野球で悔しさや妬みが出たときに考えて欲しいこと

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こんにちは。野球専門カウンセラーの沖増茂伸です。今回は「野球で悔しさや妬みが出たときに考えて欲しいこと」というテーマでお話をしていきます。

スタート地点はみんな同じ、レギュラーで活躍しているライバルも、野球を始めたときは打てなかったり守れなかったりしていたのです。上手くなりたいと思い人の何倍も練習をしてきた結果レギュラーになれたのです。「あいつはいいな」とうらやむ暇があるなら今やるべきことに一生懸命になってみましょう。

 

「なんであいつは…」「俺より結果出せるんだ」「羨ましい」こう思ってしまう気持ち本当によ~~~く分かります。私も思っていましたし今でも思っちゃいます。

 

少々私の話になりますが私は20歳の時に社会人野球選手としてスタートしました。同じチームには私と同じ年の仲間が3人いました。彼ら3人は高卒で入ってきているので私より3年先に社会人野球選手としてスタートしているのです。3年の差は大きいです。私は野球の専門学校で野球をやっていた時に彼らはレベルの高いチームでやっていたのです。

 

同じ年ですが扱いももちろん違いますしすでにチームのレギュラーとして活躍している選手もいるのです。「なんであいつは…」「俺より結果出せるんだ」「羨ましい」当然思いましたよ。

 

学生野球と社会人野球ではスピードもパワーも何もかも全く違います。私はそのスピードとパワーについていけませんでした。当然、試合にも出れないし出ても結果が出せずすぐに交代。一方、他の同じ年の仲間は結果は出し活躍しているのです。「羨ましい」「なんでそんなに打てるんだ」ちょっとした妬みもありました。

 

でも、そんな仲間も高校から社会人に入ったときは私と同じようにスピードとパワーについていけなかったそうです。それでも何度も何度も練習を繰り返し社会人野球のスピードとパワーに慣れやっとレギュラーとして試合に出ているのです。あの時、妬んだり落ち込んだまま練習をあまりしていなかったら30歳まで野球を続けれなかったはずです。

 

先輩にもよく言われました「悔しがってる暇があればバットを振れ」確かにその通りです。どんなに嫉妬したり妬んだりしても何も解決しません。今、レギュラーとして活躍している仲間は私の何倍もの練習をしてきたからレギュラーで活躍しているのです。それだったら私も仲間と同じようにイヤ、それ以上に練習をやらないと彼らには勝てないのです。

 

今だけの結果や数字を見れば「羨ましい」「なんであいつは」「なんでヒットが打てるんだ」そう思っても仕方ないと思います。でも、レギュラーになるまで、ヒットがたくさん打てるまでそれまでの道のりがあるのです。その道のりを見ずに今の結果だけ見たらそりゃ嫉妬しますよ。

 

でも結果を出すための見えない努力をたくさんしているのです。苦労や苦しみだってたくさん経験しているのです。いきなり嫉妬や妬みを無くせ!というのは難しいと思います。無理に隠そうとしなくてもいいのです。嫉妬や妬みなどの感情が出たらまずは自分が今、嫉妬していると言ことを認めましょう。

 

「あ~俺嫉妬してるよ~」それでいいのです。素直に認めるのです。ここからが大事なのです。

 

自分を認めた後に相手も認めてあげるのです。「ここまでの結果を出すまでに頑張ってきたんだな~だからこんなすごい結果が出せるんだ」こうやって相手の見えない努力を認めてあげるのです。

 

そして、相手を認めてあげることができれば今度は自分自身に問いかけるのです。「俺は何がしたいんだっけ?」嫉妬や妬みなどに心が奪われ本当にやりたいことや今、やるべきことが見えなくなります。「羨ましい」「悔しい」という感情でいっぱいになると「俺はダメだ…」「あいつがいなければ…」「打てなくなればいいのに」「怪我すればいいのに」

 

ネガティブな感情に心が支配され本来やるべきことではないことをやってしまうのです。だから相手を認めてあげて自分自身に問いかけるのです。「俺は何がしたいんだっけ?」そうすると「あっ俺は野球がしたいんだ」「野球で活躍したいんだ」ということに気付くはずです。そうすれば「妬んでる場合じゃない」「練習、練習」となってやるべきことが見えてくるのです。

 

私は今でも嫉妬や妬みは出てきます。出てきますがすぐに先ほどのように妬んでる自分を認めます。自分を認めたら相手も認め自分に質問するのです「本当は何がしたいんだっけ?」そうすれば「妬んでる場合じゃない」となって上手くいくことを考えたり行動できたりするのです。妬みや嫉妬などの感情が出てきたら是非、やってみてください。

 

そして最後に覚えておいてください!

 

相手やライバルに対して嫉妬するということはあなたにもそれができるから嫉妬をするということを!本当はあなたにもそれができるのに思い込みやネガティブな感情によって行動できていない自分自身に対してのメッセージだということを!

 

それでは、今回は以上にします。

 

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この記事を書いたのはこんな人


沖増茂伸(おきますしげのぶ)野球専門カウンセラー

◆元社会人野球選手(現役10年)

◆都市対抗野球全国大会優勝

◆東海地区ベストナイン受賞

◆ベーブルース杯大会首位打者

◆東海地区春季大会首位打者

 

子どもの技術向上はもちろん、子どもの上達に悩むお父さん お母さんの悩みを解決しもっと楽に子どもと野球に向き合って欲しいという思いで情報配信しています。

 

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