バッティングの【引っ掛け】【引っ張り】が多くなる3つの原因をチェック!

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こんにちは。

野球専門カウンセラーの沖増です。

 

今回は「引っ掛け、引っ張りが多くなる3つの原因」につてお伝えします。

 

試合で引っ張った打球のファールが多いまたは、引っ掛けてボテボテのゴロが多いこの原因は3つあります。

 

①グリップを強く握ってしまう。

 

②身体のねじれが無くなる。

 

③前肩が入っていない。

 

この3つになります。

 

多くの選手を見ていてもだいたいこの3つになりますし

 

私が実際に草野球の試合で打席に立っても私の場合は①と②が原因で引っ張った打球のファールが多くなります。

 

ではこの3つの原因について説明していきます。

 

①の原因ですがトップの位置からスイングをし始めるときにグリップを強く握ってしまうのが原因です。

 

バットのヘッドというのはスイングをし始めるとき自分の背中側に自然に倒れてからスイングをする必要があります。

 

ヘッドが自然に倒れるのは腕やグリップを握る力が抜けているから自然に倒れます。

 

スイング中は手首やヒジの関節を柔らかく動かすことによってヘッドが自然に倒れてバットをしならせることができるのですが

 

手のひらを思いっきり握った瞬間に腕全体に力が入ってしまいます。

 

腕に力が入ると手首やヒジの関節を柔らかく使えなくなってしまいます。

 

またグリップを強く握ってしまうとヘッドが倒れず立ったままの状態、もしくはヘッドが外を向いてしまい

 

バットが遠回りをするので引っ掛けや芯で捉えても引っ張った打球のファールにしかならないのです。

 

なのでスイングをし始めるときというのはグリップを強く握らないように軽く握る

 

力を抜いてグリップを握る必要があります。

 

力を抜くと言っても全く力を入れずにバットを握るというわけではありません。

 

握り方はそれぞれありますが基本的には小指と薬指だけでバットを握って後の指は軽く握るようにします。

 

スイングをし始めるとき軽く握ってから身体を回していくとヘッドは自然と倒れます。

 

ヘッドが落ちる幅というのは構え方によって違いますがスイングをし始めるときに強く握らないことを意識してください。

 

強く握ってしまう原因というのは狙ったボールが「来た!」と思ったときについつい力が入ってしまいますし

 

思いっきり振ろう!

 

ホームランを打とう!

 

という考えが強くなるとグリップを無意識で強く握ってしまいますのでそういった考えを極力持たないようにすること。

 

スイングをし始めるときは強く握らないように気を付けてください。

 

②の原因は身体のねじれがなくなることです。

 

いわゆる身体の開きです。

 

スイングをするときまたはインパクトのときというのは後ろの肩が下がって脇腹が縮んで前の脇腹が伸びた状態を作ることで身体のねじれができます。

 

この状態でスイングそしてインパクトをする必要があります。

 

何度もお話ししていますが、肩のラインとベットのラインが平行になっている状態がボールに力を伝えやすくなります。

 

実際にはストライクというのは下にあるのでこのまま身体を前に倒す必要があります。

 

ということはスイングをする時というのは前傾姿勢になります。身体を前に倒したままスイングをしインパクトをする必要があります。

 

前傾姿勢になってこのまま腰を回すと頭の位置は動いてしまいます。

 

トップの位置からそのまま腰や身体を回すと頭が突っ込んでしまいますしそのままスイングをすると身体が開いた状態になります。

 

身体のねじれが無くなり下半身と上半身が一緒に回ってしまうとこのように身体が突っ込んだり身体が開いてしまいます。

 

身体が突っ込んでしまうと引っ掛けが多くなりますし身体が開いてしまうと引っ張った打球のファールが多くなります。

 

後ろの脇腹が縮んで後ろの脇腹が伸びた状態でスイングをする、インパクトをすることが大事になります。

 

トップの位置から後ろの肩を下げるようにして脇腹を縮めます。そうすると前の脇腹が伸びます。

 

このままおへその向きをセカンド方向に向くまで身体を回転させます。

 

ヒジを伸ばしてインパクトの形を作ります。

 

このときに後ろの脇腹が縮んで前の脇腹が伸びた状態

 

そうすると身体がねじれている状態になるので身体の突っ込みや身体の開きを抑えることができます。

 

また、身体が開いてしまう原因もおなじように狙ったボールが「来た!」と思ったとき身体が開いたり

 

思いっきり振ろう!

 

ホームランを打とう!

 

という考えが強くなると身体が早く開いてしまうのでそういった考えを極力持たないようにする意識をしてください。

 

③の原因は前肩が入っていないことです。

 

前肩を入れずテイクバックをすると身体のねじれが作れません、。

 

肩を入れずテイクバックをしてスイングをすると上半身が早く動きます。

 

そうすると身体の開きになるので引っ掛けた打球や引っ張った打球のファールが多くなります。

 

さらに!前肩を入れずにテイクバックをするとバットがこの位置にあります。

 

この位置にあるとスイングをすると上からバットをだすようなスイング軌道になります。

 

そうすると引っ掛けてゴロが多くなりますしヘッドの遠心力を大きく使うことができません。

 

確かに前の肩を入れ過ぎはよくありません!!

 

しかしある程度前の肩を入れないと身体がねじれないので余計に身体が開いてしまいます。

 

前の肩を入れるように身体をねじってテイクバックをします。

 

このときに腕を使ってテイクバックをしたりまたは、グリップを近づけると今度は身体と腕の一体感がなくなるので手打ちになります。

 

軸足の股関節を回す、後ろの腰を後ろに引くようにテイクバックをするとその動きにつられて上半身が動きます。

 

このように股関節、骨盤の動きにつられてテイクバックをします。

 

そうすると上半身が自然に動くので前の肩も自然に入るようになります。

 

というわけで今回は「引っ掛け、引っ張りが多くなる3つの原因」についてお伝えしました。

 

①グリップを強く握ってしまう。

 

②身体のねじれが無くなる。

 

③前肩が入っていない。

 

この3つになります。

 

引っ張った打球のファールが多い、または引っ掛けてボテボテのゴロが多いなと思うときはこの3つのうちのどれかが原因になっている可能性があります。

 

軸足の骨盤、股関節を使って前の肩を入れるようにテイクバックをする。

 

トップの位置からスイングをし始めるときにグリップを強く握らない。

 

トップの位置から後ろ肩を下げて後ろの脇腹を縮めて前の脇腹を伸ばしてスイングそしてインパクトをする。

 

この3つのポイントを確認してみてください。

 

今回の内容をより詳しく動画で観たい方はコチラからどうぞ↓↓

引っかけ!引っ張りが多くなる3つのポイントチェック、修正することでよくなります

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それでは、今回は以上にします。

 


この記事を書いたのはこんな人


沖増茂伸(おきますしげのぶ)野球専門カウンセラー

◆元社会人野球選手(現役10年)

◆都市対抗野球全国大会優勝

◆東海地区ベストナイン受賞

◆ベーブルース杯大会首位打者

◆東海地区春季大会首位打者

 

子どもの技術向上はもちろん、子どもの上達に悩むお父さん、お母さんの悩みを解決しもっと楽に子どもと野球に向き合って欲しいという思いで情報配信しています。

 

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