こんにちは。
思い込みを変えて子どもと野球に楽に向き合えるメッセージをお伝えしています。
野球専門カウンセラーの沖増茂伸です。今回もお悩み相談にお答えしていきます。
今回のお悩み相談は
「運動神経はどうしたらよくなるのか」
というお悩み相談にお答えしていきます。
「運動神経がいい」「身体能力が高い」のは生まれ持った才能だと勘違いしている人が多くいます。おそらくあなたもそう思ったことはあると思います。
しかし多くの子どもたちに打つ、投げる、走るという動きを教えてきてそれは決して生まれ持った才能ではないことを私は知っています。
よくある話で親の運動神経が悪いから子どもの運動神経が悪い!と言われますが全くそういう訳ではありません。
たとえ両親の運動神経が悪かったとしても子どもの環境によって運動神経は大きく変わってきます。両親が運動が苦手でも子どもは運動が得意ということはよくあります。
どのようにすれば子どもの運動神経がよくなるのか私の失敗談も踏まえてお話をしていきます。
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結論から先に言うと!
運動神経が悪いとか動きが鈍いと言われる子どもは本当に運動神経が悪かったり動きが鈍いのではなく
ただ単にその動きに慣れていないだけです!
どうやって筋肉を動かせばいいのかが分かっていないだけなのです。
動かし方がわかればそれを繰り返すことで素早い動きができるようになり運動神経が良くなり身体能力が高いと言われるようになるのです。
野球が上手くなるためには当然、技術を習得する必要があります。
しかし技術を習得するためにはそれなりの基礎筋力が必要になりますし自分の思うように身体を動かせる能力も必要になります。
いくら練習をしても打球が飛ばない、足が速くならない、速い球を投げられないとなげくお父さん、お母さんもいます。
言い方が悪いかもしれませんがやはりそういう子どもたちは基礎筋力が弱く自分の思うように身体を動かせない子どもたちが多くいます。
自分の身体を自分の思うように動かせないと技術も身につきません。
私は小学生、中学生のころ身体の線も細く運動神経が悪かったので身に染みて分かります。
サッカーのドリブルやリフティングはできませんでしたしリレー選手に選ばれたこともないぐらい足は遅く、野球をやっていたにも関わらずソフトボール投げでは平均以下しか投げられなかったことを覚えています。
反復横跳びも身体をどのように使えばいいのかわからず回数も少なく身体の堅い子どもでした。
そんな私ですが中学生になってもっと身体を大きくしたい、運動神経をよくしたいと考えトレーニングを開始しました。
しかし当時は今のようにYouTubeもありませんし情報もないのでトレーニング=重たいものを上げる。
トレーニング=疲れることだと思いとにかく重たいものを持ち上げたり長い階段を駆け上がったりとしていました。
今考えるととても非効率なトレーニングです。
それでもやらないよりはやった方がよく、自分でもわかるぐらい筋肉がついてきたのが分かりましたし振れなかったバットが振れるようになったり少しだけですが強い打球も打てるようになりました。
だから基礎筋力が低い子どもや自分の思うように身体を動かせない子どもにはトレーニングをすることをおススメしています。
とはいっても!!
私のようにとにかく重いものを持ち上げたりむやみやたらに階段や坂道を駆け上るトレーニングをしても効率も悪く骨や関節、筋肉に大きな負担をかけて怪我をしてしまう危険があります。
今後の成長に影響があるので小学生、中学生の頃は重いものを持ち上げるような負荷がかかるトレーニングはおススメしません。
ではどう言ったトレーニングが良いのかというと自分の体重を使ったトレーニングをおススメします。
野球は相手のリズムに合わせて動くことや目や耳から入ってくる情報で身体を瞬時に動かすことが必要になります。
真っ直ぐに走るだけでなく斜めに走ったりもしますし身体のバランスを保つことも必要になります。
基礎筋力、バランス感覚、リズム感、反射神経など、このような能力を高めていくことで野球の技術が身につき試合でも最高のパフォーマンスを発揮することができます。
特に15歳までに基礎筋力、バランス感覚、リズム感、反射神経などトレーニングをすることで運動神経が良くなると言われています。
これは私の経験でもありますが小学生、中学生の頃は野球だけしか運動をしていませんでした。
しかし、運動神経を良くしようと思うのであれば野球以外の運動をすることやかけっこ、鬼ごっこなどの遊びもたくさんした方がいいと実感しています。
そして私はゲームをあまりやりませんでしたがやはりこれからの成長のことや運動神経を良くしようと思うのであれば長時間のゲームもおススメはできません。
では具体的にどんなトレーニングをすればいいのかということですが
ジャンプをする、何かを飛び越える、台に飛び乗る、台から飛び降りるなど身体を浮かせて着地をする練習というのはバランス感覚や自分の身体がどう動いているのかを認識する力を鍛えることができるのでとてもおススメです。
また身体を前に倒す(前屈)身体を後ろにそらす動き(後屈)身体を横に曲げる動き(側屈)身体をひねる動きを正しくそして柔軟性を高めるための体操を日頃から行うようにすることもおススメしています。
特にラジオ体操はおススメです。
具体的な練習方法や身体の動かし方については会員限定「オキシゲの部室」にて動画で詳しくお話ししています。(音声のみ:リンクをブログ内に貼っておりますので)気になる方は覗いてみてください。
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また基礎筋力を高めるとは別にこのような能力も高めていく必要があります。高める能力は7つあると言われています。
①相手やボールなどと自分の位置関係を正確に把握する能力
②合図に合わせて素早く正確に対応する能力
③関節や筋肉の動きをタイミングよく同調させる能力
④手や足、道具などを自分の思う通りに動かす能力
⑤動きを真似したりイメージを表現する能力
⑥不安定な態勢でも動きを継続する能力
⑦状況に合わせて素早く動作を切り替える能力
この7つの能力を高めることが必要だと言われていますし実際に私もこの7つの能力が必要だということは実感しています。
こういった能力を身に着けるためにも野球だけの動きではなく、いろいろな身体の動きができる運動や遊びをぜひ取り入れてみてください。
というわけで今回は「運動神経はどうしたら良くなるのか」というお悩み相談にお答えしてきました。
【まとめ】
「運動神経が良い」というのは「自分の身体を自分が思った通りに動かすこと」が運動神経が良いと私は思っています。
反対に運動神経が悪いというのはただ単にその動きに慣れていないだけです!
どうやって筋肉を動かせばいいのかが分かっていないだけなのです。
リズム感だったり、バランス感覚や反射神経、状況の変化に対応する能力、モノや人との距離を認識する能力などを上手に組み合わせることで自分の身体を思い通りに動かすことができます。
運動神経が良いと言われる子どもはこのような能力が高いです。
とくに5歳から15歳の間にこのような能力をトレーニングすると運動神経が良くなると言われていますので
ジャンプをする、何かを飛び越える、台に飛び乗る、台から飛び降りる
身体を前に倒す(前屈)身体を後ろにそらす動き(後屈)身体を横に曲げる動き(側屈)身体をひねる動きやラジオ体操などを是非、親子で楽しみながらトレーニングを行ってみてください。
具体的な練習方法や身体の動かし方、そして7つの能力については会員限定「オキシゲの部室」にて動画で詳しくお話ししています。(音声のみ:リンクをブログ内に貼っておりますので)気になる方は覗いてみてください↓↓
それではまた次回の(音声)ブログでお会いしましょう。
野球専門カウンセラーの沖増茂伸でした。
この記事を書いたのはこんな人
沖増茂伸(おきますしげのぶ)
野球専門カウンセラー
◆元社会人野球選手(現役10年)
◆都市対抗野球全国大会優勝
◆東海地区ベストナイン受賞
◆ベーブルース杯大会首位打者
◆東海地区春季大会首位打者
子どもの野球技術向上はもちろん、子どもと親の自己肯定感を上げ、どんな結果になっても「楽しい」「幸せ」と幸福感を味わって欲しいという思いで情報配信しています。
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