野球人生の中でこんな指導者は嫌いだった

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こんにちは。野球専門カウンセラーの沖増です。今回は「野球人生の中でこんな指導者は嫌いだった」についてお話ししていきます。

■私が嫌だと思った指導者の特徴

 

今までの野球人生の中で良い指導者の方もいれば、正直、嫌だったな~って思う指導者の方もいます。嫌だった指導者の特徴としては

 

 ・自分の経験を押し付ける

 ・意見を言うと『口答えするな!』と言う

 ・『何回言ったら分かるんだ』と言う

 ・『だからダメなんだよ』と言う

 ・ 無駄な雑談が多すぎる

 ・ミィーティングが長い

 

■自分の経験を押し付ける

 

これは私も氣を付けなければいけないことですが、ついつい自分の経験などを言ってしまうことがあります。それが子どもたちに合っていればいいのですが合わない場合はすぐに違う方法に変えます。自分が教わってきた指導者の中には絶対に押し付ける指導者が多かったです。多分、他の方法を知らなかったのか他の方法を学ばなかったのかだろうとは思いますが…

 

その人には合った方法かもしれませんが他の人には合わないことだってたくさんありますし私と指導者のバッティングスタイルも全く違います。指導者は選手にどんなタイプになりたいのかを聞き選手のなりたいタイプに合わせて教えるのが指導者だと思っています。

 

自分の経験も大切ですが他の理論や考え方を学び取り入れ変われるところは変えていく方が選手のためだと思います。

 

■意見を言うと『口答えするな!』と言う

 

こういう指導者も多かったな~「自分はこう思うからこう言ったスイングがしたい」そう言っても「口答えするな」「お前はそんな選手じゃない」本当によく言われたな~こういう指導者は私は絶対に信用しなかったし言うことを聞かなかったです。

 

何を言っても「口答えするな」ですからね。何も言いませんでしたし聞こうとも思わなかったです特に今の時代はこのような指導者は嫌がられて当たり前になってきてますよね。きちんと子どもや選手の意見を聞いて的確なアドバイスを送ってあげて欲しいものです。

 

■『何回言ったら分かるんだ』と言う

 

これは野球少年の頃も社会人の頃もありましたね。その度に思いました「言っている意味が分からない」「わかりやすく教えてくれ」と。中には口で説明するのでなく手振り身振りで説明してくるから余計に分からないですよ。分からないから聞けば「頭が悪い」の一言。こんなこと言われれば落ち込むし「俺はダメなんだって」自己肯定感を下げてしまいます。

 

今は逆の教えている立場なのでよくわかりますが子どもたちが理解していないのは私の伝え方が悪いんだなと本当に実感します。どうやったら伝わるのか?どうやったらできるように教えれるのか?これは常に勉強ですね。選手が伸びないのは自分の伝え方が悪い!そのように自覚して教えましょう。

 

■『だからダメなんだよ』と言う

 

この言葉はきつかったですね。特に監督に言われたら落ち込みまくりでしたね。使ってしまうと選手もそうですが自分自身にも悪影響が出てしまう言葉ですよ。先ほども書きましたが言われたら自己肯定感が下がります。

 

特に子どもの時に監督や親から言われたらその子の今後の人生に大きく影響が出ちゃいますよ。「自分はダメなんだ…」「だから何をやっても上手くいかないんだ…」「どうせ俺なんて…」そんな思考グセがついちゃうと本当にそのような人生を歩んでしまいます。

 

私が考えている指導者とは野球のルールや技術を教えるだけではないと考えています。ましてや甲子園に行かせるとかプロ野球選手に育てるでもないと思っています。関わる子どもたちが社会に出ても好きな野球を続けていける。社会に出てものびのびと楽しい人生を歩める自由に生きていける思考を教えることの方が大切だと思っています。

 

そう考えたときに先ほどのような発言は子どもたちの世界観を狭めてしまう発言になってしまうのです。大人の一言が子どもたちの人生に大きく影響します。それならば子どもたちに発する言葉は楽しい、ワクワクする、やる氣が出るそう言った言葉の方がいいですよね。

 

■無駄な雑談が多すぎる

 

これは賛否両論があると思いますが私は野球をする時間、練習をする時間を奪ってほしくない。そう言った意味で書きました。指導者と選手とのコミュニケーションで昨日のテレビの話や話題の話をするのだろうと思うのですが、私からすれば「そんなくだらないこと話すなら練習させてくれ、野球の話をしてくれ」ずっとそう思っていました。

 

この考え方は今も変わらないのですが、私はやりたいことがたくさんあります。たくさんありすぎて24時間では足りないのです。24時間やりたいことに使いたいのに無意味な電話やメールなど本当に嫌なんです。無駄話も嫌なのです。いわゆる時間泥棒ってやつです。

 

これも人それぞれなので意見が分かれると思います。でも、本当に今、教えている子どもたちがどうやったらもっと打てるようになるか、他の理論は何があるのか。こうやって情報を発信することやYouTubeを撮影すること、野球理論をもっともっと学びたいのです。

 

だから私は現役の頃も今も無駄な雑談は嫌いなのです。何度も言いますが、賛否両論ありますのであくまで私の考え方になります。

 

■ミィーティングが長い

 

これに関しては以前もブログで書きましたので詳しくはこちらのブログを読んでみてください↓↓

→試合後のミーティングについて

 

野球少年の頃の私は「長いな~」としか思っていませんでした。監督、コーチが何か言っても「そんなことわかってるよ」ぐらいのアドバイスしかありません。そして悪いプレーや負け原因を探して名指しで怒ります。

 

子どもからしたら試合で怒られないようにするためにビクビクしながら試合をやっていた記憶があります。私が監督、コーチだったら次の日に個別で呼んでその時に質問しながらアドバイスしますね。まぁ~これは私の個人的な意見ですので取り扱いにはご注意ください。

 

それでは、今回は以上にします。

 

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この記事を書いたのはこんな人


沖増茂伸(おきますしげのぶ)野球専門カウンセラー

◆元社会人野球選手(現役10年)

◆都市対抗野球全国大会優勝

◆東海地区ベストナイン受賞

◆ベーブルース杯大会首位打者

◆東海地区春季大会首位打者

 

子どもの技術向上はもちろん、子どもの上達に悩むお父さん お母さんの悩みを解決しもっと楽に子どもと野球に向き合って欲しいという思いで情報配信しています。

 

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