こんにちは。
野球カウンセラーの沖増です。
先日のラジオ配信で話した内容を
ブログに書きました。
「自分でコントロールできないことは考えない」
「自分でコントロールできないこと」
というのはどういう事かというと、
「結果」のことです。
例えば
「ヒットが打てるかな」
「このバッターをアウトにできるかな」
「エラーしないかな」
こう言ったことを考えることです。
こう考えても自分では
どうしようもできません。
打席で「どうか打てますように!」と
願ったところで
打てるかどうかも分からない。
もちろん相手のことも
コントロールできません。
結果は自分では
コントロールできないので
そんなことを考えても仕方ないのです。
仕方ないのですが、
どうしても試合になって
打席に立ったり、守備につくと
「打てるかな」
「エラーしませんように」
なんて考えてしまうものです。
私も何回も何回も
頭に浮かんできていました。
さらに言うと、
社会人時代にも何回も何回も
頭に浮かんできていました。
今でも草野球をやっていますが
毎試合、毎打席そんなことが
頭に浮かんできます。
これは人間なので
仕方ないことなのです。
どんなに精神力を鍛えても
「大丈夫かな」と不安が
頭に浮かぶものです。
これは野球だけでなく
日常生活でも仕事の場面でも
浮かんできます。
なので
「打てるかな」とか
「エラーしないかな」と
思い浮かぶことは
決して悪いことではないのです。
不安が頭に浮かんできて
それを忘れようとか、
消そう消そうと思えば思うほど、
どんどん悪い方へ
考えが行ってしまいます。
なので
「打てるかな」
「エラーしないかな」と
頭をよぎっても大丈夫です。
無理やり
忘れてしまおうとしないで、
しっかりそのことを
認めてください。
「あ~今、自分は緊張しているんだな」
「打てるか不安になっているな~」
「エラーしたらどうしようと思っているんだな」と
まずは自分の素直な気持ちを
認めることです。
自分の素直な気持ちを
認めることができたら
次は自分のできることを
考えるのです。
自分のできることを考える。
というのは、先ほどの
「自分でコントロールできないこと」
と反対の考え方です。
意識を結果や相手に向けるのでなく
自分に向けるのです。
打席に入ったときに先ほどは
「ヒットが打てるかな?」と
考えていましたが、
「ヒットが打てるかな?」と
考えるのではなく、
自分がやろうとしていることを
確認するのです。
私の例で言うと
打席に立ったらまず
右足の位置を決めます、
位置を決めたら
バットの出し方を確認し、
そのあと軸足の股関節に
体重が乗っているか確認し、
構えます。
構えるまでは
そのことしか考えていません。
構えた後は
前足を使って腰を回して
センターバックスクリーンに
ホームランを打つことを考えて
打席に立ち、
タイミングを取りながら待ちます。
心では
センターバックスクリーンに打ち返す、
センターバックスクリーンに打ち返すと
繰り返しています。
打席に入ったら
このことしか考えていません。
これが
「自分のできることだけ考える」の
意味なのです。
打席に入って
「打てなかったらどうしよう」とか
「変化球が来るのか、それとも真っすぐか」と
悩んだり結果を気にしていたら
打てなくなります。
ピッチャーの場合も同じです。
どんなバッターであろうと
自分がいい球を投げるために、
どうしたらいいのか
分かっているはずです。
そのことだけを考えて
マウンドに立つのです。
そしてどんな結果になっても
一喜一憂せずにただただ
「自分ができることだけ考える」
これが集中する
ということにつながります。
では、「自分ができること」と
言うのが分かるために
どうすればいいのか。
それは毎日毎日、
繰り返し練習する必要があります。
繰り返し練習することで
「自分がこうしたらヒットが打てる」
「こうすれば速い球が投げられる」
「こうすれば上手く捕れる」
と言うことがハッキリわかります。
言い換えれば
ハッキリ分かるまで練習をするのです。
「自分がきること」が分かってくれば
打席で緊張することは少なくなり
集中することができます。
打席や守備などで
緊張や不安を感じたら、
まずは自分は緊張している、
不安に思っていることを
認めてください。
そして大きくゆっくりと
深呼吸をしながら
「自分ができること」を
ゆっくり考えてみてください。
私も毎日、
自分の野球理論に磨きをかけるために
研究と練習しています。
そして
自分の人生と向き合い、見つめなおし
勉強と実践をしていますので参考として
私のYouTubeやTwitterなどを
見ていただけたらと思います。
それでは、今回は以上にします。
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