「この子、体が小さいから無理かも…」と不安になったママへ。元社会人野球選手が伝える、身長168cmでもタイトルを獲った話
グラウンドで、ふと不安になったあなたへ
試合開始前、両チームが整列した瞬間のこと。
相手チームの子たちと並んだ我が子を見て、思わず息を呑みませんでしたか？
一人、また一人と、息子より頭ひとつ分大きな子たちが並んでいく。
同じ学年のはずなのに、まるで違う年代の子たちと並んでいるような錯覚。
息子だけが、妙に小さく見えた。
「ああ、やっぱりこの子、小さいな…」
そう思ってしまった自分に、ハッとしませんでしたか？
こんなこと考えちゃいけない。
息子は息子なりに頑張ってるのに。
そう思いながらも、心のどこかで「この先、大丈夫かな」という不安がざわざわと広がっていく。
家に帰ってからも、夕飯の支度をしながら、お風呂に入りながら、その不安が頭から離れない。
スマホで「少年野球 身長 小さい」って検索してしまったこと、ありませんか？
今日は、そんなあなたの本音に、僕が全力で向き合います。
実際に届いた、あるママからの相談
「野球をやっている小学5年生の息子がいますが、周りと比べて身長が小さく体も大きくないのでこの先、体が小さくてもやっていけるか不安です。周りや他のチームでも体が大きい子が活躍していますし高校野球でもプロ野球でも大きい人が活躍しているように見えます。」
この文章の行間に、どれだけの想いが詰まっているか。
僕にはわかります。
試合前の整列で見た、我が子と周りの子の体格差。
試合でヒットを打った大きな子を見て、複雑な気持ちになったこと。
「うちの子も頑張ってるのに」と思いながら、心のどこかで体格を羨んでしまう罪悪感。
まず最初に、伝えさせてください。
ここまで息子さんを想い、悩んで、それでも支え続けてきたあなた自身を、抱きしめてあげてください。
身長168cmの僕が、社会人野球で10年プレーしてタイトルを獲った理由
僕の身長は、168センチです。決して大きくありません。むしろ小さい部類です。
でも、社会人野球で10年間プレーしました。タイトルも獲りました。
そして何より、僕は「体が小さくても活躍してきた選手」をたくさん見てきました。
なぜか？
野球は、体の大きさだけで決まるスポーツじゃないからです。
動きの質、判断の速さ、技術の精度、そして「自分の武器を知っている」という自信。それらが揃えば、体格差なんて簡単にひっくり返ります。
例えば、空模様を想像してみてください。
大きな雲が空を覆っている日もあれば、小さな雲がすっと晴れ間を作る日もある。どちらが「正しい空」なんてないんです。ただ、その日その場所にふさわしい空があるだけ。
息子さんも、今の体で「ふさわしいプレー」を見つければいい。
それを一緒に探してあげることが、あなたにできる最高の応援です。
「大きくなるかどうか」をコントロールしようとしなくていい
親として、つい「何とかしてあげたい」と思いますよね。
食事、睡眠、サプリ、ストレッチ…できることは全部やりたくなる。
でも、ちょっと立ち止まってみてください。
息子さんの身長は、あなたがコントロールできるものでしょうか？
できることをやるのは大切です。
でも「結果をコントロールしよう」とすると、あなた自身が苦しくなるんです。
野球でも同じです。
打席に立った選手が「絶対ヒットを打たなきゃ」と力むと、体が固まってバットが振れなくなる。「今できることを、丁寧にやろう」と思えた時、自然にいい結果がついてくる。
身長も同じ。
息子さんは息子さんのペースで育ちます。その過程を、信じて見守ってあげてほしいんです。
「小さい=不利」じゃない。むしろ武器になる瞬間がある
ここで、あなたに安心してほしいことがあります。
体が小さいことは、実は「武器」にもなるんです。
小柄な選手は、重心が低く、動き出しが速い。
守備範囲が広く見えるし、盗塁も決まりやすい。
バッティングでも、コンパクトなスイングでミートポイントを正確に捉えられる。
これ、体が大きい選手にはなかなかできないことなんです。
そして何より、「体が小さいから工夫する」という経験は、息子さんの中に確実に残ります。
頭を使うこと、自分の特性を理解すること、努力の方向を見極めること。
これらは、野球だけじゃなく人生全体で役立つ力です。
今、あなたが感じている不安は、実は息子さんにとって「成長のチャンス」の入り口かもしれません。
その可能性を、一緒に信じてあげてほしいんです。
指導者の僕だからこそ、あなたの絶対的な味方になれる
僕は結婚していません。子どももいません。
でもだからこそ、「ママ」という役割ではなく、「一人の女性」としてのあなたに寄り添えると思っています。
僕は指導者として、子どもたちだけでなく、ママたちの悩みにも向き合ってきました。
誰にも言えない不安、夫に理解されない孤独、自分を責めてしまう苦しさ。
その全部を、僕に預けてみませんか？
あなたのお悩みにメールもしくはブログでお答えします。一人の女性として、あなたの本音を僕に預けてみませんか？
『こんな小さなことで相談してもいいのかな？』なんて思わなくて大丈夫です。その小さなトゲが抜けるだけで、毎日の景色は変わりますから。
息子さんの身長も、あなたの不安も、全部受け止めます。
一緒に、少し楽な道を探していきましょう。
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この記事を書いたのはこんな人
沖増茂伸（おきますしげのぶ）：ママの不安に寄り添う心のサポーター
元社会人野球選手として10年間現役を続け、都市対抗野球全国大会優勝などの経験を積みました。現在は「頑張るスポーツキッズを支えるママ」の立場に立って、皆さんの心に寄り添いたいと思っています。子どもの成長への不安、チーム内での人間関係、他の保護者との付き合い方など、スポーツキッズママならではの悩みに、選手時代の経験を通じて寄り添います。
一緒に、お子さんの成長を見守りながら、ママ自身も笑顔でいられる毎日を作っていきましょう！
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