【もう悩まない】子どもが試合のミスを引きずる…3つの声かけで切り替え上手に変わる接し方

「また引きずってる…」

試合中、ミスをした後から明らかに動きが固くなっていく我が子。隣で見ている他の子はケロッと切り替えて次のプレーに集中しているのに、なんでうちの子だけ…。

そんな風に感じて、試合後の車の中で「もっと切り替えなきゃダメでしょ」と言いたくなる気持ち、すごくよくわかります。

でも、その言葉を飲み込んで、ため息だけついて帰路につく。そんな日々を過ごしていませんか?

応援したい気持ちと、もどかしさ。「私の接し方が悪いのかな」と自分を責めてしまうママの声を、これまでたくさん聞いてきました。

 

今日はこんなお悩みが届きました

「試合でミスをするとそのミスをずっと引きずってしまい、思うような結果が出ません。ミスをしてもすぐに切り替えられる子どももいる中で、自分の子どもはどうも切り替えが苦手です。親としてどのような接し方をすれば切り替えが早くなるのでしょうか」

この質問、多くのスポーツキッズママが心の中で叫んでいる悩みそのものだと思います。

 

切り替えが遅い本当の理由

野球レッスンで数え切れないほどの子どもたちと関わってきて気づいたことがあります。

切り替えが遅い子どもは、決して「メンタルが弱い」わけではありません。実は、とても真面目で、一生懸命だからこそ引きずってしまうんです。

そしてもう一つ。

多くの子どもたちは「ミスは悪いこと」という思い込みを持っています。この思い込みがある限り、ミスをした瞬間に自分を責め、その感情から抜け出せなくなってしまうのです。

 

心が軽くなる3つの接し方

私がおすすめしたいのは、次の3つの視点です。

 

1. 「ミスは悪いことだ」という思い込みを一緒に手放す

多くの子どもたちは、知らず知らずのうちに「完璧でなければいけない」「ミスをしてはいけない」と思い込んでいます。

でも考えてみてください。プロ野球選手でさえ、3割打てれば一流です。つまり7割は失敗しているんです。

ここで大切なのは、ママ自身が「ミスは成長のチャンス」という視点を持つこと。

例えば、試合後にこんな声かけはいかがでしょうか。

「今日のミス、お母さんにも見えたよ。あれがあったから、次は何を練習すればいいかわかったね」

「ミスしたからこそ、次はもっと上手になれるんだよね」

ポイントは、ミスを「悪いもの」として扱わず、「必要な経験」として伝えること。ママがこの視点を持つと、子どもも自然と「ミスをしてもいいんだ」と感じられるようになります。

そして何より、ママ自身も「完璧な応援をしなきゃ」というプレッシャーから解放されます。

 

2. 起こった出来事に良い悪いのジャッジをしない

私たちはつい、出来事に対して評価をしてしまいます。

「今日の試合は最悪だった」
「あのミスのせいで負けた」
「もっと集中していれば防げたはず」

でもこの「評価」が、実は子どもの心を重くしているんです。

ジャッジをしないというのは、起こったことをただ「そういうことがあった」と見ること。

例えば、
「3回にエラーをした」→これは事実
「あのエラーは最悪だった」→これは評価(ジャッジ)

試合後、子どもが「今日はダメだった…」と言ったとき、「そんなことないよ!」と否定するのではなく、

「今日はこんなプレーがあったね。あんなプレーもあったね」

と、良い悪いの判断を入れずに、ただ事実を一緒に振り返る。

これだけで、子どもは「自分はダメじゃないんだ」と感じ始めます。ジャッジがなくなると、出来事はただの出来事になり、そこから自然と学びが生まれてくるんです。

 

3. 起こったことをそのまま受け入れる

「受け入れる」と聞くと、「諦める」「我慢する」と勘違いされがちですが、全く違います。

受け入れるというのは、「今起こっていることに抵抗しない」ということ。

子どもがミスをして落ち込んでいる。その姿を見て、「早く立ち直ってほしい」「いつまでも引きずらないでほしい」と思うのは親心です。

でも、その「変えたい」という気持ちが、実は子どもを焦らせているかもしれません。

受け入れるというのは、

「今、あなたは悲しいんだね」
「悔しい気持ちなんだね」
「そういう気持ちになることもあるよね」

と、今ある感情や状況を否定せず、そのまま認めてあげること。

不思議なことに、「このままじゃダメだ」と思っているときは変われないのに、「このままでもいいんだ」と思えた瞬間に、人は自然と前に進み始めます。

子どもが引きずっているとき、「早く忘れなさい」ではなく、「今は悔しいよね。その気持ち、お母さんにはわかるよ」と寄り添ってあげてください。

その優しさが、子どもの心を少しずつ溶かしていきます。

 

この3つに共通すること

この3つの接し方に共通しているのは、「変えよう」「直そう」としないこと。

子どもを変えようとするのではなく、ママ自身が「見方」を変える。それだけで、子どもは自然と変化していきます。

そして、これは子育てだけでなく、ママ自身の心も軽くする方法です。

「完璧な親でいなきゃ」「もっといい声かけをしなきゃ」

そんな思い込みも、一緒に手放していきませんか?

あなたも、お子さんも、今のままで十分素晴らしいのですから。

 

すべては「そのまま」でいい

ミスをした子どもも、切り替えが遅い子どもも、そして悩むママ自身も、すべてそのままで大丈夫です。

何かを変えようと焦るのではなく、今ここにある気持ちや状態を「そうなんだね」と受け止める。その優しさが、不思議と子どもの心を自然と前に向かせていきます。

あなたの子どもは、あなたが思っている以上に頑張っています。そしてあなた自身も、十分すぎるほど頑張っています。

 

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私はこれまで野球レッスンで多くの子どもたちとママたちに関わり、その経験を音声配信でもお伝えしています。独身で子どもはいませんが、だからこそ少し客観的に、そして真摯にお子さんとママの悩みに寄り添えると信じています。

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この記事を書いたのはこんな人


沖増茂伸(おきますしげのぶ):ママの不安に寄り添う心のサポーター

 

元社会人野球選手として10年間現役を続け、都市対抗野球全国大会優勝などの経験を積みました。現在は「頑張るスポーツキッズを支えるママ」の立場に立って、皆さんの心に寄り添いたいと思っています。子どもの成長への不安、チーム内での人間関係、他の保護者との付き合い方など、スポーツキッズママならではの悩みに、選手時代の経験を通じて寄り添います。

 

一緒に、お子さんの成長を見守りながら、ママ自身も笑顔でいられる毎日を作っていきましょう!

 


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