【元アスリートが教える】子どもの「苦手」は無理に克服させなくてもいい!心が折れる前に知っておきたい2つの判断基準

スポーツを頑張るお子さんを持つママの皆さん、こんな悩みはありませんか?

「うちの子、苦手なプレーがあるけど、無理にでも克服させるべき?」
「練習で泣いて帰ってくる子どもを見ていると、このまま続けさせていいのか迷ってしまう…」

私は元社会人野球選手として、そして現在多くのスポーツキッズをサポートする立場として、この悩みについて明確にお答えします。

 

結論:苦手なことは無理に克服する必要はありません

最初に結論から申し上げると、苦手なことは無理に克服する必要はないと考えています。むしろ、苦手なことや苦しいことから「逃げる」ことも時には必要な選択肢だと思っています。実際に私自身も、逃げることで自分を守ってきました。

なぜなら、逃げずに無理をして苦手なことや苦しいことに立ち向かおうとすると、お子さんが肉体的にも精神的にも追い込まれてしまうからです。

 

私の野球少年時代の苦い経験

私が野球少年だった頃は、「苦手なことは克服し、苦しいことからは逃げるな」と教わってきました。それが野球選手として、そして人間として成長できるという考え方でした。

確かに、苦手なことを克服することで成長できますし、新たな才能が開花することもあります。

しかし、無理に苦手なことや苦しいことに向かっていくと心が折れてしまいます。なぜなら苦手なことだから「できない」ことばかりになってしまうからです。

特にお子さんの場合、幼い頃から「できない」ということを自分の中で植え付けてしまうと、「自分はダメな人間なんだ」「自分は他の人より能力がないんだ」と自分を否定的に考えてしまいがちです。

私は「苦手なこと、苦しいことに立ち向かっていけ」と言われて野球を続けてきました。内心ビビりながら「本当は立ち向かいたくない」と思いながらも、強制的に苦手なことを克服し、苦しいことに立ち向かわされていました。

当然、苦手なことだから「できないこと」だらけで、できないことが毎日続きます。今考えるとよくそれで野球を辞めなかったなと思います。その結果、私の中には「できない自分」「能力がない自分」と自分を否定的に考えてしまうもう一人の自分が生まれました。

自分のことを否定的に考えてしまうと、何もかも上手くいきません。そんな人間になるぐらいなら、苦手なことや苦しいことから逃げ出した方がマシです。だから私は、自分を追い込んでしまうぐらいなら逃げるのです。

 

でも、すべてから逃げているわけではありません

「じゃあ、いつも逃げているのか」というと、そういうわけでもありません。私は今でももっと野球が上手くなりたいし、成長したいと思っています。もちろん人生も楽しみたいと思っています。

そのためには、苦手なことを克服することで成長しますし、新たな才能が開花されることもあります。だから逃げずに苦手なことを克服することもあります。

 

お子さんが苦手なことを克服すべき2つの判断基準

では、どんな時にお子さんの苦手なことから逃げずに克服を目指すべきなのでしょうか。私は2つのパターンがあると考えています。

 

1. お子さん自身がワクワクしているか

苦手なことを克服したい、これが克服できたらワクワクする、成長したいと前向きになれた時は、苦手なことを克服するために行動することをおすすめします。

例えば私は釣りが大好きなのですが、釣りをする時に仕掛けを糸で結んだり、糸と糸を結ぶ作業があります。私は不器用だし細かい作業は苦手なのですが、結び方を覚えれば好きな釣りができますし、オリジナルの仕掛けを作ったり、大物が狙える仕掛けを作ることができるのでワクワクします。

だから苦手なことを克服するためにワクワクしながら、結び方を覚えたり、何回も結び方を練習します。

お子さんが「これができるようになったら嬉しい!」「もっと上手くなりたい!」と目を輝かせている時は、サポートしてあげてください。

 

2. 何度も同じ課題が現れる時(スポーツの神様からのお告げ)

本当に自分自身で克服しないといけない苦手なことや課題というのは、逃げても逃げても何回も何回も同じ場面だったり、いつも同じ課題というものが出てきます。そういった時は「スポーツの神様からのお告げ」なのです。

スポーツの神様から「この苦手なことを克服することができたら大きな成長や新たな才能開花につながりますよ」というサインなのです。そういう時は苦手を克服する価値があります。

 

私の実体験:変化球克服で大きな成長を遂げた話

私の社会人野球選手の頃の経験をお話しします。

ピッチャーの速い球は得意でしたが、キレのある変化球に全く対応できませんでした。得意な真っすぐだけ狙って打っていたのですが、決まってアウトになるのは変化球です。当然相手にもばれているので変化球で打ち取られることが続きます。毎回同じ課題が出てきます。

毎回同じ課題が出るということは、スポーツの神様からのお告げです。「キレのある変化球を打てるように克服したらもっと打てるようになるから克服してみなさい」というお告げなのです。

最初は苦手なことから逃げていましたが、こうも何回も同じ課題が出てくるということは、これはスポーツの神様からのお告げと気づき、克服するために研究したり、練習に取り組みました。

その結果、バッティングスタイルを大きく変えることで、大会で首位打者を取ることができましたし、ベストナインにも選ばれるぐらい、本当に大きく成長することができました。

 

ママができるサポートのポイント

苦手なことを克服することで大きな成長につながりますし、行動したことによって苦手だと思っていたことが実は得意なことだったということに気が付いたり、お子さんの新たな能力が開花されることがあります。お子さんが以下の状態の時は、ぜひ克服にチャレンジするようサポートしてあげてください:

– 克服することにワクワクしている
– やってみたいと言っている
– 成長したいと前向きに話している
– 何回も同じ課題が出てくる

大切なのは、お子さんの心の状態を見極めることです。無理強いではなく、お子さん自身の気持ちを大切にしながら、適切なタイミングでサポートしてあげることが、真の成長につながるのです。

 

お子さんのスポーツでの悩みや成長について、もっと具体的にお話ししませんか?

「うちの子の場合はどうすればいいの?」
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この記事を書いたのはこんな人


沖増茂伸(おきますしげのぶ):ママの不安に寄り添う心のサポーター

 

元社会人野球選手として10年間現役を続け、都市対抗野球全国大会優勝などの経験を積みました。現在は「頑張るスポーツキッズを支えるママ」の立場に立って、皆さんの心に寄り添いたいと思っています。子どもの成長への不安、チーム内での人間関係、他の保護者との付き合い方など、スポーツキッズママならではの悩みに、選手時代の経験を通じて寄り添います。

 

一緒に、お子さんの成長を見守りながら、ママ自身も笑顔でいられる毎日を作っていきましょう!

 


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