こんにちは。
野球カウンセラーの沖増です。
先日の
ラジオ配信で話した内容を
ブログに書きました。
音声で聞きたい方は、
コチラのstand.fmのアプリで
ぜひお聞きください↓↓
【怖い!】
と思ったら逃げても全然いい!
逃げて横から眺めると
怖さがなくなる
少しでも怖い!
ビビる!
勇気が出ない!!
と思ったら
立ち向かおうとせずに
逃げてください。
恐怖心を持ったまま
真正面から
立ち向かっても、
自分の身体と心が
傷ついてしまいます。
真正面から立ち向かって
いこうとするのではなく
逃げて、
横からその出来事を見れば
恐怖心の正体が
分かってきます。
よく、
自分の苦手なことや
できないことを
克服するために
逃げるな!
立ち向かっていけ!!
と言われます。
私もよく
言われてきました。
私は
野球関係の仕事をする前は
営業の仕事を8年していました。
営業の仕事で
何が一番嫌だったか
と言うと、
テレアポと
飛び込み営業です。
テレアポとは
電話を家や会社にかけて
営業電話をします。
飛び込み営業も
家や会社に行って
営業をします。
事前に連絡していかないので、
急に勧誘電話や
勧誘が始まるので
相手からしたら
すごく嫌な電話や
訪問になります。
ほとんど嫌な顔をされたり、
無視されたり、
時には怒られたりもしました。
断られることが嫌な私には
できない仕事でした。
そんな私に上司は
ビビるな!!
何度も立ち向かえ!!
と言い
何度もやれば慣れるから
恐怖心はなくなる!
と言われて
8年もやってきましたが
全く慣れませんでした。
やればやるほど
自分自身が傷ついて
自己肯定感が
下がってしまいます。
また
野球に関して言えば、
内野で正面のゴロを
捕るのが怖いことがあります。
怖くてうまく取れない、
身体が逃げてしまう、
1歩前に出ることが
できないことがあります。
怖がっている選手に
監督やコーチは
先ほどの
私の上司のように
ビビるな!
.前に出ろ!
正面で取れ!
と言います。
私も経験ありますが、
そういわれて
ビビりながら打球を
正面で捕ろう、
1歩前に出て捕ろう
とすると
身体に当たって
痛い目を見ます。
そうなるとますます
恐怖心が増して
余計に捕れなくなります。
同じように
慣れればいいとか、
練習を繰り返せばいい
という問題ではありません。
まず必要なことは
ビビる、怖い
と感じる原因を
見つける必要があります。
原因を見つけずに
慣れるために
1日100件の
飛び込み営業をやっても、
1日100本ノックを受けても
恐怖心はなくなりません。
例え一時的に
恐怖心がなくなったとしても、
痛い目に合うと
また恐怖心が出てきて
同じように
恐怖心で前に進むことが
できなくなります。
しっかりと自分が
何に
怖さを感じているのか?
なぜビビっているのか?
そういったことを
深く深く
落とし込んでいかないと
恐怖心の正体は
わかりませんし、
出てきたときに
対処できなくなります。
そのために原因を
探す必要があるのですが、
そこで大事になるのが
「逃げること」です。
「逃げること」で自分のこと、
自分の感情を広く
観ることができますし、
その出来事に対して
流れが見えてきます。
自分の感情、
出来事の流れを
把握することで
なるほど!
こうすればいいのか
と分かってきます。
ノックで
正面の打球が怖くて
正面で捕れない、
1歩前に出ることが
できない子どもがいます。
そんなとき私は
どんなアドバイスを
するのかと言うと、
正面に飛んできて「怖い」
と思ったら
捕らなくていいから
横に逃げていいよ
と言います。
実際に正面に打って
「怖い」と感じたら
子どもは逃げます。
まずはそれで充分です。
ノックで捕れる打球は捕る。
怖いと思った打球は
横に逃げる。
これを繰り返します。
これを繰り返して
今度は横に逃げたときに
「横でボールだけを見る」
ことを言います。
横に逃げているので
目でボールを追うだけは
できるようになります。
これを
何度も何度も繰り返します。
そして
横に逃げて目だけで
追えるようになると
今度は
横に逃げて
捕れそうだと思ったら
横に向いたまま
捕っていいよ
と伝えます。
そうすると
捕れる打球は捕ります。
これを繰り返せば
正面でも取れるようになります。
なぜ
捕れるようになったのか
と言うと、
怖いから横に逃げて
横から打球を見るようにすると、
打球がどのように
転がっているのか
分かるようになります。
逆に言うと
打球がどうやってくるか
わからないから怖いのです。
打球がどのように
転がっているのかが
分かってくれば、
どこで捕れば
捕りやすいのかも
分かってきます。
ボールがどのように
転がってくるのか、
これが分かるから
捕りやすくなるのです。
野球経験者なら
わかると思いますが、
外野の正面に飛んできた
フライに対して
前なのか後ろなのか
わからないことが
多くあります。
これは慣れもありますが、
こういった場合も横から
打球を見る練習をします。
そうすると
この打球だとあの辺りに
ボールが落ちる、
打球がこの高さだと
この辺に落ちる
ということを
外から見ることで
分かりやすくなるのです。
営業をやっていた頃の
私のように、
ガムシャラに
真正面から立ち向かっても
なぜ、怖いのか、
何が嫌なのか、
どういう流れに
なっているのか、
こういったことを
理解していないと
成長にはなりませんし、
むしろ自分の
身体と心が傷ついてしまって
立ち向かうどころか、
立ち直れなくなります。
まずは自分が怖い、
ビビっていることの
本当の理由を探してみましょう。
自分がやっている
全体の流れ、行動を
第三者の立場で見たり
考えたりしてみてください。
人と言うのは
当事者より第三者になった方が
いいアドバイスをしてくれます。
それは心に余裕があり
全体的な流れが
分かるからです。
ノックを正面で捕る
練習だけでなく
横から打球見る、
横で打球を捕る練習も
取り入れてみてください。
私も毎日、
自分の野球理論に
磨きをかけるために
研究と練習しています。
そして
自分の人生と向き合い、
見つめなおし
勉強と実践をしていますので
参考として
私のYouTubeやTwitterなどを
見ていただけたらと思います。
それでは、今回は以上にします。
SNS情報配信一覧↓↓
サービスメニュー↓↓