野球スイングで腰が痛くなる原因はバッティングフォームにあり!!

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こんにちは。

野球専門カウンセラーの沖増です。

 

今回は

「腰を痛めないための身体の使い方」

 

についてお話ししていきます。

 

スイングをすると腰が痛くなる選手もいると思います。最近では小学生でもスイングで腰を痛くする選手も多くいると聞きます。

 

なぜバッティングで腰が痛くなるのかというと確かに身体が硬いとか腹筋が弱い腹筋を上手く使えていないということも原因になってくるのですが

 

一番の原因は腰に負担をかける動きをスイングの中でしているのが最大の原因だと思います。

 

なので身体が柔らかくても腹筋が強くても腰に負担のかかるようなスイングをしていると腰を痛めやすくなりますので腰に負担がかからない動きを身につける必要があります。

 

ではどんな動きが腰に負担をかけるのかというと分かりやすく言うと【腰を反る動き】【股関節が伸びる動き】です。

 

まず、構えたときに背中を伸ばそうとして腰が反った状態になって構えてしまいます。

 

このように腰が反った状態でスイングをすると腰に負担が大きくかかります。

 

背中を真っ直ぐにすることはいいのですが腰を反って真っ直ぐにするのではなく腰も一緒に真っ直ぐにすることをおススメします。

 

どうしても反り腰が直らない人もいます。

 

姿勢よく真っ直ぐに立っても腰が反った状態の人がいますがその原因は腸腰筋と呼ばれる筋肉、分かりやすく簡単に言えば腰の辺りから太ももの付け根にある筋肉です。

 

この筋肉が硬くなっていると反り腰になってしまいますので、どうしても反り腰が直らない場合はこの筋肉をストレッチなどで緩めるようにしてみてください。

 

 

そしてスイングをするときに股関節が伸びる動きをするということです。

 

スイングをするときによく起き上がるとも言いますがインパクトする前に身体が起き上がって股関節も一緒に伸びてしまうと股関節を上手く使うことができません。

 

スイングをするときに身体が起き上がらないように前傾姿勢を保ったままスイングすることで股関節、骨盤がしっかりと使えるようになります。

 

しっかりと股関節と骨盤を動かすことができて身体を回すことができるのですが

 

股関節がしっかり使えないまま無理やり身体を回そうとするから腰に大きな負担がかかりその負担が蓄積されて腰を痛めてしまいます。

 

そしてスイングからフォローにかけてまた腰を反る動きをすると腰に大きな負担がかかります。

 

私の経験で言うとスイングからフォローにかけての反り腰が一番腰を痛める動きだと思います。

 

プロ野球選手やメジャー選手のホームランバッターと呼ばれる選手がやっているスイングに憧れてこのようなスイングを見よう見まねでやってしまうと反り腰のままスイングをしてしまうので腰を痛めてしまいます。

 

私もよくモノマネをしていましたがホームランバッターの印象というのはこのような印象があります。

 

このようなスイングをしようと思ったら軸足に体重を乗せたままそこからアッパー軌道でスイングをするので反り腰になります。この形をするだけで私は腰が痛くなります。

 

実際に軸足に体重を乗せたまま腰を反りながらスイングをしている選手はいないと思います。

 

体重移動も軸足から前足、そして軸足に戻すからこのように見えるだけでさらに言うと先ほどの股関節、骨盤がしっかりと使えているから上半身をあれだけ回すことができるのです。

 

それを当時の私のようにホームランバターの形だけをマネして最初から軸足に体重を乗せてそのままアッパー軌道でスイングをすれば反り腰になり

 

さらに身体を回そうとすると腰を痛めてしまいます。

 

なのでスイングをして腰が痛くなったからと言ってストレッチやマッサージをしても痛みが取れない場合はバッティングフォームを見直す方が痛みは早く治るかもしれません。

 

またスイングというのは同じ方向にしか動かしません。

 

それが原因で筋肉のバランスが崩れて腰を痛めることもありますので、右バッターであれば左でスイングをして筋肉のバランスを整えるようにしてください。

 

スイングからインパクトにかけて身体が起き上がらない股関節の動かし方や軸足に体重を戻す方法については過去の動画で詳しく説明していますのでそちらを参考にしてしっかりと股関節、骨盤が動かせるようにしてみてください。

 

 

というわけで今回は「腰を痛めないための身体の使い方」についてお伝えしました。

 

スイングをして腰を痛めてしまう原因は【腰を反る動きを】する、【股関節が伸びる動き】をするので腰に大きな負担がかかってそれが蓄積されて腰を痛めてしまいます。

 

◆構えたときに腰が反って構えていないか

 

◆スイングからインパクトにかけて身体が起き上がっていないか

 

◆無理やり身体を回そうとしていないか

 

◆インパクトからフォロースルーにかけて反り腰になっていないか

 

ということを確認してしっかりと股関節、骨盤を動かせるようにしてください。

 

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それでは、今回は以上にします。

 


この記事を書いたのはこんな人


沖増茂伸(おきますしげのぶ)

野球専門カウンセラー

◆元社会人野球選手(現役10年)

◆都市対抗野球全国大会優勝

◆東海地区ベストナイン受賞

◆ベーブルース杯大会首位打者

◆東海地区春季大会首位打者

 

子どもの野球技術向上はもちろん、子どもと親の自己肯定感を上げ、どんな結果になっても「楽しい」「幸せ」と幸福感を味わって欲しいという思いで情報配信しています。

 

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