アドバイスの引き出しを多くする理由

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こんにちは。

野球カウンセラーの沖増です。

 

先日のラジオ配信で話した内容を

ブログに書きました。

 

音声で聞きたい方は、

コチラのstand.fmのアプリで

ぜひお聞きください↓↓

 

「アドバイスの引き出しを多くする理由」

 

子どものためを思って、

また誰かのためを思って

 

自分の知識を役に立てたい、

上手くなって欲しい、

幸せになって欲しい

 

そう思って

アドバイスをすると思います。

 

特に指導者の立場であれば

アドバイスをする機会は

多くあると思います。

 

しかし、

いくらあなたが

アドバイスをしても

 

なかなか伝わらない、

理解してくれない、

変化してくれない時も

あると思います。

 

私もそう思うことがあります。

 

ではそんな時

どうすればいいのか、

 

私がどのように

考えているのかを

お伝えしたいと思います。

 

まず、

子どもが悩んでいる時

というのは、

 

子どもの悩みではなく

自分の悩みだということに

気づいてください。

 

子どもの視点に立つのではなく

常に自分の視点で

考えてみてください。

 

子どもが悩んでいてあなたの

 

アドバイスが伝わらない、

分ってもらえない、

変わってくれない

 

という自分に問題はないのか。

 

悩んでいることを

本当に理解できているのか。

 

他のアドバイスはできないのか。

 

まずはここに気づいてください。

 

そして、人はなかなか

変わってくれない

 

ということも

理解してください。

 

なぜかと言うと、

人が成長するためには

段階があるからです。

 

タイミングです。

 

例えば、今、私は

下半身を蹴り戻して

腰を回転させて

バッティングをしています。

 

この下半身を蹴り戻して

腰を回転させるアドバイスを

私が小学生の頃に

アドバイスされたら理解できたか、

 

ホームランを

打てるようになったのか

と言うと、

 

たぶん理解できないし、

ホームランを打てるようには

なっていないと思います。

 

もっと分かりやすく言うと、

野球を始めたばかりの子どもに

 

下半身の使い方を教えても

理解できるかと言うと、

理解できない子どもの方が

多くいると思います。

 

下半身よりも腕の使い方を

教える方が分かりやすいし、

理解しやすいと思います。

 

それと同じで

人には理解できるまでには

段階があります。

 

これは

野球を始めたばかりの

子どもだけに限らず、

 

野球を何年も

やっている子どもでも、

 

さらに言うと

今の私でも人それぞれ

成長する段階、

タイミングが違います。

 

だから今はまだ

伝わらないこと

と言うのがあります。

 

だから伝わらないとしても

「なんで伝わらないんだ」

「センスないな」

と思うのではなく、

 

子どもにとって

このアドバイスは

まだ必要ないんだな、

 

じゃ他の

アドバイスなら伝わるかな

 

と考えることです。

 

このときに

アドバイスの引き出しが

少ないと、

 

今の子どもに必要な

アドバイスを

伝えることができません。

 

例えば先ほどのように、

バッティングをする時に

 

下半身を使って

スイングをすることを

アドバイスしても

 

伝わらない、

理解できないなら

 

腕の使い方を

アドバイスしてみる。

 

腕の使い方で

理解できた子どもも、

 

やりやすいとなれば

そのアドバイスでいいですし、

 

まだ理解できない、

やりにくいとなれば

 

肩の使い方、

体幹の使い方など

他のアドバイスをしてみる。

 

というように

たくさんのアドバイスの

引き出しを持っていれば

 

子どもが

理解することも速くなり、

成長も速くなります。

 

私は野球人生の中で

たくさん失敗など経験してきて、

 

今ならその言葉の意味が分かる、

今なら下半身の動かし方が分る。

 

と言うことがあります。

 

これは人によって

気づきのスピード、

タイミングは違ってきます。

 

そして気づく順番も

変わってきます。

 

私が先に

腕の使い方から覚えて

後から下半身の使い方に

気づいたからと言って、

 

同じように

気づく人はいません。

 

先に下半身の動きを覚えてから

腕の使い方に気づく人もいれば、

 

先に肩の動きを覚えて

後から

腕の使い方に気づく人もいます。

 

なので

下半身の動きが大事だ

ということに

後から気付いたからと言って、

 

最初に下半身の動きを教えても、

その子どもにとっては

まだそのタイミングではない

こともあるのです。

 

そのときにあなたの

アドバイスの引き出しが

それだけしかなかったら、

 

子どもは

あなたのアドバイスを

受け入れることができません。

 

子どもがアドバイスを

受け入れることができなかったら、

違うアドバイスをする

必要があります。

 

子どもが理解して

分かりやすい

アドバイスをする必要があるのです。

 

あなたのアドバイスが

1つのアドバイスしかなく、

 

伝わらないアドバイスを

ずっと言い続けていると

 

それはアドバイスではなく

押し付けになってしまいます。

 

押し付けると

子どもは嫌になります。

 

嫌になると今度は

あなたのアドバイスを

全く聞かなくなります。

 

私はそうでした。

 

まったく合わない、

理解できないアドバイスを

してくるコーチの話を

全く聞き入れませんでした。

 

私の場合は

聞き入れなかっただけですが、

 

あまりにも

押し付けたりすると

 

野球から

離れてしまうこともあります。

 

子どもが成長するためには

段階、タイミングが

あるんだと分かってください。

 

そして

アドバイスが伝わらない、

理解してもらえない、

変わってくれないのは、

 

子どもの問題ではなく、

あなた自身の問題として

考えてください。

 

あなたのアドバイスは

分かりやすいのか。

 

あなたのアドバイスの

引き出しの数はいくつあるのか。

 

教科書通りの

アドバイスをしていないか。

 

と言うことも

考えてみてください。

 

あなたは、

どれだけのバッティング理論で

打つことができますか?

 

私も毎日、

自分の野球理論に磨きをかけるために

研究と練習しています。 

 

そして

自分の人生と向き合い、見つめなおし

勉強と実践をしていますので参考として

 

私のYouTubeやTwitterなどを

見ていただけたらと思います。 

 

それでは、今回は以上にします。


 

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