こんにちは。
野球カウンセラーの沖増です。
先日のラジオ配信で話した内容をブログに書きました。
音声で聞きたい方はコチラのstand.fmのアプリでぜひお聞きください↓↓
【言い訳をすることで成功するためのヒントが得られる】
何度も失敗やミスを繰り返す人はいます。私も何度も同じような失敗をしてきました。
そのたびに監督や上司から「同じことを何度も言わせるな」と怒られてきました。
さらになぜ失敗したのか?と聞かれ私なりの理由を答えると「言い訳をするな」とさらに怒られてしまいます。
言い訳をすることは良くないとされていますし、昔から私も言われてきました。
なぜ言い訳をしてはいけないのでしょうか。
ただ「言い訳は良くない」と言われているからダメだという大人が多い気がします。
でも私は「言い訳」にこそ同じ失敗をしないためのヒントがたくさんある気がします。
例えば、遅刻が多い人がいたとします。
遅刻グセの多い人は言い訳をします。「目覚まし時計がならなかった」「前の予定が終わらなかった」「準備に時間がかかった」などといった言い訳をします。
多くの人が言い訳をされると「イラっ」としたり、「言い訳するな」と思うはずです。
ましてや自分が上司の立場で部下が「言い訳」したり、自分の子どもが「言い訳」をしてきたらきっと「言い訳するな」と怒ると思います。
しかし「言い訳をするな」と言われても口に出さないだけで心では言い訳をしますし、同じように遅刻します。
なぜなら遅刻する根本的な原因も分からず遅刻しないための改善方法が分からないからです。
「言い訳をするな」ということで「言い訳」はしなくなりますが、遅刻グセが直るかというと直りません。
本来解決するべきことは「遅刻グセ」であって「言い訳をしない」というわけではありません。
ではどうやって遅刻グセを直せばいいのか。
それは「言い訳を聞いてあげて受け入れることです」
私も経験ありますが言い訳をするタイプと言うのは、いくら厳しく言われても、論破されても心の中で言い訳をします。
「だって目覚ましが鳴らなかったんだもん」「だって前の人の話が長いんだもん」「だって探していたものが見つからなかったんだもん」と心の中で思います。
さらに私は「どうせ自分のことなんてわかってくれない」「どうせ俺が全部悪いんだ」と反発し、監督や上司を恨んでいました。
そんなときに自分の言い訳を聞いてくれる人がいればどんなに楽だろう、どれだけ救われるだろうと思っていました。
言い訳するタイプの人にはこの「言い訳」をしっかり聞いてくれて受け入れてくれることで心を開きます。
心を開いてくれればもっと「言い訳」が出てきます。言い訳と言うのは自分の本音のことです。自分が抱え込んでいる不安や悩み不満などを話してくれます。
ここからが本題です。
ただ「言い訳」を受け入れるだけでは何も解決できませんし、話を聞いている本人はたまったもんではありません。
本来の目的は「遅刻グセ」を直すことですから、どうすれば解決できるかを一緒に考えます。
心を開いている状態だとその人のことを信頼できるので、その人の話も受け入れることができます。
なぜ遅刻をしたのか、その言い訳となる原因は何だったのか、どうすればその原因を取り除くことができるのか。
こういったことを導いてあげることです。
遅刻した理由が「前の予定が長かった」という言い訳だったとしたら、なぜ長引いたのかをまた「言い訳」を言ってもらいます。「相手の話が長かったから」という言い訳が出てきたらそれを受け止めます。
受け止めて相手を認めてあげることができたら、解決策を一緒に考えます。
相手の話が長くなった場合どう相手に伝えるのか、それとも最初から「今日は何時までです」と伝えて話を始めるのか。「もし相手がこう言ってきたらどんな言い訳をするのか?」というように
とにかく「言い訳」をどんどん言ってもらってそれに対して解決策を考えていきます。
同じようなミスを繰り返す人や言い訳をする人に対して、厳しく言ったり怒ったりする方が早いと考える人もいるかもしれませんが
厳しく言ったり怒ったりするような「表面上の対処」だけでは根本的な原因を解決していないので失敗やミスは繰り返されます。
時間はかかるかもしれませんが、同じような失敗やミスを繰り返す人にはしっかりと「言い訳」を聞いてあげて受け止めてあげることです。
「言い訳」を受け止めて相手が心を開いてくれてから「言い訳」の解決策を考えてあげることが、失敗やミスを防ぐ近道になると私は思っています。
私も毎日、自分の野球理論に磨きをかけるために研究と練習しています。
そして自分の人生と向き合い、見つめなおし勉強と実践をしていますので参考として私のYouTubeやTwitterなどを見ていただけたらと思います。
それでは、今回は以上にします。
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