こんにちは。
野球カウンセラーの沖増です。
先日のラジオ配信で話した内容を
ブログに書きました。
音声で聞きたい方は、
コチラのstand.fmのアプリで
ぜひお聞きください↓↓
「自分のことをダメだと思ってしまうあなたへ」
打てなくてダメだな~と思ってしまう。
誰かと比べて
なんでできないんだと思ってしまう。
自分はチームに必要と
されていないんじゃないか
と思ってしまう。
自分だけ取り残されている
と思ってしまう。
このように
自分のことをダメだな~
と思ってしまう人も
いるのではないでしょうか。
実は私は現役の頃、
こう言った思いが
メチャクチャありました。
小学生、中学生の頃はもちろん、
社会人野球選手になってからも、
メチャクチャ思っていました。
今でもたまに思うことがあります。
だからこのように
自分のことをダメだと思ったり、
否定的に考えたりする気持ちは
よく分かります。
なぜ自分のこと「ダメだ」とか
否定的に考えてしまうのか。
これは
体育会系特有の考え方というか、
世間一般的に
成功するためには
こうしなければいけない、
この考え方でないといけない
楽をしてはいけない
苦しいことに
耐えないといけない
など、ある意味、
洗脳されてしまっている
ことがあります。
なぜ私が
このようなことを
言えるのかと言うと、
少し話がそれますが、
ある時、部屋にある本や
資料などを整理している時に
複数のノートを発見しました。
このノートは
私の野球人生が終わり、
自分で仕事をしている時に
セミナーで聞いた話や、
先輩や師匠の言葉を
まとめたノートです。
いわゆる
仕事で成功させるための
ノウハウが書かれたノートです。
もう3年以上は
開いていないノートです。
どんなことが書いてあったのか、
感想から言うと
「うわ~やばいな俺」
と気持ちが重くなりました。
ノートに書いてあることに
拒否反応したのです。
どんなことが書いてあったのか
と言うと、
ちょっとだけ紹介します。
自分で立てた目標は
死ぬ気で達成すること。
何事も逃げずに
全てにおいて立ち向かえ。
今の現状に甘えるな。
結果が出ないのは
努力が足りない。
ヤル気の問題。
期限を決めろ。
弱音を吐くな。
などなどが書いてありました。
これを言葉に出すだけでも
嫌な気持ちになりますが、
「読みたくない」と思いました。
昔の私は
これが成功するために
必要なことで、
この考え方にならないと
成功できないと思っていましたが、
今読んでみると、
成功どころか、
幸せにもなれないなと思いました。
実際にこの言葉を信じて
行動していた時の私は
幸せではなかったし、
毎日が苦しかったです。
なぜかと言うと、
こう言った内容と言うのはすべて
「今の自分ではダメだ」
と言うようなことを
言っているからです。
夢や理想の姿を
手に入れるためには、
今の自分よりもっと
頑張り続けないとダメだ、
と言っているのです。
私は別にこのような考え方を
全否定するわけではありません。
昔の私のように、
気合い、根性、努力、修行、
自分に厳しくと言うのが好きで、
それで結果を出せて
幸せだと思うのであれば
いいと思いますし、
その考え方で
生きていけばいいと思います。
ただ、今の私には
それが全く合わないのです。
苦しくなってしまうのです。
苦しい思いをして結果が出せる。
苦しんで結果を出すことで
他人から評価され、
そして自分自身を
認めてあげることができる
と思い込んでいました。
しかし、
そう言う野球人生、
生き方につかれてきました。
本当に辛かったのです。
そうやってがむしゃらに
自分を追い込んで頑張ってきて、
結果が出るときもあります。
当然私にもありがたいことに、
結果を出すことができた
時期もありました。
首位打者を取ったり、
ベストナインに選ばれたりもしました。
じゃその時は幸せだったのか、
満足できたのか言うと、
首位打者を取った数日、
ベストナインに選ばれた数日は
嬉しかったし、満足はできました。
しかし、
数日後には今度は
焦りと不安が出てきます。
せっかく手に入れた
レギュラーの座を
奪われたらどうしよう。
成績が落ちたらどうしよう。
今以上に結果を出さばければ
認めてもらえない。
今以上に頑張らなくては、
今以上に自分に
厳しくならないといけない、
という心に
余裕がなくなるので
満足感もないし、
満たされることも、
幸せを感じることも
できませんでした。
成績を落とさないために、
レギュラーの座を
奪われないために、
昔の自分に戻らないためにも
結果を出し続けなければいけない、
頑張り続けなければいけない、
走り続けなければいけない、
いくら心が休みたいと思っても
努力し続けなければいけない。
という毎日が続いていたのです。
では、今の私と昔の私の
何が違うのか、
それは考え方です。
昔の私は
「今の自分ではダメだから頑張る」
と言う考え方でした。
この考え方だといつまでたっても
「今の自分ではダメ」となります。
いくら結果を出しても
「今の自分ではダメ」となります。
いくら1試合で3本ヒットを打っても、
次の試合で1本しか打てなかったら
「今の自分ではダメ」
と考えてしまいます。
例え3本打てたとしても
それが当たりまえとなります。
満足することなく
もっと自分に厳しく
練習を繰り返します。
いつも足りない、
不足感ばかりでした。
だから私は
そんな辛い考え方を
やめよと思って、
もっと自分に甘く、
自分に優しい考え方に
しようと思いました。
今、自分のことを
ダメだと思っている人、
辛い人は
この自分に甘く、
自分に優しい考え方に
変えてみてください。
きっと楽になれるはずです。
じゃ自分に甘く、
自分に優しいって
どんな考え方のか。
それは
どんな結果になってもいい、
できなくてもいい、
甘えてもいい、
下手でもいい、
逃げてもいい、
むしろ辛いのであれば
逃げてください。
集中力がなくてもいい、
めんどくさがりでもいい、
と言う風に、
はたから見たら「ダメだ」
と思うこと、
思われるようなことを
「それでもいい」
「今のままでいい」
と考えることです。
私が初めて
「今のままで十分いい」
と言われた時になぜだか
「安心」したことを
覚えています。
自分がダメだと言うのは
自分が勝手にダメだと
思い込んでいることなのです。
上手くいかないのが
ダメなことも
自分が勝手に
そう思い込んでいるだけなのです。
私は今でも失敗することも、
上手くいかないこともありますが、
そんな時でも
「今はこれでいい」
「上手くいかないそれも私」
と自分に甘く
優しくすることで安心します。
最初は自分のことを
認めることは難しいです。
なかなか
自分のできないこと、
上手くいかないことを
認めることは
できないかもしれません。
私もできませんでした。
そんな時は口ぐせのように
「今はこれで良い」
「それも自分だ」
と言ってみてください。
ヒットが打てなかった時、
ヒットが打てなかった、
だか今はそれでいい
誰かと比べてしまった時
あいつと比べて俺は下手だな~
だがそれも自分だ
と自分にダメ出しをしても、
最後には前向きな言葉を
使うことで
考え方も行動も
変わってきます。
口癖のように
「今の自分でもいい」
と言ってみてください。
ただし、
1回や2回やっただけでは
変わりません。
継続して言うことが大切です。
当然時間もかかりますし
忘れることもあります。
途中で休んでもいいので
やめないで続けて欲しいなと
思います。
今の自分が
ダメだから頑張るのではなく、
今のままでいい。
今はこれで良い、
それも自分だ。
を口ぐせにして
行動してみてください。
私も毎日、
自分の野球理論に磨きをかけるために
研究と練習しています。
そして
自分の人生と向き合い、見つめなおし
勉強と実践をしていますので参考として
私のYouTubeやTwitterなどを
見ていただけたらと思います。
それでは、今回は以上にします。
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