こんにちは。
思い込みを変えて子どもと野球に楽に向き合えるメッセージをお伝えしています。
野球専門カウンセラーの沖増茂伸です。
今回は
「何も起こらない幸せに気付こう」
というテーマでお話をしていきます。
何かを手に入れることで幸せになれると多くの人が思い込みそれが手に入らないと不幸だと思い込み悩み苦しんでいます。
しかし目の前の現象に対して捉え方を変えるだけで「幸せ」と思えることができるし「不幸」と思うこともできます。
現象は同じですし変えることはできません。
捉え方を変えるだけで「嬉しい」「楽しい」「ツイている」と思えるようになります。
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私たちは何かが起こったら「幸せ」何かが手に入ったら「幸せ」と思えてしまいます。
反対に何も起こらなかった、何も手に入らなかったら「不幸」と思うこともあります。
しかし本当に何も起こらなかったら不幸なのでしょうか。
何も手に入らなかったら不幸なのでしょうか。
この世の中にすべての人が「幸せ」と思えることはないと思っています。
幸せの定義は人それぞれ違います。
同じ出来事でもある人から見れば幸せだと思えても他の人にとってそれは幸せと思えないこともあります。
「不幸」も同じです。
すべての人が「不幸」と思えることもないと思っています。
誰もが「幸せ」「不幸」と思える現象と言うのは存在しないのではないでしょうか。
例えば今、雨が降っているとします。
この雨が降っている現象に対して私が「今日は試合が中止になって身体をゆっくり休める」と肯定的に捉えたら
雨が降るという現象は私にとって「嬉しい」「ツイている」と言う現象になります。
次に同じように雨が降っています。
この雨が降っている現象に対して私が「バッティングが絶好調でやる気マンマンだったのに中止かよ」と否定的に捉えイライラしたり不平不満を言えば
雨が降るという現象は私にとって「面白くない」「嫌だ」「ツイていない」と言う現象になります。
今度は同じように雨が降っています。
この雨が降っている現象に対して私が何の興味も関心も示さなければ雨が降っているだけの現象です。
「雨が降っているんだ」と思うだけですしもしかしたら私は雨が降っていることにも気づかないかもしれません。
雨が降っているという現象は変わりません。
だけど雨が降っている現象に対して「嬉しい」「ツイている」と思えることできるし
「面白くない」「嫌だ」「ツイていない」と思うこともできる。
さらには無関心でいることもできるのです。
目の前に起こる現象には「幸せ」も「不幸」もありません。
ただあなたが目の前の現象に対して「幸せ」「不幸」と言う捉え方をしているだけです。
捉え方を変えれば今すぐにでも幸せになれるということです。
しかし多くの人は捉え方を変えることはできません。私もすぐには変えることができませんでした。
なぜ変えることができなかったのか
それは最初にも言いましたが何か起こらないと幸せにならない
何かを手に入れないと幸せになれない
人より上に行かなければ幸せになれない
という思い込みがあったからです。
何か起こらないと不幸、何かを手に入れないと不幸、人より上に行けなければ不幸という思い込みがあるからです。
何も起こらない、何も手に入れていない、人より上に行けないというのは
先ほどの雨が降っている現象と同じように捉え方を変えることで「嬉しい」「ツイている」と思えることもできるし
「面白くない」「嫌だ」「ツイていない」と思うこともできる。
さらには無関心でいることもできるのです。
息を何秒も止めると苦しくなります。そのときに空気の存在がありがたいと思えます。
目を閉じて歩くと怖くてなかなか前に進むことができません。この時に目が見えることに感謝することができます。
今日一日、病気や怪我がなく何もなく過ごせたことはありがたいことだし奇跡なのだと思います。
息ができる、目が見える、自分の足で歩ける、身体が動いて普通に生活できることがどれだけ幸せでありがたいことなのか。
また、ボールを投げることができる、バットを振ることができる、走ることができることもとてもありがたく幸せなことです。
そして、見守ってくれる家族や仲間がいてくれることがどれだけ恵まれていることなのか気付くことができます。
必死に頑張ると周りが見えなくなります。
何かを手に入れるために必死に頑張るのではなくすでにたくさん恵まれていることに気付いてください。
すでにたくさんの幸せに囲まれていたということが分かったらありとあらゆることに幸せを感じ感謝することができるのではないでしょうか。
何も起こらないという幸せを感じてみてください。
というわけで今回は「何も起こらない幸せに気付こう」というテーマでお話ししてきました。
何かを手に入れようと必死に頑張れば頑張るほど周りが見えなくなってしまいます。
周りが見えなくなれば今あるものに気付かず「もっと何かを手に入れないと」となってしまいます。
息ができる、目が見える、自分の足で歩ける、身体が動いて普通に生活できることがどれだけ幸せでありがたいことなのかに気付いてください。
その豊かさに気付くことができたら周りにいる人や周りにあるモノ、環境にも感謝できるようになります。
そうすれば周りを見る余裕も出てきてもっと楽しくもっと幸せな人生になると思います。
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それでは、今回は以上にします。
この記事を書いたのはこんな人
沖増茂伸(おきますしげのぶ)
野球専門カウンセラー
◆元社会人野球選手(現役10年)
◆都市対抗野球全国大会優勝
◆東海地区ベストナイン受賞
◆ベーブルース杯大会首位打者
◆東海地区春季大会首位打者
子どもの野球技術向上はもちろん、子どもと親の自己肯定感を上げ、どんな結果になっても「楽しい」「幸せ」と幸福感を味わって欲しいという思いで情報配信しています。
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