努力は必ず報われるのか？努力が報われるとはどういうことなのか？ | 名古屋のマンツーマン野球教室「オキシゲの部室」

こんにちは。野球専門カウンセラーの沖増茂伸です。今回は「努力は必ず報われるのか」というテーマでお話をしていきます。

【この記事の目次】

■努力が報われるとは何なのか？

私は「努力は必ず報われる」と信じて甲子園やプロ野球選手を夢見て努力してきましたがその夢が叶わず努力は報われませんでした。でも、努力が報われなかった経験が次のステージで活かされさ昔頑張って努力したことが「今」になって報われています。そう考えると甲子園に行くことやプロ野球選手になる事が全てではないと今では思えようになりました。

■夢を叶えた人が必ず言う言葉

甲子園に出場した選手、プロ野球選手になれた人、成功者や夢を叶えてきた人はこんな言葉を言います。「努力は必ず報われる」

では甲子園に行けなかった選手、プロ野球選手になれなかった選手、夢が叶わなかった人は努力をしてこなかったのか？それとも努力の量が足りなかったのでしょうか？私も努力は必ず報われると信じて甲子園やプロ野球選手を夢見て努力してきたがその夢が叶わず努力は報われませんでした。どれだけの高校球児や野球少年の努力は報われなかったのだろうか。

努力が報われなかった高校球児や野球少年だって努力は必ず報われると信じてきたはずです。「努力は必ず報われる」この言葉の意味は何なんでしょうか？私は何年も何十年もこの言葉に疑問を感じていました。むしろ嫌いな言葉でした。でも今は、ほんの少し、本当に少しだけど意味が分かってきた氣がします。

■何年後かに報われる努力もある

甲子園に行くためにやってきた行動、プロ野球選手になるためにしてきた練習や勉強、こう言った行動や勉強などは今は無駄だと思わなくなりました。そして私の努力が報われなかったことも、同じような経験をしている人やこれから夢に向かって歩んでいる人にアドバイスすることができます。

確かに私は甲子園にも行けなかった、プロ野球選手にもなれなかった、名門校で野球をやっていたわけでもキャプテンでも絶対的なレギュラーでもなかった。野球のエリートコースを歩んではいません。だからこそ、頑張っているけどなかなか結果が出ない子どもたち、周りは活躍しているのに自分だけ活躍できない子どもたちの氣持ちが本当によく分かります。

劣等感だらけの私だからこそ、劣等感を抱えている子どもたちの氣持ちがよくわかります。劣等感をどうやって克服するか、自分をどうやったら好きになれるのか、毎日を楽しく過ごすにはどうすればいいのか

そういったアドバイスができるし実際に私は克服し今は毎日が楽しいというか楽しいことしか選んでいません。私の所に来る子どもや親も劣等感や自己肯定感が低い親子がきます。でも、多くの親子は私と接しアドバイスすることで少しずつ変わっていくのが目に見えて分かります。

「沖増さんのおかげで子どもが変われました」

「親子の会話がたくさんできるようになりました」

「家族全員で向き合うことができました」

こう言った声をたくさんもらえます。私も嬉しくなります。こう言った声をもらうたびに甲子園に行けなかった経験、プロ野球選手になれなかった経験、全てが報われたのかなと思います。

確かに甲子園に行くことやプロ野球選手になることで学べることも経験できることも多くありますが夢が叶わなかったことで経験できることもあります。今は努力が報われなくても後々に何年後か何十年後かに報われる時が来ます。そう考えると甲子園を目指して努力してきたこと、プロ野球選手になるために努力してきたその努力は報われています。

■野球が楽しいと思える子どもを育てる

子どもたちにも親にもよく伝えることがあります。「甲子園に行くことやプロ野球選手になるのが全てではありません」そして私は甲子園に行かせることやプロ野球選手を育てるつもりもありません。結果としてそうなったらいいだけの話です。私自身が甲子園に行っていないので甲子園の生き方も分かりませんし、プロ野球選手になっていないのでプロ野球選手のなり方が分からないからです。

私は野球を通じて社会に出ても活躍できる子ども、楽しい人生を歩める子どもをたくさん増やしていきたい。そして努力が報われなくても「自分はよくやった」「そんな自分が大好き」と思える子どもや親を増やしていきたい。そう思いながら日々精進しています。

それでは、今回は以上にします。

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