「また怒っちゃった…」子どものために頑張るほど苦しくなる3つの理由と心が軽くなる考え方

子どものために必死に頑張っているのに「私はダメな母親」と自分を責めてしまうあなたへ。毎日の出来事に意味を探し続けて疲れていませんか?頑張りすぎて苦しいママが「このままの私でいい」と心から思えるようになる3つの視点をお伝えします。

音声で聞きたい方はコチラのYoutube音声で ぜひお聞きください↓↓

「また怒っちゃった」「なんで私はこんなにダメなんだろう」「もっといいお母さんになりたいのに」

毎日そうやって自分を責めていませんか?

朝からバタバタして、子どもにイライラをぶつけてしまう。そして夜になると「今日も怒ってばかりだった」と後悔する。ママ友を見ては「あの人はちゃんとできているのに」と比べてしまう。

頑張れば頑張るほど、苦しくなる。子どものためにやっているはずなのに、なぜか心は満たされない。

もしかしたらあなたは今、「私が頑張れば子どもは幸せになれる」「この苦しさには何か意味があるはず」と、必死に答えを探しているのかもしれません。

でも、その「意味探し」こそが、実はあなたを一番苦しめているとしたら…?

今日は、頑張りすぎて疲れてしまったあなたに、少し楽になれるお話をします。

私は野球のレッスンや個別相談で、たくさんのママたちとお話ししてきました。その中で気づいたことがあります。

多くのママが「もっと子どものためにできることがあるはず」「この出来事には何か意味があるはず」「私がもっと頑張れば何かが変わるはず」って、ずっと意味を探し続けているんです。

でも、その「意味探し」が、実はあなたを一番苦しめているかもしれません。

今日お伝えしたいのは、こんなことです。

「出来事に特別な意味はない。でも、無駄なことは何もない」

ちょっと不思議な言葉ですよね。でもこれ、すごく大切な考え方なんです。

これから3つのポイントに分けてお話ししていきますね。

 

すべてに意味を見つけようとしなくていい

例えば、朝子どもにイライラして怒鳴ってしまった。

その時、「私はダメな母親だ」「これは何かのサインかも」「きっと私の育て方が間違ってたんだ」「もっと余裕を持たなきゃ」って考えてしまう。

そして、「この出来事から何を学ぶべきなんだろう」って、ずっと意味を探し続けてしまうんです。

でも実は、イライラしたことに深い意味はないんです。

寝不足だったから。疲れていたから。たまたまタイミングが悪かっただけ。ただそれだけ。

雨が降るのに意味がないように、感情が湧くことにも特別な意味はありません。

私が野球レッスンで関わってきたママの中に、こんな方がいました。

子どもが試合でエラーをするたびに、「私の応援の仕方が悪かったのかな」「もっと練習に付き合うべきだったのかな」って、ずっと意味を探していたんです。

でもある日、「エラーはただのエラー。それ以上でも以下でもない」って気づいたら、すごく楽になったって言ってくれました。

意味を探すのをやめると、「じゃあ次どうしよう」「今、子どもに何が必要かな」って前を向けるんです。

「なぜ?」を探すのではなく、「今、ここから」を見られるようになる。

これだけで、自分を責める時間が減って、子どもの顔をちゃんと見られるようになったって、たくさんのママが教えてくれました。

あなたも、起きた出来事に壮大なストーリーを当てはめようとしなくていいんです。

ただ起きた。それだけ。

そう思えるだけで、心がふっと軽くなります。

 

自分を責めるママが知っておきたいこと:すべてが今のあなたを作っている

「意味がない」って聞くと、「じゃあ全部無駄だったの?」「あんなに悩んだ時間は何だったの?」って思うかもしれません。

違います。

たとえば、今日子どもと喧嘩したこと。昨日失敗したこと。去年うまくいかなかったこと。

それ自体に「あなたに何かを学ばせるため」みたいな壮大な意味はないけれど、でもそれがあったから今のあなたがいるんです。

川の流れを想像してみてください。

一つ一つの波に意味はないけれど、全部が流れを作っている。大きな波も、小さな波も、逆流する波も、全部が合わさって川になっている。

どの波が良くて、どの波が悪いって区別できますか?できないですよね。

あなたの人生も同じなんです。

「あの時怒鳴ってしまったこと」も、「子どもに冷たくしてしまった日」も、「ママ友との関係がうまくいかなかったこと」も。

良いも悪いもなく、全部が今につながっている。だから、何も捨てる必要はないんです。

私がお話ししてきた、人よりも敏感で、人の目を気にしてしまうママ、小さなことでも気になってしまうママたちは、よくこう言います。

「過去の自分をずっと責めてた。あの時ああすればよかった、こうすればよかったって」

でも、「あの時があったから今の私がいる」って思えるようになったら、過去の自分を許せるようになった。

そして、今の自分のことも、少しずつ好きになれてきたって言うんです。

これ、すごく大切なことだと思うんです。

あなたが今、「私はダメな母親」って思っているなら、それはこれまでの出来事を「失敗」だと決めつけているから。

でも、失敗も成功もない。ただ起きて、ただ流れて、今ここにある。

そう思えたら、「あの時の私もよくやってた」って、自分を抱きしめられるようになります。

個別相談でお話ししたあるママは、こう言ってくれました。

「子どもが小さい頃、仕事が忙しくて向き合えなかった。ずっとそれを後悔してた。でも、あの時があったから今、子どもとの時間を大切にできてる。あの時の私を責めるのをやめたら、今の私も楽になった」

無駄なことは何もない。全部が、今のあなたを作っている材料なんです。

 

このままの私でいいと思える瞬間:今ここにいる、それだけで完結している

あなたは今、「もっと良い母親にならなきゃ」「子どもをもっと成長させなきゃ」「レギュラーになれるようにサポートしなきゃ」って思っているかもしれません。

「今のままじゃダメ」「もっと何かをしなきゃ」って、ずっと走り続けているかもしれません。

でも、ちょっと立ち止まって考えてみてください。

本当は、今のあなたで、もう完結しているんです。

ちょっと実験をしてみましょう。

今、呼吸を意識してみてください。息を吸って、吐いて。

その呼吸に意味はありますか?「この呼吸は○○のため」って理由がありますか?

ないですよね。ただ起きているだけ。でも、それでいいんです。それで完璧なんです。

同じように、今日のあなたも、意味を探さなくても、ただここにいるだけでいいんです。

頑張って意味を見つけようとしなくても、頑張って何かにならなくても、あなたの存在そのものがもうすでに十分なんです。

完璧な母親になろうとしなくていい。子どもを完璧に育てようとしなくていい。

今、ここにいる。それだけで、もう完結しています。

「このままの私でいい」って思えた瞬間から、不思議なことに、自然と前に進めるようになるんです。

意味を探すのをやめて、ただ今ここにいる自分を感じてみてください。

それだけで、何かが変わり始めます。

 

子育ての悩みを一人で抱え込まないで

ここまで読んでくださって、ありがとうございます。

「意味を探さなくていい」「このままでいい」という言葉を、頭ではわかっても、実際に日常の中で実践するのは簡単ではないかもしれません。

「子どもにまたイライラしてしまった」「ママ友の言葉が気になって眠れない」「職場の人間関係がうまくいかない」

そんな日々の中で、一人で抱え込んでいませんか?

私は野球レッスンや個別相談を通じて、自分を責めすぎてしまうママ、人の目を気にしてしまうママ、小さなことでも敏感に反応してしまうママたちとたくさんお話ししてきました。

そして、お一人お一人のお話を丁寧に聴かせていただく中で、多くのママが「話を聴いてもらえただけで楽になった」「自分だけじゃなかったんだと安心した」と言ってくださいます。

もしあなたが今、「もっと楽に生きたい」「このままの私でいいと心から思いたい」と感じているなら、一度お話ししてみませんか?

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この個別相談では、あなたの今の気持ちをじっくりお聴きしながら、あなたに合った「楽になる考え方」を一緒に見つけていきます。

「子どものために頑張る」ことと「自分を大切にする」ことは、本当は矛盾しないんです。

あなたが楽になることが、結果的に子どもにとっても、家族にとっても、一番いい選択になります。

一人で抱え込まないでください。

あなたの話を聴かせてください。

「このままの私でいい」と心から感じられる日々を、一緒に作っていきましょう。

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この記事を書いたのはこんな人


沖増茂伸(おきますしげのぶ):ママの不安に寄り添う心のサポーター

 

元社会人野球選手として10年間現役を続け、都市対抗野球全国大会優勝などの経験を積みました。現在は「頑張るスポーツキッズを支えるママ」の立場に立って、皆さんの心に寄り添いたいと思っています。子どもの成長への不安、チーム内での人間関係、他の保護者との付き合い方など、スポーツキッズママならではの悩みに、選手時代の経験を通じて寄り添います。

 

一緒に、お子さんの成長を見守りながら、ママ自身も笑顔でいられる毎日を作っていきましょう!

 


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