「またうちの子、苦手な練習サボってる…」得意なことしかしない子が輝く3つの理由
「うちの子、得意な練習ばっかりやって、苦手なことは全然やろうとしないんです…このままで大丈夫なんでしょうか?」
もしかして今、そんな風に悩んでいませんか?
シュート練習は何時間でもするのに、ディフェンスの練習になると急にやる気をなくす。バッティングは大好きなのに、守備の練習は嫌がる。
「このままじゃダメな選手になっちゃうんじゃないか」
「周りの子はバランスよく練習してるのに…」
「私の育て方が間違ってるのかな」
そんな不安で、胸が苦しくなることもありますよね。
でも実は…その心配こそが、お子さんの本当の輝きを見えなくしているかもしれないんです。
私は元社会人野球選手で、今は野球レッスンで子どもたちと、個別相談でママたちと関わっています。その中で確信していることがあります。
それは「得意なことしかしない子」には、大きな可能性が隠れているということ。
今日は、あなたの不安を手放して「このままでいいんだ」と心から感じられるお話をします。
音声で聞きたい方はコチラのYoutube音声で ぜひお聞きください↓↓
私たちが受けてきた教育が、子どもの可能性を狭めている
まず、こんな経験ありませんか?
テストで90点取っても「ここ間違えたね、次はちゃんとやろうね」って言われる。できたところじゃなくて、できなかったところばかり注目される。
実は私たちの世代って、ずっとそういう教育を受けてきたんですよね。
「できないところを直す」
「苦手を克服する」
「弱点を補う」
それが”良い教育”だって、当たり前のように思ってきました。だからママも、無意識に子どもに対して同じことをしてしまうんです。
「苦手なことこそ、頑張って練習しなさい」って。
でもね、私がこれまで野球レッスンで子どもたちと関わり、個別相談でママたちの悩みに寄り添ってきて確信していることがあります。
それは、できないところを直すよりも、できるところを伸ばす方が、圧倒的に子どもは輝くということ。
得意なことしかしない子が輝く3つの理由
理由1:好きなことをしているとき、子どもの魂が喜んでいる
苦手なことを練習させようとすると、子どもの目は曇ります。でも「あなた、これ得意だよね」って言ってあげると、目がキラキラするんです。
この違い、すごく大きいんです。
私たちは誰でも、本当の自分らしさを発揮できる「何か」を持って生まれてきています。それが得意なこと、好きなことなんですね。
子どもが得意な練習ばかりするのは、本能的に「これが自分の道だ」って感じているから。その直感を信じてあげることが、実は一番大切なんです。
理由2:得意を伸ばすと、自信という土台ができる
実際に私が野球レッスンで見てきた子どもたちの中に、こんな子がいました。
バッティングは得意だけど、守備が苦手。周りの大人は「もっと守備練習しなさい」って言うんだけど、本人はバッティング練習ばかりしたがる。
でもね、その子の「好き」を認めて、徹底的にバッティングを伸ばしていったんです。
そしたら何が起きたと思いますか?
バッティングが上達して自信がついたら、自然と守備にも前向きになってきたんです。「もっと試合に出たい」「チームに貢献したい」って気持ちが、本人の中から湧いてきたんですよね。
これ、一つの例ですけど、私は何度もこういう場面を見てきました。
人は「これだけは誰にも負けない」という柱が一本あれば、他のことにもチャレンジする勇気が出てくるんです。
理由3:苦手克服より、得意を極める方が成功する
スポーツキッズママの個別相談でよく聞かれるのが「でも、バランスよくできないと試合で使ってもらえないんじゃ…」という不安です。
その気持ち、すごくわかります。
でもね、実際のスポーツの世界を見てみてください。
野球でいえば、守備は苦手だけど打撃だけで活躍する選手もいます。サッカーでも、得点力だけで評価される選手がいます。
大切なのは「何か一つ、誰にも負けないもの」を持っていること。
苦手を平均まで上げるより、得意を突き抜けて伸ばす方が、結果的にチームに必要とされる選手になるんです。
ママができる、たった一つのこと
じゃあ、ママには何ができるのか。
それは「あなたの得意はこれだね」って、認めてあげることなんです。
子どもって、自分の得意なことに気づいていないことが多いんですよね。だから大人が「これ、すごいよ」「あなたの強みだよ」って言葉にして伝えてあげる。
それだけで、子どもは自分の中に「柱」ができるんです。
その柱があれば、他のことにもチャレンジする勇気が出てくる。
これは、スポーツキッズママとの個別相談で何度も確認してきた事実です。
ママが子どもの得意を認めて応援し始めた途端、子どもが変わるんです。表情が明るくなって、練習への取り組み方も変わってくる。
私自身が「得意なことしかしない子」でした
実は、私自身もそうでした。
私も子どもの頃から、すごく偏った練習しかしない子だったんです。好きなことは何時間でもやるけど、嫌いなことは本当にやらない。
周りの大人は心配したと思います。「このままで大丈夫なのか」って。
でも、社会人野球選手になって、私の得意なところを認めてくれる人がいて、それを伸ばすことに集中できたから、苦手だったことも少しずつできるようになっていったんです。
今、野球レッスンで子どもたちと関わる仕事をしているのも、そういう経験があったからなんですよね。
だから私は確信を持って言えます。
「得意なことしかしない子」は、ダメな子じゃない。むしろ、自分の道を知っている子なんです。
「このままの私でいい」と感じられる子育てへ
今日お伝えしたかったのは、「苦手を克服させなきゃ」って焦らなくていいということ。
お子さんの「得意」「好き」を認めてあげてください。それを伸ばしてあげてください。
そうすれば、お子さんは自分の力で成長していきます。
そしてもう一つ大切なこと。
これまでスポーツキッズママたちと個別相談で関わってきて感じるのは、「ママ自身が自分を責めすぎている」ということ。
「私の育て方が悪いから、うちの子は苦手なことから逃げるんだ」
「もっと厳しくしなきゃいけないのかな」
「他のママはちゃんとできてるのに…」
そんな風に、自分を責めていませんか?
でもね、あなたは十分頑張っています。そして、お子さんもちゃんと成長しています。
ただ、その成長が「苦手克服」という形じゃなくて「得意を伸ばす」という形だっただけ。
それは間違いじゃないんです。むしろ、お子さんらしい成長の仕方なんです。
一人で抱え込まなくて大丈夫です
もしあなたが今、
「本当にこのままでいいのかな」
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あなたとお話しできることを、心から楽しみにしています。
この記事を書いたのはこんな人
沖増茂伸（おきますしげのぶ）：ママの不安に寄り添う心のサポーター
元社会人野球選手として10年間現役を続け、都市対抗野球全国大会優勝などの経験を積みました。現在は「頑張るスポーツキッズを支えるママ」の立場に立って、皆さんの心に寄り添いたいと思っています。子どもの成長への不安、チーム内での人間関係、他の保護者との付き合い方など、スポーツキッズママならではの悩みに、選手時代の経験を通じて寄り添います。
一緒に、お子さんの成長を見守りながら、ママ自身も笑顔でいられる毎日を作っていきましょう！
■親子で輝く！スポーツから学ぶ人生変革メッセージを配信しています。
日々のレッスンで見つけた「子どもが輝く瞬間」や、ママの心が軽くなるヒントをInstagramでお届けしています。
「今日、まさにこれで悩んでた!」という、あなたの”今”に寄り添う投稿を心がけています。フォローしていただくと、忙しい毎日の中でも、ふっと心が軽くなる瞬間が増えるはずです。
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