こんにちは。野球専門カウンセラーの沖増です。今回は「問題から意識をズラすことで納得いくアイデアやひらめきが出てくる」についてお話ししていきます。音声で聞きたい方は、 コチラのstand.fmのアプリまたはYoutube音声で ぜひお聞きください↓↓
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■問題のことを考えるから何度も問題が現れる
私たちは問題や課題に対して意識を合わせすぎていることがあります。人間と言うのは意識を合わせていることが現実として起こり目の前に現れます。だから問題に意識を合わせているとその問題が何度も何度も目の前に現れてくるんです。
つい最近あった私のバッティングの例でお話をしますと今までの構え方やバッティングフォームでは速いボールに対して振り遅れたり対応がなかなかできない状態が続いていました。そのためにフォームを変えようと考えていました。打てないからフォームを変えるという意識はいいのですが「打てない」「どうしよう」「何とかしないと」「このままじゃダメだ」に意識を合わせた状態で考え続けて解決しようとしているとそこに意識を合わせすぎているので解決しないし同じことを何度も何度も繰り返し解決策が見えてこないんです。
こういう状態で「このフォームにしようかな」「グリップの位置をここにしてみようかな」「足を広げて見ようかな」と考えてもしっくりこないし、明日も明後日もずっと同じように「このフォームにしようかな」「グリップの位置をここにしてみようかな」「足を広げて見ようかな」と考えてしまうので「ここだ」と言うひらめきが出てこないんです。
■問題に意識が向いていることに氣づく
こういう状態の時はいくら考えても何をやっても納得いくようなアイデアやひらめきは出てこないんです。なぜなら問題や課題に意識を合わせすぎているからです。じゃどうすればいいのかと言うと問題や課題から意識をズラしていくんです。意識をズラすから納得いくようなアイデアやひらめきが出てくるんです。
ここで大事になってくるのが「問題に意識を合わせている」ということに気づくことです。私のバッティングフォームの場合だと「打てない、どうしよう、何とかしないと、このままじゃダメだ、ということに意識を合わせているな」ここに氣づく。
他にも人間関係で問題がある場合、「あの人と縁を切りたい」「あの人がいなくなればいいのに」「あの人が変わってくれれば」ということに意識を合わせていることに気づいてみる。「子どもがもっと練習してくれたら」「もっと勉強してくれたら」と言うことに意識を合わせていることに氣づいてみる。
他にも「お金がない」「支払いをどうしよう」「何とかしないと」「どうやってお金を増やそうか」と言うことに意識を合わせていることに氣づいてみる。「私は今、問題に対して意識を合わせすぎていたな、これは勝手に湧き上がる思考なんだな」と氣づくことで問題から意識がズレていくんです。
■意識をズラしたら後は任せる
問題から意識がズレると問題というのはクリアな状態になっています。そのクリアな状態で自分ではどうすることもできないから目に見えない力にお任せするんです。見えない力にゆだねるから自分が納得できるアイデアやひらめきが出てくるんです。
問題に対して意識を合わせているとその問題が解決されずずっと続いていきます。そのときに「あっ今、問題に意識を合わせているな、勝手にそうなっているな」と氣づくと問題から意識がズレていきます。問題から意識がズレたときに目に見えない力にお任せする。そうするとアイデアやひらめきが出てくる。ということなんです。
■意識をどうやってズラす?
だから問題から意識をズラすために何か違うことに意識を向ければいいんです。じゃどこに意識を向ければいいのかと言うと、いつも私がお伝えしている自分が心地いなと思えること、楽しいなと思えること、夢中になれることに意識を向けるんです。
私の場合だとカラオケに行って熱唱することだったり、ジムに行ってひたすら筋肉に意識を向けてトレーニングをするとか、自然の中に行って五感を使って今を感じてみるとか、自分が心地いいなと思えること、夢中になれることをやって意識を今に向けてあげるんです。
意識を今に向けることができると新しいアイデアやひらめきを受け取る状態になれるということなんです。だから今、何かの問題があってその問題を「どうしよう」「何とかしないと」「解決しないと」「このままじゃダメだ」と思っているときは意識が問題に向きすぎている状態になっています。なのでその問題は解決されずずっと続いていきます。
問題に意識が向きすぎているときは意識を問題からズラします。ズラすことによって新しいアイデアだったりひらめきが出てくるんです。だから「何とかしよう」とか「解決しよう」と考えることをまずは手放す。そして考えても答えが出ないし分からないのだからあとは目に見えない力に任せてみる。目に見えない力に任せたら後は自分が心地いいなと思えること、楽しいこと、夢中になれることをやる。
そうすれば自然と「こうしてみよう」「あの人にお願いしてみよう」「これを参考にしてみよう」というアイデアやひらめきが出てきます。アイデアやひらめきが出てくるまでひたすら心地いいなと思えること、楽しいこと、夢中になれることをやってみてください。
■焦れば焦るほどアイデアは出てこない
ちなみに今の私はバッティングフォームに関して納得できるようなアイデアやひらめきは出てきていません。出てきていませんがここで焦れば焦るほどアイデアやひらめきって出てこなくなるんです。焦れば焦るほどバットを振りたくなったりしますが焦ってバットを振っても上手くいかないことを分かっているので焦らず、新しいアイデアやひらめきが出てくるまでひたすら私が心地いいなと思えること、楽しいこと、夢中になれることをやっていくだけなんです。ただ、それだけなんです。
是非、何か問題に出会ったときは意識を問題に向けるのではなく意識を問題からズラして自分が心地いいなと思えること、楽しいなと思えること、夢中になれることをやってみてください。
■まとめ
というわけで今回は「問題から意識をズラすことで納得いくアイデアやひらめきが出てくる」というテーマでお話ししてきました。
今、目の前にある問題に対して「何とかしなきゃ」「どうしよう」「解決しなきゃ」と考え続けてしまいます。考え続けているときと言うのは問題に意識が向きすぎている状態になっています。だから問題が解決されずに同じような問題がずっと続いていきます。
だから意識を問題からズラせばいいんです。意識をズラすために自分が心地いいなと思えること、楽しいなと思えること、夢中になれることをやってみてください。その間は問題のことを考えることを手放し後は目に見えない力にお任せする。そうすると新しいアイデアやひらめきが出てくるものです。
新しいアイデアやひらめきが出てくるまでひたすら自分が心地いいなと思えること、楽しいこと、夢中になれることをやっていくだけなんです。ただ、それだけなんです。それをしていくだけ自分が本当に納得できるようなアイデアやひらめきが出てくるんです。「何とかしなきゃ」「どうしよう」「解決しなきゃ」と思ったときは是非、問題から意識をズラすことをやってみてください。
それでは、今回は以上にします。
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この記事を書いたのはこんな人
沖増茂伸(おきますしげのぶ)野球専門カウンセラー
◆元社会人野球選手(現役10年)
◆都市対抗野球全国大会優勝
◆東海地区ベストナイン受賞
◆ベーブルース杯大会首位打者
◆東海地区春季大会首位打者
子どもの技術向上はもちろん、子どもの上達に悩むお父さん お母さんの悩みを解決しもっと楽に子どもと野球に向き合って欲しいという思いで情報配信しています。
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