こんにちは。
野球専門カウンセラーの沖増です。
先日に下記の内容をSNSに配信しました。
今やっていることから一旦、離れるときの感情のサイン
・やらなければ
・もっともっとしなければ
・足りない
このような感情が出始めたら余計に負のスパイラルに入ります。
このような感情が出たら今やっていることから離れ自分がワクワクすること、やりたいことをして気持ちをリフレッシュしましょう。
今回はこの内容について詳しく説明していきます。
私は野球少年だった頃も今もそうですが基本的に「やりたい」と思うことしかやっていませんでした。
特に野球少年の頃なんて自分の感情のまま生きていました。
とにかく野球がしたい!野球の練習がしたい!ただ、それだけの感情でした。
だから
「バットを振りたい」
「走りに行きたい」
「壁当てがしたい」
素直な気持ちだったのでバットを振ることや走ること、壁当てすることが楽しくて仕方なかったのです。
幸い、私の両親は野球に対しても勉強のことに関しても全く何も言わない両親だったので
「練習しなさい」
「勉強しなさい」
と言われた記憶がありません。
もし、両親にそう言われていたら
「バット振るかなー」
「走りに行くか…」
「練習に行くか…」
そんな気持ちになっていたかもしれません。
ただ、社会人野球選手になってから義務感で野球をすることが多くなりました。
当たり前と言えば当たりまえの話なのです。社会人ですからお金をもらって野球をしています。企業の看板を背負って野球をしています。
やらざるを得ない時もあります。
さらに、同じチームのレベルの高さ、同地区のレベルの高さ、社会人野球のレベルの高さを肌で感じてしまうとさらに、義務感が強くなります。
「こんなもんじゃ通用しない」
「もっとやらなければ勝てない」
「他の選手はもっとやっている」
自然とこう言った感情が出てきます。
確かに、こう言った感情もモチベーションは上がりますし練習にも気持ちが入ります。
しかし、この気持ちが強くなればなるほど
・やらなければ
・もっともっとしなければ
・足りない
こんな感情になっていき余計に「負」のスパイラルにハマっていくのです。
こう言った感情をもって練習すると当然、気が重くなるし「負」のスパイラルにハマるから調子を落としてしまうのです。
特に、社会人野球は野球をすることが仕事です。ある意味、義務でもあるのです。
「今日は練習したくないからやらない」
「今日は気分が乗らないからやらない」
ということが当たり前ですが通用しません。
調子が悪くても、気分が乗らなくても球場に行かなければいいけません。
私も経験がありますがそんな時に行く球場までの道のりが辛いんです。
寮から球場まで自転車で5分ぐらいなんですが自転車がやたらと重く感じるのです。
そんな気分で練習してもチームにも迷惑かけますし技術は向上しません。
そんな時、どうやって気持ちを切り替え「よし、今日も練習がしたい」と思えるようになるのか。
正直、私はこの切り替えがとても苦手と言うかできませんでした。
野球一筋でやってきた私は野球で上手くいかなかったら練習で上手くすればいい
練習することで嫌な感情も「負」のスパイラルからも抜け出せると思っていました。
しかし、そんな状態で練習をすればするほどどんどん調子を落とし不調から抜け出せないんですよ。
「今日はバットを振りたくないな」
と本音では思いながらバットを振っているとその悲壮感が伝わるのです。
そんな時、先輩から飲みに誘われ飲みの席で先輩から「お前の趣味は何?」と聞かれました。
正直私は趣味はありませんでした。と言うか趣味は「野球」でした。
先輩から「野球以外の趣味を探せ」と言われました。
野球以外の趣味を探せと言われても…
そう思いましたが、社会人野球で結果も出し続けている先輩が言うのだからそうしたほうが良いんだなと思い
野球以外で趣味を探しました。
すぐには見つかりませんでしたが趣味と言うか「楽しい」と思えることがいくつか見つかりました。
そして、先輩から
練習がしたい!と思えるまでその趣味に没頭しろ!
練習がしたくなったら練習すればいいそれが野球を長く続ける秘訣だ!
そう教わりました。
そこから少しずつではありますが私の成績もよくなりました。
試合でヒットが打てない
上手くいかない
そんな時に「もっと練習して上手くなりたい」という感情の時はいいのですが
「気分が乗らない」
「やらなければいけない」
こんな感情が出たときは練習を早く切り上げワクワクする趣味に没頭しました。没頭することで「嫌な感情」「悩み」というものが出てこなくなります。
嫌な感情よりもワクワクの感情の方が上回るのです。
だから私はこのような感情が出たら今やっていることから離れ自分がワクワクすることやりたいことをして気持ちをリフレッシュしているのです。
「やらなければ」
「もっともっとしなければ」
「足りない」
こう言った感情が出てきたら今やっていることから一旦離れて
自分が楽しいと思えることワクワクすることに没頭して気持ちをリフレッシュしましょう。
そして、没頭できる趣味を1つか2つ見つけましょう。
そんな趣味を見つけるぐらいなら野球の練習をした方がいい!
と言う気持ちもよーくわかります。
よーくわかりますが野球を長く続けていくためには没頭できる趣味を見つけた方がいいということを実感しています。
だからこそ言えることです。
いろいろな趣味を見つけることで野球をさらに向上させることもできますし
もしかしたら!
野球以上に楽しいと思えることを発見できるかもしれませんし
野球以上に力を発揮できる何かを見つけることもできます。
人生をより楽しく過ごしたいのであれば没頭できる趣味を1つか2つ見つけてみてください。
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それでは、今回は以上にします。
この記事を書いたのはこんな人
沖増茂伸(おきますしげのぶ)
野球専門カウンセラー
◆元社会人野球選手(現役10年)
◆都市対抗野球全国大会優勝
◆東海地区ベストナイン受賞
◆ベーブルース杯大会首位打者
◆東海地区春季大会首位打者
子どもの技術向上はもちろん、子どもの上達に悩むお父さん お母さんの悩みを解決しもっと楽に子どもと野球に向き合って欲しいという思いで情報配信しています。
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