センター返しのコツ！なぜセンター返しが基本と言われるのか？ | 名古屋のマンツーマン野球教室「オキシゲの部室」

こんにちは。野球専門カウンセラーの沖増です。今回は「なぜバッティングの基本はセンター返しと言われるのでしょうか」と言う質問にお答えしていきます。

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なぜセンター返しが基本と言われるのか？

【この記事の目次】

なぜセンター返しが基本なのか

来た方向に対して同じ方向に力を加えることで大きな力をモノに伝えることができます。バッティングで言えばピッチャー方向から飛んでくるボールに対してバットの力の方向をピッチャー方向に加える。ボールが来た方向にそのまま打ち返すことによってボールに大きな力を伝えることができ打球速度が速くなります。

ピッチャーと言うのはセンター方向から投げます。ということはセンター方向に打ち返すのが一番力が伝わって打球速度が速くなります。打球速度が速くなるということはヒットになる確率も高くなりますし長打になる確率も高くなります。さらにいうとボールとバットが当たる角度が直角に当たる。

バットとボールが90度で当てることができればさらにボールに対して大きな力を伝えることができます。ボールに対してバットの角度が変わればボールに対して力が逃げていくので打球速度も直角で当たる90度で当たる速度よりも遅くなります。

なのでピッチャー方向から来るボールに対してボールとバットを90度でインパクトをする。そしてピッチャー方向から来たボールをそのままピッチャー方向に打ち返すとボールに大きな力を伝えることができるので打球速度も速くなってヒットや長打になる確率が高くなるということでセンター返しが基本と言われています。

私の実体験

私は社会人野球選手のときはセンターを守っていました。レフトやライトを守ったこともありますがセンター方向の打球は伸びるという体験もしていますし、今でも草野球でセンターを守っていますがやっぱりセンター方向の打球は伸びます。野球場はセンターが一番遠いというのも納得できると思います。

センター返しのコツはノック

そしてセンター返しが基本と言われる理由にノックを考えてみてください。ノックを打つ時はこのように打ちたい方向に身体を向けて打ちます。

例えばサードにノックを打つ時にこの状態からサードに打つのは難しいです。サードに打つ時は身体をサード方向に向けてノックをします。と言うことは身体を正面に向けて打つ方が打ちやすいということになります。そうすると自然とセンターに返す打ち方になります。サードに打つ時も身体をサード方向に向けてセンターに打ち返す。センターに打ち返す方が打ちやすいのでセンター返しが基本と言われる理由です。

センター返しをするときのポイント

ここでセンター返しについてのポイントをお伝えします。これは私も経験しましたが「センター返しをしましょう」と言われるとどのような打球をイメージするでしょうか。またセンター返しと言われるとどのようなバッティングフォームをイメージするでしょうか。結論から言うとセンター返し、センターに打ち返すというよりバックスクリーンを狙った打ち方が私は理想です。

センター返しだとどうしてもピッチャーの足元を狙ってしまいスイングが小さくなります。私はセンター返しをするときピッチャーの足元を狙えと言われたのでスイングが小さくなり上から下に叩きつけるようなスイングをしていました。上から下に叩きつけるようなスイングだとボール対して大きな力を伝えることができません。ボールに大きな力を伝えるためにはボールの軌道に合わせることです。

なのでレベル軌道もしくは少しアッパー軌道にすることで大きな力をボールに伝えることができます。なので基本はセンター返しですがピッチャーの足元に打ち返すセンター返しでもなく、センター前にライナーで打ち返すセンター返しでもなく、バックスクリーンに打ち返すセンター返しを意識してスイングをしてください。

センター返しができるようになる練習方法

ではセンター方向に打ち返す練習方法を2つ紹介します。

①ノック

②インパクトの時のボールとバットの角度

①ノック

1つ目はノックを打ちます。ノックを打つ時もセンターのバックスクリーンを狙って打つイメージでノックを打ちます実際に大きなグラウンドでノックが打てるなら実際に狙ってノックをします。そうでない場合は打球角度を上げることを意識してノックを打ってみてください。ノックの打球が低くならないように打球を上に行くように考えながらノックを打ってみてください。

②インパクトの時のボールとバットの角度

次にスタンド―ティーを使ってボールとバットの角度を確かめる練習です。インパクトの形を作ってボールとバットの角度が直角、90度になるようにします。

インパクトの形ボールとバットの角度を覚えたらテイクバックをして同じようにインパクトの形ボールとバットの角度を90度にしたところで止めます

最初はゆっくりでいいのでインパクトの形、ボールとバットの角度を覚えながら繰り返します。覚えてきたら徐々にスピードを上げていきます。最終的にこの形で打ち返します。打ち返すときも打球が真っ直ぐ飛ぶことを意識して打ちます。真っ直ぐ飛ばないということはボールとバットの角度が直角になっていない証拠です。

まとめ

というわけで今回は「なぜバッティングの基本はセンター返しと言われるのでしょうか」と言う質問に対してお答えしました。ピッチャー方向から来たボールをそのままピッチャー方向に打ち返すと、ボールに大きな力を伝えることができるので打球速度も速くなってヒットや長打になる確率が高くなるということでセンター返しが基本と言われています。

センター返しができるようにノックを打つ練習やボールとバットの角度が90度で打つ練習を繰り返しやってみてください。またセンター返しと言ってピッチャーの足元を狙ったセンター返しではなくバックスクリーンを狙ったセンター返しを意識してみてください。これがセンター返しのコツになります。

それでは、今回は以上にします。

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