子どもの行動を変えるにはどのような言葉をかければいいのか

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こんにちは。野球専門カウンセラーの沖増茂伸です。今回は「子どもの行動を変えるにはどのような言葉をかければいいのか」というテーマでお話をしていきます。

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■思い込みが行動を変える

 

私は思い込みを変えると現実も大きく変わるというお話をしています。思い込みと言うのは自分が本気で「そうだ!」と思っていることです。誰にでもこの思い込みを持っています。私にも思い込みはありますしあなたにも思い込みはあります。そして世の中で成功している人は「自分は成功できる」という思い込みを持っていますし、物事が上手くいかない人は「私にはどうせ無理だ」という思い込みを思っています。

 

この思い込みと言うのは育ってきた環境や周りの人間関係によって強くなっていきます。もちろんこの思い込みは子どもにもあります。そして親の影響が一番大きく関わってきます。スポーツと言うのは結果を重視してしまいます。だから「これができないといけない」「勝たないといけない」という価値観になってしまいます。

 

さらには自分の子どもには上手くなってもらいたい、活躍できる選手になってもらいたい、と言う気持ちに当然なります。だからこそ余計に「これができないといけない」「もっと上手くならないといけない」「レギュラーとして活躍してもらいたい」という価値観を子どもに押し付けます。

 

見逃し三振をすれば「なんでバット振らないの」と言ったり、ヒットが打てなかったら「練習が足りないから上手くならないんだよ」と言ったり「なかなか上手にならないね~」と言ったりと子どもの結果や行動に対して否定したりダメ出しをすると子どもはそれが思い込みに変わっていきます。

 

■思い込みが変わるとできるようになる

 

それが積み重なっていくと「自分はダメなんだ」「自分は何をやっても上手くいかないんだ」「自分は下手くそなんだ」という思い込みになっていくんです。だから子どもに対しても言葉かけはとても大事になるんです。目の前の結果に対して良い悪いと判断するのではなく、できてもできなくても受け止めて認めてあげるんです。

 

大人の思い込みは何年、何十年と積み重ねてきているので簡単に思い込みを外すのは難しいのですが子どもの場合はすぐに思い込みが外れます。そうすると今までできなかったことが簡単にできるようになったりなぜだか分からないけど上手くいくことがあるんです。

 

先日もマンツーマンレッスンで子どもに教えたときも子どもの思い込みには「速いボールが投げられない」「コントロールが悪い」という思い込みを持った子どもがいましたが、私はマンツーマンレッスンの中で「速いボール投げれているよ」とか「いい回転のボールが来てるじゃん」とか「ボールの回転数が上がっているよ」「コントロール良くなっている」「大丈夫、できているよ」と繰り返し何度も言っていると、その子の思い込みが外れて本当に速いボールを投げられるようになったりコントロールが良くなったりするんです。

 

■あなたの思い込みを変える

 

それだけ思い込みって大事なんです。だから子どもに対して声をかけるときは目の前のことが出来てもできなくてもそこは関係ないんです。「本当はできるの知っているよ」とか「できてるじゃん」とか「大丈夫大丈夫、できるようになるから」と肯定してあげるような言葉を伝えてあげてください。

 

そして子どもに肯定的な言葉を伝えるためには親であるあなたも思い込みを変える必要があります。思い込みを変えるために必要なことが口癖です。無意識でどんなことを口にしているでしょうか。何かするときに「難しい」とか「無理かも」とか「やっぱりダメか」と口にしていないでしょうか。

 

そういった否定的な言葉を変えてみてください。子どもに向かって言う前に自分に向けて「本当はできるの知っているよ」とか「できてるじゃん」とか「大丈夫大丈夫、できるようになるから」と言う言葉を言ってあげてください。

 

そうすればあなたの思い込みも変わって自然と子どもにかける言葉も変わっていきます。かける言葉が変われば子どもの思い込みも変わり行動も変わっていくようになりますので、今日からあなたが発する言葉を変えて「大丈夫、大丈夫」「できるようになるよ」「できてるじゃん」「上手くなってるよ」というような肯定的な言葉を使い、それを子どもにも伝えてあげてみてください。

 

■まとめ

 

というわけで今回は「子どもの行動を変えるにはどのような言葉をかければいいのか」というテーマでお話ししてきました。

 

私たちは全員、思い込みを持っています。上手くいく人は「上手くいく」と言う思い込みを持っています。反対に上手くいかない人は「上手くいかない」「無理なんだ」と言う思い込みを持っています。子どもの思い込みは親の影響を大きく受けています。

 

親がいつも言いている言葉が子どもの思い込みになっています。自信がない、なかなか上手くならないのは「無理」とか「難しい」「無理かもしれない」と言う思い込みがあるのかもしれません。そういった思い込みを外すためには否定的な言葉より肯定的な言葉を伝えてあげてください。

 

「本当はできるの知っているよ」とか「できてるじゃん」とか「大丈夫大丈夫、できるようになるから」と肯定してあげるような言葉を伝えてあげてください。そして、肯定的な言葉を伝えるためには親であるあなたの思い込みも変える必要があります。

 

子どもに対して肯定的な言葉をかけるように、あなた自身にも「大丈夫、大丈夫」「できるようになるよ」「できてるじゃん」「上手くなってるよ」と肯定的な言葉を言ってあげてあなたの思い込みも変えるようにしてみてください。

 

それでは、今回は以上にします。

 

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この記事を書いたのはこんな人


沖増茂伸(おきますしげのぶ)野球専門カウンセラー

◆元社会人野球選手(現役10年)

◆都市対抗野球全国大会優勝

◆東海地区ベストナイン受賞

◆ベーブルース杯大会首位打者

◆東海地区春季大会首位打者

 

子どもの技術向上はもちろん、子どもの上達に悩むお父さん お母さんの悩みを解決しもっと楽に子どもと野球に向き合って欲しいという思いで情報配信しています。

 

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