目標は必要なのか?目標達成できない自分はダメと責めてしまうあなたへ

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こんにちは。野球専門カウンセラーの沖増です。今回は「目標は必要なのか?目標達成できない自分はダメと責めてしまうあなたへ」についてお話ししていきます。音声で聞きたい方は、 コチラのstand.fmのアプリまたはYoutube音声で ぜひお聞きください↓↓

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■目標は大事だという思い込み

 

目標があれば頑張れる!だから目標は大事だという人もいます。私も昔は目標は大事だと思っていて目標があるからそれに向かって努力ができる、そう思って目標を持っていました。現役時代は「こういう目標を達成する」この目標がなければ何のために野球をやっているのか分からないぐらいでした。だから目標に向かって頑張っていました。

 

じゃ今の私はどうなのかと言うと正直、目標は持っていません。目標を持たなくなりました。なぜかと言うと目標を持ってしまうとその目標に対して「頑張らないといけない」「目標を達成できなかった自分はダメだ」「また目標を達成できなかった」「やっぱり自分には無理なのか」と自分を責めてしまうからです。

 

自分を責めて自分で自分を苦しめてしまうぐらいなら「目標なんて持たない方がいい」そう思ったんです。これは私の経験ですが「頑張って目標を達成するぞ」って強く思えば思うほど目標って達成できないんです。それよりも目の前のことや自分が楽しいなと思えることを淡々とこなしていく方が自然と自分の進みたい方向に進んでいくもんなんです。

 

■目標を持つ場合の注意点

 

だから無理に目標を決める必要もないし私みたいに目標を決めない方が楽に生きられる人は決めなくてもいいんです。そして、昔の私がそうだったのですが目標を持たないと頑張れない人や、目標がないと何もできない人、目標がないと前に進めないという人は注意して欲しいことがあります。それはその目標に対してこだわり過ぎたり執着し過ぎないことです。

 

目標に対してこだわり過ぎたり執着しすぎると「目標が達成できない自分はダメだ」「なんで私にはできないんだ」「やっぱり私には無理なんだ」とできない自分、達成できない自分に対してダメ出しをします。自分を責め続ければ目標は達成しないどころか本当にダメな自分に近づいてしまいます。

 

■なんのために目標を達成したいのか?

 

これでは何のための目標だったのか、何のための人生なのか分からなくなります。なんのために目標を達成したいのか?おそらく、その目標を達成したら幸せになれる、自分の描いている理想の自分になれる、そう思っているから目標を持つと思うんです。でもそれって目標を達成しなくてもできるんです。目標を持たなくても理想の自分になれるんです。

 

最初にも言いましたが今の私には目標とかありません。「こうなったらいいな~」とか「こういうことやりたいな」というのはありますが、昔のように、目標を達成するために1ヶ月でこの目標を達成して、2か月でこの数字を達成して、3か月でこれを達成して、と言うようなことは決めてないです。

 

今の私には決めてしまうと苦しくなってしまいます。目標を決めてしまうと「目標を達成しなきゃ」になってしまうので、それでは楽しくなくなってしまいます。だから自分が心地いいなとか楽しいなとか、面白そうと言う方を選択するようにしています。

 

心地いいなと思えることや楽しいと思えること、面白そうと思えることを選んで進んでいくと本当に心地いいなと思える現実、楽しいと思える現実がやってくるんです。そういう現実がやってくると別に目標を達成しなくても幸福感を味わえるし自分の人生って悪くないな~って心から思えるようになるんです。

 

■目標を持たないという選択

 

今、目標を持っていてその目標のことを考えると苦しくなってしまう、達成できない自分にダメ出しをしてしまう、やっぱり無理なのかな~って思うのであればその目標を手放してみてください。そして無理に目標を持たず目の前のことを淡々とこなしたり自分が心地いいなと思えること、楽しいと思えること、面白いと思えることを選ぶようにしてみてください。

 

そうすれば目標が達成できなくても、目標を持っていなくても幸福感を味わえることはできますしさらに楽に生きられるようになります。

 

■本当に達成したい目標なのか?

 

私は別に目標を持つことをダメだとか否定はしていません。目標を持ちたい人は持てばいいのです。ただ、目標を持ちたいのであればしっかりと理解して欲しいことがあります。「その目標は本当にあなたが達成したいことなのか」ということです。

 

私たちは思い込みの中で生きています。そして常に誰かに洗脳されています。だから自分の心の声を聞くことができなくなっています。「私はこの目標を達成したい」と思っていることでも誰かから「あなたはこういう生き方をした方が良い」「あなたはこういう目標を持った方が幸せになれる」「こういう生き方が幸せだ」という思い込みから「この目標を達成したい」となってしまうこともよくあります。

 

常識、世間体、誰かからの評価、地位や名誉、そういったことを気にしていては自分の心の声を聞くことはできません。そういったことを中心に目標を設定してしまいます。だから目標が達成できないんです。私がそうでした。年収2000万円稼ぎたい、高級車に乗りたい、誰かより上に行きたい、誰かに勝ちたい、そういう目標設定をしていました。

 

でも、自分の心はそういうことを達成したいとは思っていなかったんです。自分の心の声はずっと私にそう言っていたのですが「年収2000万円稼がないと自分には価値がない」そう思い込んでいたので心の声を聞くことはできなかったんです。

 

目標が達成できない度に自分を責めて「やっぱり俺には無理なんだ」「俺は何をやってもダメなんだ」と自分で自分を傷つけて苦しんでいました。だからこそ「その目標は本当に自分が達成したいことなのか」と何度も何度も問いかけてみてください。そうすれば世間体や誰かの評価を気にしない、本当に達成したいことが見つかってきますの、それを目標にしてみてください。

 

■まとめ

 

というわけで今回は「目標は必要なのか?目標達成できない自分はダメと責めてしまうあなたへ」というテーマでお話ししてきました。

 

目標を持つことは別に悪いことではありません。でも、目標を達成できない自分を責めて苦しむぐらいなら目標なんて持たなくてもいいんです。目標がなくても幸福感を味わえるし楽に生きることができるんです。だから無理に目標を決める必要もないし私みたいに目標を決めない方が楽に生きられる人は決めなくてもいいんです。

 

そして、もし目標を持ちたいというのであれば「その目標は本当に自分が達成したいことなのか」と何度も何度も問いかけてみてください。人は思い込みや洗脳によって目標を決めてしまうことがあります。本当に達成したいことではないことを目標に持つから達成しないんです。

 

目標を持つなら常識、世間体、誰かからの評価、地位や名誉、そういった思い込みを手放して自分の心の声を聞くようにしてみてください。自分の心の声を目標にした方が達成はしやすくなります。

 

それでは、今回は以上にします。

 

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この記事を書いたのはこんな人


沖増茂伸(おきますしげのぶ)野球専門カウンセラー

◆元社会人野球選手(現役10年)

◆都市対抗野球全国大会優勝

◆東海地区ベストナイン受賞

◆ベーブルース杯大会首位打者

◆東海地区春季大会首位打者

 

子どもの技術向上はもちろん、子どもの上達に悩むお父さん お母さんの悩みを解決しもっと楽に子どもと野球に向き合って欲しいという思いで情報配信しています。

 

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