雨の中での試合や練習をする2つの危険性

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こんにちは。野球専門カウンセラーの沖増茂伸です。今回は「雨の中での試合や練習をする2つの危険性」というテーマでお話をしていきます。

■雨の中での試合や練習はデメリットが多い

 

先週の日曜日は雨のため草野球が中止になりました。朝から結構降っていたし1日雨が降る予報だったので中止は当然だろうなと言う思いでした。しかし、この土砂降りの中、試合をしている草野球チームや少年野球チームがあることをSNSなどで知りとても驚きました。なぜ、この雨の中で試合や練習をやるのか?試合や練習をやるメリットはあるのか?

 

本当に不思議でなりません。雨の中での試合や練習にはデメリットだらけです。雨の中で試合や練習をしている子どもたち、お父さんお母さんたちは雨に濡れて風邪を引いてしまいます。風邪を引いたら次の日からの学校や仕事などに影響が出てしまいます。そんなことをしてまで雨の中で試合や練習をする意味はあるのでしょうか?

 

■一番のデメリットは大怪我

 

そして私が雨の中での試合や練習が一番嫌いな理由は何と言っても怪我です。

 

雨の中で試合や練習をするとどうしても集中力が途切れます。集中しようと思っても降り注ぐ雨に氣を取られますしグラウンド状態も悪いとそちらに氣を取られてしまいます。集中力が切れた中で試合や練習をすると本当に怪我をしてしまいます。

 

実際に私も小学生から社会人まで野球をやってきた中で雨に日に怪我をする選手は多くいます。集中力が切れた瞬間や集中力が切れなくても突発的に起こります。

 

バッターがスイングした時に雨でバットが滑り飛んでいったバットが選手にあたり大ケガをしたり、雨でボールが滑りデットボールや送球ミスで選手にあたり怪我をしたり、スライディングをして滑りすぎて勢いがつきすぎてベースで骨折するなどいろいろなケースでの怪我を見てきました。

 

私自身、雨の日の怪我は幸いありませんでしたが、私は雨の日は集中力が切れたりするのでバッティングフォームなど崩してしまうことが多かったです。打席での立ち位置や感覚を大事にしていたので雨でグラウンド状態が悪いときはその感覚がつかめないし、下半身を使ったバッティングできなくなります。

 

そのためフォームを崩したり、調子を下げてしまう原因になったのです。こう考えるとメリットは本当に無いと思います。プロ野球や社会人野球は大会などの日程が決まっていますし、それが仕事ですから少々の雨でも決行しなければいけない試合もありますが、仕事でもない、好きでやっている野球で怪我をするリスクを背負ってまで試合をする必要性はあるのでしょうか?

 

■雨の日はゆっくり過ごす時間に当てる

 

私は無いと思います。それでなくても子どもたちは毎週、土曜日、日曜日は練習や試合で潰れてしまうのですから、雨が降った時ぐらい土曜日や日曜日を友達と遊ぶ時間に使ったり、ゆっくりする時間に使ったりするために時間をあげてください。そしてお父さんお母さんにもゆっくり過ごす時間をあげてください。

 

これからの季節は梅雨の時期に入ってきます。この雨の季節にどのように試合をするのか?雨の日を待ち望んでる子どもやお父さんお母さんもいるはずです。そう言ったことを考えながら試合を決めてみたはいかがでしょうか?

 

それでは、今回は以上にします。

 

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この記事を書いたのはこんな人


沖増茂伸(おきますしげのぶ)野球専門カウンセラー

◆元社会人野球選手(現役10年)

◆都市対抗野球全国大会優勝

◆東海地区ベストナイン受賞

◆ベーブルース杯大会首位打者

◆東海地区春季大会首位打者

 

子どもの技術向上はもちろん、子どもの上達に悩むお父さん お母さんの悩みを解決しもっと楽に子どもと野球に向き合って欲しいという思いで情報配信しています。

 

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