<間違いだらけの野球教室>野球は辛くて苦しいもの!について
まず、この話をする前に先に断っておくが私は特定の宗教団体にも属しておらず強く信仰している宗教もないのでこれから話す内容やイラストは一切関係ないのでご注意ください。
人生は辛く次から次へと苦しみや悩みがやってくる。そんな辛くて苦しい人生を明るく照らし、楽しい人生へと導いてくれるのがお釈迦様だったりキリストだったり仏様だったりする。
そのような悟りを開いた神様や仏様などが苦しんでいる人に「こうすれば人生は楽しくなりますよ」と手を差し伸べアドバイスを頂けるから人々は救われ人生を明るく照らし楽しい人生を過ごせる。
では、この人生を「野球」に例えてみたらどうだろうか?
野球をやっていると辛いことや苦しいことがたくさんある。悩みも次から次へとやってくる。
負ける試合が続いたり、打てない打席が続いたり、エラーが続いたり、色々、苦しいことが続く日もある。
苦しんだ挙句にようやく勝てた試合、ヒットが出た打席があったとしてもそれも一瞬の喜びで次の試合では負け、また次の打席ではチャンスで打てなかったり、大事なところでエラーしたり。
私も現役選手時代は今振り返ると、苦しくて悩んでいた時期の方が多かったと思う。現在も草野球で楽しい仲間と試合をしているがやっぱり勝てない試合が続くと苦しいし悩んでしまう。
野球も人生も同じで次から次へと苦しみや悩みがやってきます。
先ほど、人生は辛く次から次へと苦しみや悩みがやってくる。そんな辛くて苦しい人生を明るく照らし、楽しい人生へと導いてくれるのがお釈迦様だったりキリストだったり仏様だったりする。
このようなことを書きましたが、では野球の場合には野球人生を明るく照らし楽しい野球人生へと導いてくれる人は誰なんでしょうか?
「野球の神様?」
違います。
明るく照らし楽しい野球人生へと導いてくれるのは監督、指導者しかいません。
監督や指導者がチームが負けて苦しんでいるときに勝てるようにアドバイスをしたり、結果が出ずに苦しんでいる選手にアドバイスすることでチームや選手は救われます。
「試合で勝つためにはこうした方がいい」
「打席ではこう言うことを意識してスイングしよう」
「盗塁のスタートはこうしてみたらどう?」
具体的で的確さらに結果が出るそのチームや選手に合ったアドバイスをする。
少しずつ変化や結果が出始めると本当に野球が楽しくなってくる。
私も現役時代、コーチや先輩からアドバイスを頂いて少しずつ変化がみられると楽しくなる。この楽しい気分をずっと味わいたいから練習を続けたくなる。
練習を続けて試合で結果が出てくるとさらに楽しくなる。そうするともっと練習をしたくなるので誰に言われるでもなく自主的に遅くまで練習ができる。楽しいから何時間練習しても苦にならない。
練習が終わっても早く練習がしたいから明日が待ち遠しくなる。
このような状態が毎日続けば野球人生は楽しく明るいものになる。
しかし、チームが負けが続いている、自分自身が思うような結果が出ていない時には全く真逆の気持ちになる。
チームの雰囲気も良くないからグラウンドに集まるのも嫌になるし自分自身結果が出ていないからバットを握りたくもないし練習もしたくない。毎日が憂鬱になる。
このような状態では辛く苦しい日々が続いて、野球が嫌いになり野球から離れていく選手も出てくる。
野球から離れてしまう選手を出さないためにも監督、指導者は結果が出せる的確なアドバイスを選手に送ってください。
野球教室などで選手と直接話をすることが多いのですが、明るく楽しい野球人生に導くはずの監督、コーチの言葉や言動によって「チームに行くのが嫌だ」「野球が楽しくない」と感じている子どもが多くいることに気づかされます。
これは本当に許せないことです。
選手は監督、指導者の道具ではないのです。グラウンドでの主役は子どもたちなのです。主役の子どもたちに活躍してもらうために監督、指導者はいるのであって「勝つための道具」ではないことを覚えてください。
そんな監督、コーチは本当に辞めろ!!と声を大にして言います。
子どもたちの笑顔。草野球で頑張ってる選手の笑顔がたくさん見れるグラウンドにしていきたいと思う私なのでした。