「はい」しか言えない子にしてはいけない理由~スポーツを通じて自分で考える力を育てよう
お子さんがスポーツに一生懸命取り組む姿を見ていて、「なんだか指導者の言うことに『はい』としか答えない」「自分の意見を言わない」と感じたことはありませんか?実は、これは多くのスポーツ環境で起こりがちな問題なのです。今回は、一人の元野球少年の実体験から、なぜ子どもたちが自分の意見を言えるような環境が大切なのか、そしてママとしてどうサポートできるのかをお話しします。
昔の厳格すぎる指導環境の問題点
「はい」以外言えない環境で育つと…
私が野球少年だった頃は、グラウンドでは「はい」か「いいえ」しか言えませんでした。監督やコーチに何か言われたら「はい」、それしか許されない。少しでも違うことを口にしようものなら「口答えするな」と叱られる。
このような環境では:
- 自分で考える力が育たない
- 指示待ち人間になってしまう
- 創造性や個性が失われる
- 社会に出てから苦労する
中学、高校と進むにつれて上下関係はさらに厳しくなり、先輩の間違った指導であっても「はい」と答えるしかありませんでした。その結果、みんな同じような野球観、同じような技術になってしまうのです。
「バッティングでは常に背筋を伸ばして構えなさい」「脇を閉めてバットは立てて構えなさい」こうした一律の指導を受け続けた結果、なぜその構えが良いのか考えることもなく、ただ言われるがままに従っていました。打てなければ「練習量が足りない」「気合いが足りない」と精神論で片付けられてしまう。でも実際は、バッティングフォームは人それぞれ。体格や特徴によって最適な形は違うはずです。
子どもの可能性を引き出すアプローチ
対話を重視した指導例
最近、野球教室でマンツーマンレッスンをしている少年への指導でこんなことがありました。彼は右バッターで、右ひじの使い方が苦手でした。そこで私は
- まず試してもらう「この構えで打ってみて」
- 感想を聞く「打った感じはどうだった?」
- 本人の言葉で確認「バットが出てきやすいです」
- 理由を説明「じゃあ今はこの構えでいこうか。この構えをすることで…」
このように、子ども自身に感じてもらい、考えてもらうことを大切にしています。
試行錯誤を大切にする
もちろん、最初のアドバイスが必ずしも正解とは限りません。「こういう風に打ってみて」 「打ちにくいです」 「だったらこうしてみて」 「じゃこれならどう?」こうした会話のキャッチボールを通じて、子どもたちは自分で考える力を育んでいきます。
ママができるサポート方法
1. 子どもの発言を受け入れる心構え
子どもが自分の意見を言うとき、たとえそれが間違っていても、口答えに聞こえても、まずは受け入れてあげてください。子どもたちの心の中では「大人に何か言われるかも」「間違ってたらどうしよう」という不安があります。そんな気持ちを理解して、否定的な言葉ではなく、建設的な対話を心がけましょう。
2. 「なぜ?」を一緒に考える
「なぜこの練習をするの?」 「どんな感じだった?」 「今日はどんなことを意識してプレーした?」こうした質問を投げかけることで、子ども自身が考える習慣を身につけることができます。
3. 間違いを恐れない環境づくり
間違いを訂正するときも、否定的な言い方は避けましょう。❌「それは違う!」 ⭕「なるほど、そういう考え方もあるね。こんな方法もあるよ」子どもは大人の言葉にとても敏感です。安心して自分の考えを表現できる環境を作ってあげることが大切です。
将来を見据えた子育て
「イエスマン」にしない重要性
ただただ「はい」しか言えない大人は、社会に出てから相当苦労します。現代社会では:
- 自分で考える力
- 意見を述べる力
- 創造性
- 問題解決能力
これらが求められています。元気があって何でも「はい」と聞いてくれる人は、一見重宝されそうですが、実際は都合の良い人として使われてしまう可能性があります。
スポーツを通じて育てたい力
スポーツは技術向上だけでなく、人間形成の場でもあります。お子さんには:
- 自分で考える力
- 意見を言える勇気
- 他者の意見を聞く姿勢
- 試行錯誤を楽しむ心
これらを身につけてほしいですね。
子どもの声に耳を傾けよう
お子さんがスポーツに取り組む中で、時には指導者や先輩に対して疑問を持ったり、違う意見を持ったりすることがあるかもしれません。そんなとき、頭ごなしに「指導者の言うことを聞きなさい」と言うのではなく、まずは子どもの気持ちや考えを聞いてあげてください。子どもたちが自分の意見を言える環境、自分で考える力を育める環境を、ママの温かいサポートで作ってあげましょう。それが、お子さんの将来にとって何よりも大切な財産になるはずです。
お子さんの状況はいかがですか?
この記事を読んでいただいて、きっと多くのママが「うちの子も同じような状況かも…」と感じられたのではないでしょうか。
✅ 子どもが指導者に「はい」としか答えない
✅ 家では色々話すのに、スポーツの場では意見を言わない
✅ 指導方法に疑問を感じるが、どう子どもをサポートしたらいいか分からない
✅ 子どもの可能性を最大限に伸ばしてあげたいが、方法が分からない
✅ 他の保護者との関係も気になって、なかなか相談できない
一つでも当てはまるなら、あなたは決して一人ではありません。
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- 子どもの将来を真剣に考えているが、今の指導環境に不安を感じている
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最後に お子さんのスポーツを通じた成長を見守るママの皆さん、時には不安や心配もあるかと思います。でも、子どもの可能性を信じて、自分で考える力を育ててあげることが、最高のサポートになります。一人で抱え込まず、一緒に子どもたちの成長を見守っていきましょう。
この記事を書いたのはこんな人
沖増茂伸(おきますしげのぶ):ママの不安に寄り添う心のサポーター
元社会人野球選手として10年間現役を続け、都市対抗野球全国大会優勝などの経験を積みました。現在は「頑張るスポーツキッズを支えるママ」の立場に立って、皆さんの心に寄り添いたいと思っています。子どもの成長への不安、チーム内での人間関係、他の保護者との付き合い方など、スポーツキッズママならではの悩みに、選手時代の経験を通じて寄り添います。
一緒に、お子さんの成長を見守りながら、ママ自身も笑顔でいられる毎日を作っていきましょう!
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