こんにちは。
思い込みを変えて子どもと野球に楽に向き合えるメッセージをお伝えしています。
野球専門カウンセラーの沖増茂伸です。
今回は
「正解がないのではなく正解がいくつもある」
というテーマでお話をしていきます。
正解はいくつもありますが自分なりの正解を見つけることがとても大事です。
ある人にはこの方法がうまく行ってもあなたには同じ方法で上手くいくとは限りません。
その方法を実際にやって上手くいかなかった、その中から自分で考える、行動する、結果を検証するこれを行うことで自分なりの正解を見つけることができるようになります。
自分なりの正解を見つけることができればいろいろな情報や意見に左右されなくなりますので自分なりの正解の見つけ方のヒントになるお話ができればと思います。
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世の中には多くの情報があります。
その中でどの情報が正しいのか、この情報は間違っていると議論する人もいます。
野球に関しても同じように「この理論は正しい」「この理論は間違っている」とたくさん議論されています。
そういった議論の中で「正解がない」「正しいものはない」と言う考え方も出てきています。
私の考えとしては「正解がない」というより「正解がいくつもある」と捉えています。
一つの正解しかなく、これが絶対に正しい、これが唯一の正解というモノはなく正解がたくさんあると考えています。
昔は正解が一つしかないような時代でしたが今は正解がいくつもある時代です。
そんな正解がいくつもある時代に必要なのは自分なりの正解を出していく考え方です。
これは野球だけではなく人生においても仕事においても同じですし今、直面している問題を解決するためにも大事な考え方になります。
自分なりの正解を出していくためには「自分で考え行動し、行動した結果を検証する」これを繰り返し行うことです。
この「自分で考えて行動する」というのは普段の生活の中でも行っていることです。
例えば
「昼から雨が降る予報だから傘を持って行こう」
「この時間は道が渋滞するから別の道で行こう」
「何時に迎えに行かないといけないから何時に家を出よう」
といったことも自分で考えて行動するということになります。
こうした普段の生活の中からいろいろな計画を立てる企画を考えることすべてが「自分で考えて行動する」ことになります。
だから普段から意識的に「自分で考えて行動する」機会を増やせるかどうかで人生は大きく変わってきます。
ここで大事になるのが「自分で考える」と言うことです。
自分で考えているつもりでも実は多くの人が他人の意見や常識、ルールなどによって自分で考えることをしていません。
例えば「先生に言われたから」とか「親に言われたから」「監督に言われたから」これでは自分で考えることをしていません。
さらには「それが決まりだから」とか「ルールだから」「それが常識だから」ということも自分で考えることをしていません。
自分の考えが入っていないのです。
だからなるべく自分で考える習慣をつけるようにしましょう。
そして「親から言われたこと」「先生から言われたこと」「常識やルール」だとしても百歩譲ってそれでも行動できればまだいいのですが
「行動しない」のであれば目の前の現実を変えることはできません。
「自分で考えて行動する」このなかでやはり重要になるのは「行動」です。
あなたにも経験あると思いますが自分で考えて行動しようと思ってもなかなか行動することをためらったりします。
他人から言われて行動するときも同じように「めんどくさい」とか「失敗したらどうしよう」「笑われたらどうしよう」と考えてしまい余計に行動できなくなります。
行動するためには勇気がいります。
だからこそ行動することが大切なのです。
まずはどんどん行動することをおススメします。
それでもなかなか行動に起こせないのであれば過去に配信した「行動したいのにできないのはなぜか」という配信の中で紹介したワークなどをやってみてください。
そうすれば行動できない理由が分かってくるはずです。
実際に行動してみると分かりますが、だいたいは自分の頭の中で考えた通りには行かないことがほとんどです。
例えば「ホームランを打つ理論」というモノがあって頭では「これはスゴイ」「これなら打てそうだ」と思ってその理論を取り入れて実際にボールを打ってみる。
しかし実際にやってみると打てないことがほとんどです。
例え練習でできたとしても試合では打てないことの方が多くあります。
だからと言ってその理論が「間違い」なのかと言うとそうではありません。その理論を取り入れ行動したことによってプラス材料がたくさんあります。
もちろんその理論を取り入れて上手くいかないということは、その理論を理解しきれていなかったり、身体の動かし方を間違っていたりと理由はたくさんあります。
しかし「なぜ上手く打てなかったのか」「なぜ上手くできないのか」と言うことを自分で考え、そして知ることが「自分なりの正解を出す」ことができるのです。
「自分なりの正解を出す」ためにヒントをたくさん見つけるためにもどんどん行動することをおススメします。
そしてどんどん失敗をして上手くできない理由を知って考えることです。考えることでさらに自分なりの正解を出すことに近づけます。
では具体的に自分で考えるというのはどういうことなのか?何を考えればいいのかですが、自分で考えるということは「仮説を立てる」と言うことになります。
何かの問題を解決しようとするときにはこの「仮説」が役に立ちます。
仮説と言うのは分かりやすく言うと「この目的のためにこれをすればいいのではないか」という「これ」のことを仮説と言います。
例えば「ホームランを打つ」というのが目的であればそれをするために「これ」をすればいいのではないか?と仮説を考えます。
「打席に立つ位置を変えてみればいいのではないか」
「タイミングを早く取ればいいのではないか」
「ミートポイントを下げればいいのではないか」
「狙い球をインコースにすればいいのではないか」と言うように思いつく仮説をたくさん考えます。
そうして出てきた仮説を1つずつ行動に移してその結果どうだったのかを検証していきます。
うまく行けばそれを取り入れればいいし、うまく行かなかったときでも次の仮説を立てるためのヒントを得ることができます。
これを練習でもそうですが試合で1打席1打席試していきます。だから結果に左右されて落ち込んでいる暇はないのです。
試した結果がどうだったのか、次は何を試すのか?そういうことを頭の中では考えています。
このようにいろいろな仮説を立てて行動して結果を検証する。
検証した結果、また新たな仮説を立て再び行動する。
これを繰り返せば「自分なりの正解」に近づいていきます。
さらには仮説を立てて行動して結果を検証する。
この繰り返しを高速で回していくことで「自分なりの正解」を出す時間も早くなっていきますので、是非、自分なりに仮説を立てて行動してみてください。
というわけで今回は「正解がないのではなく正解がいくつもある」というテーマでお話ししてきました。
何が正解で何が間違っているのかを決めるのではなく「自分なりの正解」を出すことがこれからの時代は求められてきます。
自分なりの正解を出すためには自分で考える必要があります。親や先生、常識やルールに縛られた考えではなく自分で考えることです。
自分で考えるというのは「仮説」を立てることです。
そして「仮説」をもとに行動する。行動したら結果が出ます。その結果に対して仮説がどうだったのかを検証し、また仮説を立てて行動、検証する。
これを何度も繰り返し行うことで「自分なりの正解」を出すことができます。
さらには高速で仮説、行動、検証を繰り返すことで「自分なりの正解」を早く出せるようになりますので是非、自分なりの正解を見つけてみてください。
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それでは、今回は以上にします。
この記事を書いたのはこんな人
沖増茂伸(おきますしげのぶ)
野球専門カウンセラー
◆元社会人野球選手(現役10年)
◆都市対抗野球全国大会優勝
◆東海地区ベストナイン受賞
◆ベーブルース杯大会首位打者
◆東海地区春季大会首位打者
子どもの野球技術向上はもちろん、子どもと親の自己肯定感を上げ、どんな結果になっても「楽しい」「幸せ」と幸福感を味わって欲しいという思いで情報配信しています。
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