お父さんお母さんへ!野球を通じて子どもたちに教えたいこと!

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こんにちは。野球専門カウンセラーの沖増です。今回は「野球を通じて子どもたちに教えたいこと」についてお話ししていきます。

 

■あなたや子どもを苦しめる教え

 

私は子どもたちに教えるときに心がけていることがあります。それは野球の技術が向上する方法ではなく、失敗して前に進めなくなった時、何度だって立ち上がって前に進む方法です。上手くなる方法だけを学ぶと挫折したときに起き上がれなくなる選手は多くいます。私も経験してきました。

 

子どもたちに野球を教えている以上当然、野球の技術も教えます。それと同じぐらい私は子どもたちやお父さん、お母さんに野球の技術以外のことも教えます。私が野球人生の中で強制的に教え込まれた

 

・気合

・根性

・努力は報われる

・負けるな

・逃げるな

 

こう言ったことは一切教えません。私が経験してきたことでもありますし、今の子どもたち、そしてお父さん、お母さんを見てきてもこのような「軍人的思考」のせいで苦しみ、悩み続け心を病んでしまう人間が出てしまうのです。

 

■全く前向きになれない相談相手

 

私が野球で上手くいかずもがいていた頃、誰に相談しても

 

「そんなことで悩むな」

「悩むぐらいなら練習しろ」

「そんなことで相談するな」

 

弱音を吐けば

 

「自分に負けるな」

「気合が足りない」

 

どんなことを言っても私のことを否定し、私が悪者です。だから私はいまだに誰かに相談するときはビビってしまいます。練習が足りないからもっと練習量を増やす。努力は必ず報われると信じ人一倍練習する。

 

でも結局、私の努力は報われることは少なかった…

 

報われないたびに悲しみ、苦しみ心が折れます。先輩や同期、コーチに相談しても結局、同じような言葉しか言われないので、自分に負けないように練習量を増やすしかないのです。

 

全くをもって野球が楽しくない…面白くない…明日が来ないで欲しいと何度願ったことか…

 

■才能があるがゆえに立ち直れない

 

そんな感情を持ち続けるから当然、同じような環境を引き寄せてしまうのでどんどん悪い方へ悪い方へ進んでいきます。そんな環境から逃げ出した人間に対しては冷たいものです。

 

「やっぱりな」

「あいつは最初からダメだと思った」

「その程度の人間だろ」

 

そんな言葉が飛び交います。

 

小学生から野球を始め社会人で引退するまでに本当に才能に恵まれた選手を何人も見てきました。羨ましいと思いながらずっと見てきましたが、才能があるがゆえに挫折した時に立ち直れず、野球人生を終えた人間を何人も見てきました。

 

人生も同じですが野球も失敗、挫折を味わう経験が非常に多くあります。その時にどうやって立ち直り前を向き、歩き出せるか再び歩き出し野球人生をワクワクしたものにするのか。これって非常に大事になってきます。

 

■軍人的思考があなたや子どもを苦しめる

 

今の子どもたち…イヤ…今の時代を生きる人間はここができないから苦しむのだと思います。挫折し苦しみ悩んでいる時に軍人的思考で

 

・気合

・根性

・努力

・自分に負けるな

 

こんなことを自分自身に言い聞かせるから立ち直れないし、前にも進めない。だから人生がつまらない、不平不満が多くなるのだと思います。私の人生は苦しむために生きているわけではありません。毎日をワクワクし楽しむために生きているのです。

 

あなたも同じではないですか?そして子どもたちも苦しむために野球をやっているのではないですよね。

 

野球を通じて人生を楽しみたいのですよね。

 

野球を通じて毎日がワクワクしたいんですよね。

 

野球を通じて家族の笑顔を増やしたいんですよね

 

それだったら苦しくなるような言葉がけでなく、楽しくなるような声掛けやアドバイスをする方がいいですよね。

 

気合が足りん!!

お前が悪い!!

甘えるな!!

 

それは違う!!

こうしろ!!

 

こんな昭和的な言葉を言われて楽しいですか?ワクワクしますか?私は絶対にしないです。

 

■モノの見方を変えよう

 

楽しくなるようなモノの見方、ワクワクするような考え方、常識にとらわれないモノの見方と考え方を私は子どもやお父さん、お母さんに教えています。時代は大きく変化していきます。変化の流れに取り残されないように自分自身もアップデートをしてください。

 

モノの見方を変えるヒントとしては、今、やっている行動、今あなたの中にある常識、思考とあえて真逆のことをやってみてください。「頑張らないといけない」という思考があるのであれば、頑張ることをやめてみる、あえて頑張らない時間を作ってみる。完璧にできないといけないという常識があるのであれば、あえて50%で終えてみる。

 

今までと真逆の行動、思考をする、特に先ほど紹介した「軍事的思考」とは真逆の声かけをしてあげることで苦しさから解放されるヒントが見つかります。

 

それでは、今回は以上にします。

 

具体的にどんな教えがいいのかと悩みの方【先着10名限定】で無料で個別相談させていただきます。野球に対するお悩み、子どもの上達でお悩みの方は是非、お問い合わせください。

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この記事を書いたのはこんな人


沖増茂伸(おきますしげのぶ)野球専門カウンセラー

◆元社会人野球選手(現役10年)

◆都市対抗野球全国大会優勝

◆東海地区ベストナイン受賞

◆ベーブルース杯大会首位打者

◆東海地区春季大会首位打者

 

子どもの技術向上はもちろん、子どもの上達に悩むお父さん お母さんの悩みを解決しもっと楽に子どもと野球に向き合って欲しいという思いで情報配信しています。

 

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