誰もが人の欠点を見るクセを持っている!その原因は昔ながらの・・・

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こんにちは。

野球カウンセラーの沖増です。

 

先日のラジオ配信で話した内容をブログに書きました。

 

音声で聞きたい方は、コチラのstand.fmのアプリでぜひお聞きください↓↓

 

 

今回は「誰もが人の欠点を見るクセを持っている」についてお話ししていきます。

 

私は新しい知識を得るために好きな人の本や動画だったり、学びがたくさんあるなと思う人の音声や有料サイトなどで情報を得ています。

 

当然お気に入りの人なのでその人が言っていることは納得できますし賛同します。

 

しかし、100%納得したり賛同しているかというとそうではありません。

 

ときには「意見や考えが違うな」と思うこともありますし、納得しないこともあります。

 

100%その人の話を納得したり賛同しているわけではなく、3%とか4%ぐらいは納得できないことも、賛同できないことも当然あります。

 

賛同できないからと言って、その人のことを否定したり反論することもありませんし、

 

この人の話をもう聞かない、もう見たくない、ということもありません。

 

ただ「意見が違うんだな」「そういう考え方もあるんだな」と思うだけです。

 

でも自分と違う意見や考え方に「反応」はしてしまいます。

 

否定や批判、反論をすることはありませんが心の中が「ザワザワする」というか「心がかき乱される」というかうまく言えませんがとにかく「反応」してしまいます。

 

その反応があった後に「意見が違うんだな」「そういう考え方もあるんだな」と思うのですが、やっぱり「反応」はしてしまいます。

 

おそらく、この配信を聴いているあなたも自分と違う意見や考え方に対して「反応」したことはあるのではないでしょうか。

 

この反応は何なのか、なぜ反応してしまうのかを考えていました。

 

そんなあるとき本を読んでいて、その本の中に「昔ながらの会議が人の欠点を探すクセを作る」とありました。

 

本の内容は私も実際に体験していたことなので「なるほど!確かにそうかもしれない」と納得しました。

 

私の体験も交えながら本の内容をお話しすると、私が会社に勤めていた時に長い会議がよくありました。

 

お偉いさんが今日の議題を発表して、それに対してみんなで意見を言い合う会議で私のような実績も経験もない社員が何か意見を言うとほとんど却下されます。

 

却下されるだけならいいのですが、私の意見に対してダメ出しをし始めます。

 

要は私の意見に対してあら捜しを始めるのです。

 

私の意見に対してあら捜しをし、ダメ出しをするのは決まって実績や経験のある人たちです。

 

実績や経験があるから、ほかの人が気づかないようなあらを探してダメ出ししたり、自分の能力をさらけ出すように私の意見に対しての問題点を責めてくるのです。

 

「だからお前の考えは甘いんだよ」

 

「そのやり方ではダメだ」

 

「人と違うことをするな」

 

こういう言葉をよく言われてきました。

 

同じようなことを言われたことがある人も多いのではないでしょうか。

 

誰かの意見に対して間違いを探して、その意見に対してお偉いさんがダメ出しをする。

 

そしてお偉いさんの意見に従わせる。それをすることが正しいと教えられてきました。

 

誰かの意見に対して間違ったことや違う意見が出てきたら「待ってました」と言わんばかりにダメ出しをし始め批判や反論をしてしまいます。

 

そうやって教えられてきた私はいつの間にか、自分と違う意見や考えの人の発言や行動に反応してしまうようになったのです。

 

そして私の場合、会社員時代の影響よりも、もっと大きく影響を受けた時期があります。

 

それは少年野球時代のミーティングです。

 

私の経験してきたミーティングというのはとにかく負けた原因、失敗した原因を徹底的に突っ込まれます。

 

監督から負けた原因を言われることもあれば、選手に負けた原因を聞かれることもありました。

 

だからミーティング前には今日の負けた原因、失敗したプレーを考え続けていました。

 

負けた原因や失敗した原因を探して改善していくことはとても大事なことなのですが、

 

問題点や失敗ばかりを見続けるとその考え方が身についてしまい普段の生活でも、誰かの問題点や欠点に目が行ってしまいます。

 

だから私は無意識のうちに自分と違う意見や考え方に「反応」をしてしまうのだと思いました。

 

最初の方にも言いましたが、私は違う意見に対して批判も反論もしないように気を付けていますが、

 

昔ながらの会議のように人の欠点を見るクセを持っていると、人間関係でも対立したり争ったりすると思います。

 

社会全体がピラミッド形式の組織で、誰かを蹴落としてでも上に上がっていく、という考えで上手くいっていた時代はよかったのかもしれませんが、

 

これからはピラミッド形式の社会よりも横のつながり、調和の時代になると思っています。

 

上にドンドンのし上がって、人よりも抜き出た人が偉いという時代よりも、

 

自分の心の満足、心の充実を目指して生きた方が幸せに生きられのではないでしょうか。

 

野球でも仕事でもプライベートでも失敗や問題点を見つけ改善していくことは大事ですが、

 

欠点ばかりを見るクセがついてしまうと、自分と違う意見に対して批判をして対立する可能性があります。

 

人と対立しないためにも人の欠点を見るクセをやめたり、誰かを否定したり、わざわざ反論することをやめて、

 

相手の意見を受け止めて認めてあげる。

 

こういう考え方が大事になると私は思っています。

 

できなかったこと、失敗の原因、あら捜しをするような会議やミーティングにならないようにしたいものです。

 

私も毎日、自分の野球理論に磨きをかけるために 研究と練習しています。 

 

そして自分の人生と向き合い、見つめなおし勉強と実践をしていますので参考として私のYouTubeやTwitterなどを見ていただけたらと思います。 

 

それでは、今回は以上にします。


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