こんにちは。野球専門カウンセラーの沖増です。今回は「歩き方と正しい姿勢」についてお話ししていきます。
一流と呼ばれている選手は歩き方がカッコいいし雰囲気があります。私が一流は歩き方で分かると感じるようになったのは足を速くしようと勉強をしていた時です。速く走るためにはまず姿勢がとても大切になってきます。正しい姿勢で立ち、正しい姿勢で歩くことができて初めて速く走れるのです。
速く走れるための姿勢や歩き方を勉強していると一流と呼ばれている選手はみんないい姿勢で立っているし、正しい姿勢で歩いているし、歩き方がカッコいいのです。皆さんが一流だと思う選手を思い浮かべてみてください。一流と呼ばれている選手の歩き方はカッコいいですよね。
皆さんの思いつく選手で言えばイチロー選手ですよね?イチロー選手の歩き方を見てください。リズミカルでかっこよくてそれだけで魅力的ですよね。かっこよく歩けているのは身体のバランスがとても優れている証拠なのです。
カッコいい歩き方ができれば自然と身体のバランスが良くなり怪我をすることも少なくなりますし、打撃や投球、守備においても安定した身体が作れます。逆に体格的には恵まれているのに歩く姿が不格好な選手はすぐに身体を怪我してしまいます。さらに身体のバランスが悪いので怪我を繰り返してしまいます。
極端なガニ股だったり腰が左右に揺れて歩いている選手はご注意ください。怪我をするリスクが非常に高くなります。
このことを知ってからとにかく正しい歩き方をまずは身に付けようと立つ姿勢、歩く姿勢を徹底的に練習しました。他の選手やコーチからは何をやっているのだろうと思われたくなかったので、誰もいなくなった時間帯や人が来ない場所で練習していました。
正しい歩き方を身に付けたらそこから速く走るための段階に入るのです。正しい歩き方をしていなかったら決して速くは走れません。走れたとしても長続きはしません。
では、正しい姿勢で立って正しい姿勢で歩くってどうすれば?って思われますよね。私がやっていた練習方法の一部分をご紹介します。
いつも言っていますがやり方や方法なんて言うのは何通りもあって、どれが自分に合っているのかわかりません。実際に私も何通りもの歩き方や走り方を試してきました。その中で自分に合い、結果が出る方法を見つけていけばいいのです。ですので私の紹介する方法はアドバイスの一つだと思って読んでください。
まず、正しい姿勢と言うのは身体を骨でしっかり支えている状態です。なのでポイントは骨です。ここで注意です。「正しい姿勢」と聞くとどうしてもまっすぐにしようと考えてしまいます。まっすぐにしようと考えてしまうので胸を張って身体が反りすぎた状態になるのです。昔ながらの「気をつけ」の姿勢は要注意です。
これでは逆に腰を痛めてしまいますので気をつけてください。
では正しい姿勢の話に戻します。身体を横から見たときに、耳たぶ、肩、胸の中心、足の付け根、ひざ、くるぶしがまっすぐになっていればが身体を骨でしっかり支えている状態なのです。これが正しい姿勢になります。
この状態がしっかりできているかチェックしてください。相手がいる場合はお互いに見合って確認することができます。一人でチェックする場合は壁に頭、肩、背中、お尻、かかとを付けて立ちます。その時に自分の腰と壁の隙間がどのくらい空いているのか確認します。
腰と壁の隙間が片手を入れて片手だけでおさまればいい姿勢になっています。逆に手の平が2枚以上入るようだと腰を反りすぎて悪い姿勢になっています。手の平が入らない場合は、背中が丸まり、こちらも悪い姿勢になっています。
これを改善しようとするには骨盤の動きや位置を修正する必要があるのですが、それこそここで話をするととんでもなく長くなりますし複雑になってきますのでもし興味がある方や話が聞きたい方はご質問をしてきてください。
と言うことで、歩き方までお話ししようと思ったのですが思った以上に長くなってしまったので歩き方については次回にお話ししようと思います。正しい姿勢で立っているだけで一流選手に思われるのだったら、やらない理由はありませんよね。
しかも野球に限らず、一目置かれる人間になれますよ。
それでは、今回は以上にします。
どうやって正しい姿勢で走るのかと悩みの方【先着10名限定】で無料で個別相談させていただきます。野球に対するお悩み、子どもの上達でお悩みの方は是非、お問い合わせください。
この記事を書いたのはこんな人
沖増茂伸(おきますしげのぶ)野球専門カウンセラー
◆元社会人野球選手(現役10年)
◆都市対抗野球全国大会優勝
◆東海地区ベストナイン受賞
◆ベーブルース杯大会首位打者
◆東海地区春季大会首位打者
子どもの技術向上はもちろん、子どもの上達に悩むお父さん お母さんの悩みを解決しもっと楽に子どもと野球に向き合って欲しいという思いで情報配信しています。
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