【早く終われ】って思った瞬間を誰にも言えない

河川敷のグラウンド。

バックネット裏の、プラスチックの椅子。

太ももにユニフォームの湿り気が張り付いて、首の後ろは、じりじり日が当たって。

膝の上にスマホを伏せたまま、画面を点けるわけでもなく、消すわけでもなく、親指だけが動いてた。

ホイッスルが遠くで鳴ってる。

周りのママたちは談笑してて。

でも頭の中では、「今日、何時に終わるんだろう」それしか流れてなかった。

立ち尽くしたまま、ペットボトルを持ったまま、輪に入るか入らないか迷って、結局動けなくて。

試合が終わって、負けて、泣いてるあの子を見たとき。

慰めようとして、「お疲れ様」って言おうとしたんだけど、声が嘘になる気がして、飲み込んだ。

そのときに一瞬、「また来週も、これか…」って、考えてしまった自分がいて。

最低だ。

祝日だよね、今日。

私、何してるんだろう。

頑張れって…誰のため?

もし今、この文章を読みながら、少しだけ息がつまる感じがあるなら。

この続きを、声で聴いてもらえたらと思います。

文字だと、どうしても「読んでしまう」感じになるから。

声だと、少しだけ、そのまま置いておける気がするんです。

 

「早く終わらないかな」って思ってしまった、そのあとだった

送迎の帰り道とか、洗濯機の前とか、電気を消したあとのキッチンで。

肩とか、胸の奥とか、力が抜けないまま、気持ちだけがまだ終わってなくて。

一日が終わったはずなのに、終わってない感じが、残ってる。

その感じを抱えたまま、夜になって、こうして何かを検索してる。

「スポーツママ 疲れた」とか、「少年スポーツ 親 しんどい」とか、「子供の試合 行きたくない」とか。

誰にも見せる気がない言葉を、打ち込んでしまう夜。

僕は、昔、グラウンドにいて。

負けたら、帰れた。

でも、あの席に座ってる人は、帰ったら、泥だらけのユニフォームを洗って、明日の準備をして、「大丈夫だよ」って、声をかけて。

誰のために…

 

グラウンドに、風だけが吹いてる

試合が終わって、誰もいなくなったグラウンドに、風だけが吹いてる。

洗濯機が止まって、静かになる瞬間。

夜、駐車場で、エンジンを切ったあとの、無音。

そういうとき、何も聞こえないはずなのに、耳の奥が、ざわざわしてる。

「行きたくない」

「もう休みたい」

「私の時間がほしい」

声に出したことない。

誰にも言われてないのに、自分で、禁止してた。

「今日は、応援しなくていい」

「全部、見なくていい」

「疲れてるって、思っていい」

そういう言葉を、誰かに言ってもらいたかったのかもしれない。

でも、誰も言ってくれなかった。

 

応援しない日。喜べないまま、帰る日。

応援しない日が、ある。

喜べないまま、帰る日が、ある。

祝日を、嫌いな日が、ある。

それを、今日だけ、そのまま置いておく。

否定もしない。

肯定もしない。

ただ、そこに、ある。

 

ユニフォームの泥が落ちても、気持ちが残る日も、ある

試合後の車で、一人になる時間。

ハンドルを握ったまま、エンジンをかけずに、少しだけ座ってる。

泥を落とす。

洗濯機を回す。

明日の準備をする。

でも、気持ちは、まだ残ってる。

それを、今日は、連れたまま終わる。

片づけなくていい。

整理しなくていい。

ちゃんと向き合えなかった感じが、残っていても。

何も片づいていなくても。

今日は、それでいい日です。

 

ここまで読んで、

言葉にならないまま残ったものがあれば、

それを置いておける場所は、

別のところにも、あります。

 

 


この記事を書いたのはこんな人 


沖増 茂伸(おきます しげのぶ)|ママの心をほどく専門家

元社会人野球選手として10年間、都市対抗野球全国大会優勝など勝負の世界の最前線に身を置いてきました。

引退後、マンツーマンレッスンや個別相談を通じて多くの親子と向き合う中で気づいたのは、「子どもを支えるママ自身が、誰よりも孤独で、自分を責め続けている」という現実でした。

僕の役割は、野球の技術を教えることではありません。

一人ひとりのママが抱える「誰にも言えない本音」を聴き、頑張りすぎてガチガチになった「心の鎧」をそっと脱がせることです。

選手時代の経験と、これまで伴走してきた親子の皆さんの声から、スポーツキッズママ特有の孤独に、一番近くで寄り添います。

「ママ」を脱いで、一人の女性として、ふぅっと息を吐ける毎日を一緒に作っていきましょう。


■ 親子で輝く!スポーツから学ぶ人生変革メッセージ


もし今日のこの感覚を、明日も忘れたくないなら。

「頑張らなきゃ」で固まった心を、そっと緩める。1人で戦うママへ届ける、お守りのようなメッセージ。

Instagramでは、グラウンドや送迎の合間に読める「深呼吸できる言葉」を、そっと置いています。

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