【応援したくない】 練習がある夜に予定表を閉じたまま考えてる

 

応援しない母親は、失格じゃない

試合が終わって、車に乗った。

エンジンをかけたけど、音楽はつけなかった。

エンジン音だけが聞こえる車内で、ハンドルを握ったまま、何も考えられなくなっていた。

誰かに試合の話を聞かれたら、なんて答えればいいんだろう。

一瞬、黙ってしまった自分が、まだ喉の奥に詰まってる。

「応援しない母親」って、失格なんだろうか。

そう思った夜のことを、今日は書きたいと思う。

こういう夜のために、僕は音声を録っている。

文字じゃなくて、声で聞いてほしい独白がある。

もし今、車の中で一人になっているなら、
もし今、誰にも言えない本音を抱えているなら、

8分だけ、この音声に身を預けてみてほしい。

 

拍手が、できなかった

他の親は、ちゃんと拍手してた。

自然に、すぐに。

僕も、昔は選手として、試合に出ていた。

その頃でさえ、観に来てくれた家族が、ずっと見ていてくれるとは限らなかった。

応援しないといけない、なんてルールはなかった。

体が動かない。

頭では「応援しなきゃ」って思ってるのに、声が出ない。

あれは、サボりじゃなかった。

怠けでもなかった。

ただ、何かが空っぽになってた。

 

誰も決めてない

拍手するのが正しくて、黙るのが間違いなんて、誰も決めてない。

風が吹いて、洗濯物が一枚だけ落ちる。

それに意味なんてない。

ただ、落ちた。

応援できなかった夜も、同じ。

ただ、そうなった。

それを「母親失格」だと決めたのは、誰?

世間?

他の親?

……いや、自分だった。

 

母親の役割を、外していい

ベランダで洗濯物を取り込みながら、予定表を裏返す。

喉の奥が詰まってる。

肩が、内側に入ってる。

今日一日、何を頑張ったんだっけ。

朝ごはん作って、送り出して、迎えに行って、試合見て、また送って、ごはん作って、片付けて。

……で、今。

疲れてる。

確かに疲れてる。

でも、疲れたって言えない。

疲れたって言ったら、「みんな疲れてるよ」って言われそうで。

だから、疲れてないフリをする。

でも、体は正直で、肩が内側に入ってる。

この子のために、頑張らなきゃいけない。

そう思ってた。

でも、誰が決めたんだろう。

私が、全部背負わなきゃいけないって、誰が決めたんだろう。

責任は、私一人のものじゃない。

この子にも、この子の人生がある。

私にも、私の人生がある。

それを忘れてた。

応援しない夜があってもいい。

何者でもない時間に戻ってもいい。

母親の役割を外して、ただ座っていい。

今は、立たなくていい。

 

今夜は、ここまででいい

洗濯物を全部取り込んだはずなのに、一枚だけ、残ってた。

取りに行く気力が、ない。

……いいや、明日でいいや。

そう思ったら、少し、楽になった。

全部やらなくていい。

全部決めなくていい。

今日は、ここまででいい。

リビングに戻って、ソファに座る。

子どもはもう寝てる。

静かな部屋。

時計の音だけが、聞こえる。

応援できなかった自分を、今夜は責めなくていい。

決めなくていい。

そのまま置いて、今日を終えていい。

 

このあと、

言葉にならない感じが残るかもしれません。

それは、片づけなくていいものです。

ページの外にも、静かな余白はあります。

 

 


この記事を書いたのはこんな人 


沖増 茂伸(おきます しげのぶ)|ママの心をほどく専門家

元社会人野球選手として10年間、都市対抗野球全国大会優勝など勝負の世界の最前線に身を置いてきました。

引退後、マンツーマンレッスンや個別相談を通じて多くの親子と向き合う中で気づいたのは、「子どもを支えるママ自身が、誰よりも孤独で、自分を責め続けている」という現実でした。

僕の役割は、野球の技術を教えることではありません。

一人ひとりのママが抱える「誰にも言えない本音」を聴き、頑張りすぎてガチガチになった「心の鎧」をそっと脱がせることです。

選手時代の経験と、これまで伴走してきた親子の皆さんの声から、スポーツキッズママ特有の孤独に、一番近くで寄り添います。

「ママ」を脱いで、一人の女性として、ふぅっと息を吐ける毎日を一緒に作っていきましょう。


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試合のあと、何も決められない夜があってもいい。その沈黙ごと、あなたの一日だった。

ここでは、ひとつだけ。肩の力が抜ける言葉を置いています。

「頑張らなきゃ」で固まった心を、そっと緩める。1人で戦うママへ届ける、お守りのようなメッセージ。

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