こんにちは。
野球カウンセラーの沖増です。
先日のラジオ配信で話した内容を
ブログに書きました。
「他人と張り合おうとすると苦しみが生まれる」
ライバルがホームランを打った、
ライバルが3安打した、
ライバルがサヨナラヒットを打った。
ライバルが活躍すると
悔しさでいっぱいになります。
他人と張り合おうとすると、
時にはいい結果が出ますが
時間が経てばまた、
苦しみが生まれます。
「他人に負けない」
ではなく
「過去の自分に負けない」
他人を見るのでなく
自分を見る習慣をつけましょう。
確かにライバルや他人が
自分よりもいい成績を
出していたり、
評価が良かったり、
自分より上手く
いっているのを見ると
「嫉妬」はします。
私は完璧な人間ではないので
嫉妬もしたりします。
なんであいつは上手くいって
俺は上手くいかないんだ!!
俺の方が
こんなに努力しているのに
と、ついつい思ってしまいます。
でも他人の結果ばかり
見てきたら疲れますし、
自分の人生の時間が
他人時間で奪われてしまいます。
社会人野球では
もちろん結果が全て、
数字で評価される世界です。
そんな世界で10年いました。
引退後も結果が全て、
数字で評価される
完全歩合制の営業に
約8年いました。
大きな数字を出した人間が偉い、
大きな数字を出した人間が
評価されて当たり前の世界でした。
そんな世界にいたら
「嫉妬」なんて毎日していました。
他の人に負けたくない、
他の人よりいい数字を出す。
そんな気持ちで
毎日過ごしていました。
そう言う気持ちも時には、
やる気や行動力が出てくるので
いいかもしれませんが、
やはり長続きはしませんし、
苦しくなるばかりです。
毎日毎日、苦しいことを
やっていたら人間、
つぶれてしまいますし、
何のために
仕事をしているのか、
何のために
生きているのか
分からなくなります。
野球をやっている
理由は何でしょうか?
誰かに勝つためでしょうか?
甲子園に行くためでしょうか?
私が野球をやってきた
理由は2つありました。
1つは、
バットの芯に
ボールが当たったときの感触、
グローブの芯で
ボールを捕ったときの感触、
狙ったところにボールを
投げられた時の感触が好きで、
それを味わいたくて
野球を続けてきました。
2つ目は
できなかったことが
できるようになる、
自分が成長することが
楽しくて野球を続けてきました。
勝つことや、甲子園に行くことは
後から追加されたオプションです。
私の根本的な理由はこの2つです。
この2つは
引退した今でも変わりません。
今でもバットの芯に
当たったときの感触を
味わうのが好きですし、
同じようにグローブの芯で
ボールを捕ることが楽しみです。
そして今でも自分が
成長することが楽しみなので
練習や勉強を継続しています。
このように、
なぜ自分が野球をやっているのか?
本音の部分を深堀していくと、
理由が出てくるはずです。
多くの人は「野球が楽しい」
という本音があるはずです。
楽しいから野球を始め、
楽しいから続けているのだと思います。
そうだとしたら、
他人の目、
他人の結果、
他人の努力、
そういったことに
目を向けて野球をやっていたら、
自分の野球人生は
「他人時間」に奪われ、
楽しさよりも
「嫉妬」や「苦しみ」の時間が
増えてしまいます。
他人を見るのでなく
もっと自分を見てあげましょう。
他人に負けないのでなく、
過去の自分に負けない。
できなかったことが
できるようになった自分を
褒める習慣ができれば、
野球人生はもっと楽しく、
もっと上手くなっていきます。
野球を続ける理由、
野球が楽しい理由が
試合で勝つ、
ヒットを打つ、
全国大会に出る
といような理由でなく、
もっともっとあなたの
深~い深~い所まで深堀していくと
だから私は野球が好きなんだ
だから私は
野球が楽しいと思えるんだ
と言うことを発見できます。
発見することができれば
少々ヒットが打てなくても、
試合で勝てなくても
苦しむこともなくなりますし、
他人がどんな結果になろうとも
嫉妬することもなくなってきます。
ぜひ一度、
自分が野球をやっている理由を
深堀してみてください。
私も毎日、
自分の野球理論に磨きをかけるために
研究と練習しています。
そして
自分の人生と向き合い、見つめなおし
勉強と実践をしていますので参考として
私のYouTubeやTwitterなどを
見ていただけたらと思います。
それでは、今回は以上にします。
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