こんにちは。
野球カウンセラーの沖増です。
先日のラジオ配信で話した内容をブログに書きました。
音声で聞きたい方は、コチラのstand.fmのアプリでぜひお聞きください↓↓
今回は「善い行いも偏りすぎると悪になる」というテーマでお話をしていきます。
今の自分を変えるために行動をすることはとても素晴らしいことですなのですがやり過ぎはよくありません。
例えば自分の身体を鍛えるためにウエイトトレーニングを行いますが毎日自分の限界を超えるようなトレーニングを行っても筋肉はつきません。
適度な休息日が必要になります。
また、筋肉をつけるためにタンパク質が必要ですが、だからと言ってタンパク質だけ摂っても筋肉は大きくなりません。
効率よく筋肉を大きくするためにはタンパク質のほかに炭水化物やミネラル、ビタミンなども摂ることが必要になってきます。
このように筋肉を大きくするためには休息日と栄養のバランスを取ることが筋肉を大きくするためには必要になります。
トレーニングを毎日する、タンパク質だけを摂るというように偏ってしまうとバランスが崩れて身体を壊してしまいます。
なにごともやり過ぎは良くなくバランスを取ることが大事になります。
これは身体を鍛えることだけでなく普段の生活や行動、頭の中の思考も同じように偏り過ぎないようにバランスを取ることが大事だと言えます。
例えば指導者というのは
「自分の理論が正しい」
「自分の教えこそが絶対だ」
と言って他の理論や指導者を批判したり叩いたりします。
でもこういった「批判」の考えが進んでくると必ず争いになります。
指導者になるような人も最初は
「子どもたちを救ってあげたい」
「野球界を変えたい」
という思いで野球のことを勉強し、その学びと経験を伝えていきたい広めていきたいと思って指導を始めたのだと思います。
「子どもたちのため」
「野球界のため」
という善い願いを持っていたと思います。
ただ「子どものため」「野球界のため」という善い行動、善い思いがあまりにも行き過ぎると今度は
「自分の考えが正しい」
「自分の理論が正しい」
という「エゴ」に変わってしまいます。
これも「やり過ぎ」の結果です。こういったことは普段の生活の中でも起きてきます。
実際に私も最初は「子どもたちのため」という思いで指導者になりましたが
当時は社会人野球を経験してきた知識さらに技術的なことメンタル的なことを学び始めた頃は
「この理論はスゴイ」
「この考えは他にはない」
というようなすべてを知ったかのような気持ちになっていました。
そんな気持ちになっていた私はどのような考え方になっていたかというと
私から見て「正しくない理論」「違う価値観」の人を無理やり私と同じ理論、価値観にしようとしてしまったのです。
「その理論は間違っている」
「その価値観ではダメだ」
と批判もするようになりました。
私のこのような過去の行動というのは「私のエゴ」だったんです。
本当に「子どもたちのため」「野球界のため」というのであれば
お互いを認め合いそして協力していくことが「子どもたちのため」「野球界のため」になると思うのですが
「自分が正しい」
「相手は間違っている」
という反対のことをしてしまったのです。
幸い私はすぐに自分の考え方が間違っているということに気付くことができたので「子どもたちのため」「野球界のため」というのであれば
相手のことを受け入れ、認めるという考えを持つことができました。
とは言えたまに「エゴ」の気持ちが出てきますがそれを外に出さないように自分の中で受け入れるようにしています。
私は普段からこのような音声や動画などで私の考え方、理論、価値観などをお伝えしていますが
実際に私が行って上手くいった方法、楽しく生きられるようになった考え方なので
他の人にも試してもらって上手くなってほしい、楽しく楽に生きられるようになってほしいという思いでお伝えはしていますが
この方法、この考え方を強制しているわけではなく
「なんか面白そう」
「やってみようかな」
と思ってくれる人だけが取り入れてくれればいいかなと思っています。
私は実際に行動して経験したことしかお伝えすることしかできません。
お伝えしていることは私が実際に行動して
「打てるようになった」
「速く走れるようになった」
「自由に生きられるようになった」
「楽に生きられるようになった」
という経験談を話しているので「それは違う」と思ってくれてもいいですし、信じたくない人は信じてくれなくても構いません。
でも人間というのは未熟な生き物なのでときに善かれと思って行動したことが、自分のエゴを押し付けてしまうこともあります。
「子どもたちのため」
「野球界のため」
「あなたのため」
「これからのため」
という思いが強くなればなるほど「エゴ」が出てきてしまいます。
善い考え、善い行いが偏り過ぎることによってそれがときに悪い考え、悪い行いになってしまうこともたくさんあります。
なので最初にもお話したように何事もバランスを取ることが大事になるのです。
「自分の考えが絶対に正しい」
「相手の考えが絶対に正しい」
という考えに偏るのではなくちょうどいい真ん中の状態を目指した方がいいと思っています。
自分の考えも正しいけど、相手の考えも受け止め認めてバランスを取る。
「この人の言っていることにイラっとする」
「この人の理論は間違っている」
という感情が出てきたとき、それは自分の中でバランスが崩れ「自分が正しい」という考えに偏り過ぎている証拠です。
そんなときは相手の価値観や理論を受け止め認めてあげることでバランスがとれ相手を批判したり争うことがなくなります。
本当に「相手のため」「子どもたちのため」と思うのであればどちらかに偏るのではなくバランスが取れる真ん中を目指してみてください。
というわけで今回は「善い行いも偏りすぎると悪になる」というテーマでお話させていただきました。
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それでは、今回は以上にします。
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