になっているだけなので、まずは自分の抱いている感情を素直に認めることをしてください。

 

自分の抱いている感情を素直に認めることをしないと私の場合、恐れのエネルギーがどんどん大きくなり、さらに不安や焦りのエネルギーも大きくなり、バットを振っても不安や焦りは消えず、試合でも結果が出ないとイライラしたり野球がおもしろくなくなってしまいます。

 

私は他人からの評価が氣になっているんだ、他人から大したことないと思われることが怖いんだ、ということに氣が付いて認めることができたらあとは手放すだけです。

 

■あきらめることで楽になれる

 

手放すとは諦めることでもあります。私の場合、他人からの評価に恐れて4冠王のタイトルを取りたいと思っていましたが、別にタイトルが取れなくてもホームランが打てなくても私の評価は下がらない、例え誰かから「大したことない」とか評価が下がっても私自身の評価は下がらない、私は私だという考えにもなりました。

 

不安や焦り、恐れからくる目標や行動を手放したことでとても楽になりましたし本当に自分がやりたいこと、楽しいと思えること、ワクワクする行動だけができるようになりました。その中には「バットを振りたい」と言うことや「トレーニングをしたい」「練習をしたい」と言う思考が出てきます。

 

しかし、先ほどのような不安や焦りからくる「バットを振りたい」とか「練習をしたい」ではなく「前の試合でヒントを得たからバット打って確かめたい」「やっぱり野球の練習は楽しいから」という「やりたい」「楽しい」という感情に変わっているのです。

 

不安や焦りからくる行動を手放して「やりたいからやる」「楽しいからする」と言う行動に変えていく。そうすることで自分が望む未来を創っていくエネルギーに変えることができます。不安や焦りのエネルギー恐れのエネルギーを楽しいエネルギー、ワクワクのエネルギーに変えていくために今やっている行動の感情を掘り下げてみてください。

 

そしてその感情を素直に認めて受け入れてください。そうすればあなたの感じ方、見え方が変わり現実も変わり始めてきます。

 

それでは、今回は以上にします。

 

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この記事を書いたのはこんな人


沖増茂伸(おきますしげのぶ)野球専門カウンセラー

◆元社会人野球選手(現役10年)

◆都市対抗野球全国大会優勝

◆東海地区ベストナイン受賞

◆ベーブルース杯大会首位打者

◆東海地区春季大会首位打者

 

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