いい人より素直な人になろう!本当の意味での素直な人とは!

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こんにちは。野球専門カウンセラーの沖増です。今回は「いい人より素直な人になろう」についてお話ししていきます。音声で聞きたい方は、 コチラのstand.fmのアプリまたはYoutube音声で ぜひお聞きください↓↓

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■誰かに認められたいから自分に嘘をつく

 

人と言うのは誰かに認められたい、誰かからスゴイと言われたいと思い、ウソの自分を演じることがあります。嘘の自分を演じる中で最も多いのが「いい自分を演じる」ことです。あの人に嫌われたくないから自分に嘘をついて相手に合わせてしまう。あの人に嫌われたくないから言いたいことを我慢する。そうやって自分に嘘をついていい自分を演じることで自分自身を苦しめてしまうのです。

 

だからこそ、良い人になろうとするのではなく素直な人になりましょう。自分の望む人生を歩みたいのであれば素直な人になることです。素直な人は人生をワクワクしながら生きることができます。ただ、注意してほしいことがあります。素直な人とはどういう人のことを言うのか、私も昔から素直な人になれ!と教え込まれてきました。

 

結論から言うと私が昔から言われてきた「素直な人」と今回お話する「素直な人」は違います。今回お話する「素直な人」と言うのは、「自分の心の声に素直に従って行動する」と言うのが私の考える素直な人です。

 

■素直という言葉の勘違い

 

私が昔から言われてきたことというのは親の言うことを素直に聞く人、先生の言われたことを素直にやる人、というように誰かの意見やアドバイスを素直に聞き入れてそれを実行する人が素直な人と言うように言われてきました。

 

このことは子どもの時だけではなく大人になった今でも言われることがあります。私が保険の営業をしていたとき成績が優秀な人のセミナーや勉強会に参加していました。成績が優秀な人が言うことはたいてい「素直」という言葉です。先輩に言われたことを素直に取り入れた、優秀な人の行動ややり方を素直に受け入れたから成績が優秀になれた、優秀になれない人は素直に聞き入れない人だ、だから成功しないんだ!とよく言われてきました。

 

おそらく、あなたもこういった「先生や指導者の言うことを素直に聞き入れた方が上手くいく」という思い込みがあると思います。確かに先生や指導者というのはいろいろと経験をしているので上手くいく方法を知っています。だから素直に聞き入れた方がいいこともありますがそれが絶対ではないのです。

 

そのやり方、上手くいく方法と言うのは、その人はそのやり方や方法で上手くいったかもしれませんが、それが他の人にも当てはまるとは言えないのです。合う合わないというのは人それぞれ違うので、絶対にそのやり方や方法で上手くいくとは限らないのです。

 

じゃ先生や指導者などの意見やアドバイスをどう受け止めればいいのか、それが今回お話する「素直」になります。誰かの意見やアドバイスに対して「あなたの心はどんな反応をしているのか」その心に素直に従っていけばいいのです。

 

■本当に素直な人というのは

 

私は「自分の感情が現実を創りだしている」といお話をしますがワクワクしている感情で行動すればワクワクする現実が現れる、焦りや心配、不安の感情で行動すれば焦ったり、余計に心配になったり、不安になってしまう現実が現れます。だから行動するにしても感情が大事になるんです。

 

例えば誰かから「こうしたら上手くいくよ」とアドバイスされたとします。そのアドバイスに対して「あなたの心はどう反応しているのか」そのアドバイスに対してワクワクしているのか、それとも疑っているのか、それともやりたくないと感じているのか、そういった感情を大事にして、あなたが感じていることに素直に従って行動するのです。

 

アドバイスに対してワクワクするならそのアドバイスを受け入れて実際にやってみればいいし、疑っているなら素直に疑っていることを伝える、やりたくないと感じているならそのアドバイスを受け入れず、やらないと伝える。こういうことが素直な人だと私は考えています。

 

また、アドバイスを受け入れて実際に取り入れたものの、なんか違う、思ったものと違う、ワクワクしなくなった、違和感が出てきたなら、例えそれを取り入れたとしても途中でやめるということも大事になってきます。「一度決めたことは最後までやらないといけない」と言う思い込みだと、あなたの感情が「やらなければいけない」「我慢しなければいけない」という感情になり、現実もあなたが望むものとは違う現実を引き寄せてしまいます。

 

本当はやりたくないけど、やりたくないと伝えたら怒られるんじゃないか、こんなことを言ったら嫌われるんじゃないか、と自分の感情を抑え込まないようにすることです。相手の反応を気にするより、自分の心を素直に伝えることです。相手がどう思うかではなく、自分がどうしたいのか、ここに素直になってみましょう。

 

私は子ども達にいろいろなことを教えていますが一番教えてもらっているのはこの私です。最初の頃は私はこの方法で上手くいったからこの方法がいいだろうと思って子ども達に「こうやった方がいい」「この方がいい」と一方的に教えていましたが、実際にそのやり方や方法がしっくりこない子どももいるんです。

 

そして、私が言ったことをやらない、できない子どもに対して「何で言われたことをやらないんだろう」とずっと思っていました。でも、それは私が子どもの頃に感じていたことと同じことなんです。私には合わない、私には難しい、と子どもも感じているんだと氣づかされたんです。

 

だから私は何かアドバイスをしたら「どう感じる?」「やりにくい?」「しっくりこない?」と聞くようにしています。やりやすい、しっくりくる、と答えればそのやり方を続けますが、しっくりこない、やりにくい、と答えれば他の方法を試すようにしています。その方が、その子にとって合うやり方、良い方法が見つかって速く上達するんです。

 

もっと自分の心に素直になって、素直な心で行動してみてください。

 

■まとめ

 

今回は「いい人より素直な人になろう」というテーマでお話ししてきました。人は誰かに認められたい、相手から嫌われたくない、怒られたくない、という思いから自分に嘘をついていい人を演じようとします。でもそれではあなたが望む未来を引き寄せることはできません。自分に嘘をついていい人になるのではなく素直な人になりましょう。

 

素直な人と言うのは親や先生、指導者的立場の人の言うことを素直に聞くということではなく自分の心に素直になるということです。

 

親や先生、指導者的な立場の人はある程度、経験をしているので上手くいくやり方や方法と言うものを知っています。しかし、その方法があなたに合うのか、それを取り入れて上手くいくのか、というのは別問題です。あなたがその人のやり方方法を取り入れても上手くいかないことは多くあります。

 

それはあなたが悪いのではなくやり方や方法が合っていないだけです。自分に合ったやり方、方法を見つけるためにもそのやり方や方法を取り入れたときに「どう感じているのか」ここに素直に従ってください。

 

ワクワクするなら続ければいいですが違和感がある、やりずらい、つまらないと感じているのであればあなたの心に素直になってその感情を相手に伝えてみるまたは、そのやり方や方法を辞める。その方があなたのためにもなります。

 

本当はやりたくないけどやりたくないと伝えたら怒られるんじゃないか、こんなことを言ったら嫌われるんじゃないか、と自分の感情を抑え込まないようにすることです。相手の反応を気にするより自分の心を素直に伝えることです。相手がどう思うかではなく自分がどうしたいのか、ここに素直になってみてください。

 

それでは、今回は以上にします。

 

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この記事を書いたのはこんな人


沖増茂伸(おきますしげのぶ)野球専門カウンセラー

◆元社会人野球選手(現役10年)

◆都市対抗野球全国大会優勝

◆東海地区ベストナイン受賞

◆ベーブルース杯大会首位打者

◆東海地区春季大会首位打者

 

子どもの技術向上はもちろん、子どもの上達に悩むお父さん お母さんの悩みを解決しもっと楽に子どもと野球に向き合って欲しいという思いで情報配信しています。

 

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