私にしかできない指導方法がある

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私は当然だが、野球少年に

野球を教えている。

 

 

もちろん、野球関係のブログも

書いている。

 

 

子どもを教えるだけでなく

野球指導者にも教えることがある。

 

 

私の指導を受けた子どもたちは

結果を出す。成長しているのが

目に見えてわかる。

 

 

私の指導方法は

わかりやすくて、

結果がすぐに出るから

評価は高い。

 

 

だから、私はよくこんなことを

言われる。とくに指導者や

野球に携わっている人から

言われる。

 

 

「沖増さんは経歴がすごいから

教えるノウハウがいっぱいあるし

他の人が知らないことをたくさん

経験してるからいいですね」

 

 

おそらく、私の経歴を見た人は

こんなことを言う。

 

 

私の経歴を見て

野球教室を依頼してくれる

親もいるからそうなのだろう。

 

 

しかし、私は自分の経歴がいいから

子どもたちが成果を出せる指導をしている

ワケではない。

 

 

私が、社会人野球選手を経験したこと

全国優勝、首位打者、ベストナインに

選ばれたから、野球を教えるのが

上手なわけでもない。

 

 

(こう言うと批判をさえるがあえて書く)

正直、私の経歴なんて大したことない。

上には上がいるし、私はもっとすごい

選手をたくさん見てきた。

 

 

経歴があるからいろいろな知識がある?

確かに経験や知識はあるが、では

プロ野球選手から見たらどうだろう。

 

 

当然、プロの方が知識も経験も違う。

社会人野球選手とプロ野球選手では

ブランド力が全く違う。

 

 

元社会人野球選手が教える野球教室

元プロ野球選手が教える野球教室

 

 

どっちにみんな行きたいだろうか?

 

 

間違いなく

元プロ野球選手が教える方だろう。

 

 

まぁ~これは実際に経験している。

集まる人数は間違いなく

元プロ野球選手の方が人は集まる。

 

 

例え「この人誰?」というような

元プロ野球選手でも、ユニフォームを

着てやってくれば「お~っ」となる。

 

 

私に

「元社会人野球選手だからいいですね」

なんて言うのと同じような感覚だ。

 

 

私から見たら絶対に

元プロ野球選手の方が羨ましい

 

 

でも、

そんなことを言っていたらきりがない

 

 

じゃ、高校までしか野球をやっていない

人が指導者として向いていないのか?

 

 

野球経験者じゃない人が

野球指導はできないのか?

 

 

それは違うと思う。

 

 

高校までしか野球をやっていない指導者

ケガで野球ができなくなった指導者

 

 

そう言った指導者の中にも

素晴らしい指導者はたくさんいる

 

 

また、野球指導者だけではない

トレーナーさんなどもそうだ。

 

 

じゃなぜ、私が子どもたちに

指導して結果を出させることが

できるのか?

 

 

それは、

私にしかできない指導方法が

あるからだ。

 

 

私にしかできない指導方法とは?

 

 

確かにバッティング技術や

足を速くする方法、盗塁技術

守備の技術は経験がいるかもしれない。

 

 

でも、

私は絶対にそれが全てではないと

思っているし、もっと違う指導

方法を知っている。

 

 

それは、

 

 

私は挫折を味わってきた!

私の野球人生は挫折だらけだ!!

 

 

私の野球人生は小学4年生から

10歳からスタートして30歳で

現役を引退している。

 

 

正直、

私の野球人生で素晴らしい経歴と

言われるのは社会人野球選手時代の

数年である。

 

 

その数年で都市対抗優勝

首位打者2回、東海地区ベストナイン

などに選ばれている。

 

 

そこだけ見たら経歴は

すごいかもしれないが

後の野球人生は挫折ばかりだ。

 

 

プロフィールを読んでくれた方は

よ~くわかるかもしれないが、

野球を始めた小学生から中学生まで

ヒットも打てず、そのたびに悔しくて

泣いていた。

 

 

中学生の時はレギュラーの仲間が

8人強豪校からスカウトがあったが

私だけこなかった。

 

 

高校に行っても甲子園には行けなかった

 

 

社会人野球選手になっても

周りの選手が凄すぎるから

レギュラーになかなかなれなかった

 

 

練習しても練習しても

打てない。

 

 

挫折を味わってきたから

悔しい思いをしている子ども

打てないと悩んでいる子ども

もがき苦しんでいる子ども

 

 

そも子たちの気持ちが

本当によ~~~~くわかる

 

 

練習中でも打てないときの

表情やしぐさが痛いほどわかる。

 

 

だから、

声をかけてあげることができる。

的確なアドバイスができる。

違う方法で試すことができる。

 

 

私の強みはたくさん失敗して

たくさん悔しい思いをしてきたこと。

 

 

だから、私は教えることが上手だし

練習方法もメンタル部分も教えれるし

子どもだけでなく、親にもアドバイスできる

 

 

この経験や強みは

プロ野球選手でなくても

体験できるし経歴は関係ない。

 

 

「もっと上の技術を学びたい」

「プロ野球選手と同じ練習がしたい」

「プロ野球選手から学びたい」

 

 

そういう選手は私のところで

教えてもらおうとは思っていないし

きっと来ないはずだ。

 

 

そういう選手が来られても

私は教えれない!!

だって経歴が違うから…

 

 

私には私にしかできない

指導方法ってものがある。

 

 

これは経歴に限らず

誰にも持っている。

 

 

自分の強みを生かさずに

「プロ野球選手はこうやって打っている」

「プロ野球選手はこうやっている」と

技術だけに目がいくと、大事なことを

教えることができない。

 

 

 

先ほどの高校までしか

野球をやっていない指導者も

自分にしかできない指導方法で

子どもたちに教えているから

子どもたちも結果を出している。

 

 

 

トレーナーのあなただって

私の知らない知識や経験が

たくさんあるはずだ!!

 

 

「ないもの」を求め探すより

「あるもの」に目を向けて

それをどう子どもに伝えるか。

 

 

そもそも、私の野球教室は

プロ野球選手を育てることでは

全くない。

 

 

私は私の経験を活かし

「社会に出ても通用する大人を育てる」

これをモットーに野球を教えている。

 

 

これを詳しく書くと長くなるから

また別の機会で書くとする。

 

 

もっと自分の人生経験を

子どもたちに教える指導も

いいんじゃないか!!

 

 

技術だけでなく

考え方、親との接し方

または、子どもとの接し方

 

 

監督や仲間同士の関わり方

親同士の関わり方

 

 

そして人生の楽しみ方

 

 

こんなことが教えれる大人って

魅力的だと思うんだけどな~

 

 

人それぞれ野球に対する

価値観は全然違うから

これが正解はないけど

 

 

 

私は子どもに

「人生の楽しみ方」を

教えれる大人でいたい。