完璧主義は悪?完璧主義で苦しんでいるのならこう考えよう

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こんにちは。

 

思い込みを変えて子どもと野球に楽に向き合えるメッセージをお伝えしています。

 

野球専門カウンセラーの沖増茂伸です。

 

今回は

「完璧主義で苦しんでいるのならこう考えよう」

 

というテーマでお話をしていきます。

 

完璧主義で苦しんでいる人も多くいます。昔の私も完璧主義だったので完璧にできないことに苦しんでいました。

 

しかし完璧主義を手放したい!

 

そう思ってもなかなか手放せないのが完璧主義です。完璧主義が悪いということではありません。

 

ちょっと考え方を変えるだけで完璧主義を手放さなくても楽に生きられるようになります。

 

私を変えた完璧主義に対する考え方をお伝えします。

 

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なんでも完璧にこなさないといけない!

 

自分の思った通りに行かないと気が済まない!

 

と思い込んでいる人が多くいます。

 

よく完璧主義と呼ばれますが昔の私も完璧主義でした。

 

最近はかなり考え方も変わってきたので楽になってきましたが昔、特に現役の頃は完璧主義でした。

 

この完璧主義と言うのはどういうことなのかと言うと最初にも言いましたが何でも完璧にしないといけないと思い込んでいる状態なんです。

 

昔の私は「完璧なスイングで理想通りの打球を飛ばさないといけない」と思い込んでいました。

 

例えヒットを打てたとしても完璧なスイングでなければ納得いきませんでしたし、理想通りの打球にならなかったら納得いきませんでした。

 

現役を引退して保険の営業をしているときも自分の計画通りに行かなかった自分を許さない

 

自分の予定していることと違うことが起こってしまうと不機嫌になってしまう。

 

目標を達成できなかった自分を責めてしまう。

 

自分にもそして相手にも完璧を求めてしまう。

 

他の人で言うと

 

完璧に子育てをしないといけない!

 

お母さんとして完璧でいなきゃいけない!

 

完璧に仕事をこなさないといけない!

 

というように自分で自分を追い詰めてしまう。

 

そしてちょっとでも完璧に行かなかったら自分を責めて自分を苦しめてしまう。

 

ちょっとでも完璧に行かなかった自分を許さない状態になります。

 

毎日毎日完璧を求める、完璧に行かない自分を毎日毎日責め続ける!

 

この繰り返しです。だから毎日が苦しくなるのです。

 

この完璧主義ですが、なぜ私も含め完璧主義になってしまったのかと言うと最初にも言いましたが思い込まされているからなんです。

 

子どもの頃に親や先生、周りの大人から「完璧にしなければいけない」と思い込まされてきたからです。

 

例えばよくあるのが「足りないところを見る」と言う思考のクセです。

 

テストで95点だったとき「後5点頑張ったら100点だったのに」と親としては何気ない一言ですが子どもからしたら「100点じゃないと認めてもらえないのか」と思ってしまいます。

 

「あと少しでホームランだった」「あと1本ヒットを打てば」「あと一歩早ければ」といように足りないところを見る思考グセがあるとツイツイこのようなことを言ってしまいます。

 

だから子どもは親や先生の望むような完璧を求めるようになります。

 

そしてちょっとでも完璧に行かなかったら親や先生から怒られる。

 

子どもとしては怒られたくないから親や先生が求めた通りに行動する。

 

完璧に行動して認めてもらおうとする。

 

そういう考え方を子どもの頃から染みついてしまったので大人になった今でも無意識で「完璧にしなければいけない」と思い込んでいるのです。

 

完璧を求めて自分を苦しめてしまう、あるいは完璧を自分だけでなく他人にも求めて苦しくなるのであれば完璧主義を手放せばいいのです。

 

しかし完璧主義と言うのは簡単に手放せません。

 

ただ先ほども言った通り完璧主義と言うのは思い込みなので変えることができるということです。

 

ではなぜ、なかなか変えることができないのか。それは完璧を求めることが正しいと思っているからです。

 

昔の私は完璧主義が正しいと思ってしました。

 

完璧を求めることで自分を成長させることができる、そう思っていたので常に完璧を目指そうとしていました。

 

周りからは「完璧主義を手放せ」と言われてきましたが「完璧を求めなかったら成長しないじゃないか」そんな風に思っていました。

 

あなたもそう思っているかもしれません。

 

完璧を求めてきたからこそ社会人野球選手としてプレーすることができたのではないか

 

完璧に母親として子育てをしてきたから子どもが成長できた

 

完璧を求めて仕事をしてきたから出世することができた

 

そう思っているかもしれません。

 

確かにそれは否定できません。

 

完璧主義が絶対の悪だ!と言いきれませんし、百害あって一利なしとも言い切れません。

 

だから私は今でも完璧主義は手放していません。

 

どういうことかと言うと完璧主義を残しつつ考え方を変えました。考え方を変えたので楽になることができたのです。

 

どのように変えたかと言うと「完璧に行かなくても許す」と言う考え方に変えました。

 

完璧に行かなくても自分を責めない

 

完璧にならなくてもそれを認めるという考えにしたのです。

 

例えば私は基本的に午前中はトレーニングをしたり練習をしたりします。

 

トレーニングメニューや練習メニューを決めてそれをすべてやって午前中を終えるのが私の理想です。

 

しかし身体の調子や天候、練習する場所の状態などによっては途中で練習をやめなければいけない状態になります。

 

例えば公園で走ったりトレーニングをしようとしたら先にグラウンドを使われていて予定していた練習ができない

 

トレーニングをしてきたらたくさん人が来た

 

業者の草刈りが始まったということもよくあります。そんな時は練習やトレーニングをやめなければいけません。

 

完璧主義バリバリだったころの私だったらかなりイライラしていたでしょうし、その日一日が「なんでできないんだ」「予定と違う」と不機嫌になっていました。

 

また体調が悪かったり筋肉に違和感があれば練習を途中でやめます。

 

そんなときも自分を責めたり、できない自分を許せず自分自身に腹を立てて同じようにその日一日が不機嫌になっていました。

 

今はどうかと言うと「そういう日もあるよね」とできなかったら「仕方ない」と思えるようになりました。

 

できなかったからと言って不機嫌になったり自分を責めることもしなくなりました。これは練習やトレーニングだけでなく普段の生活や他人に対しても同じように思えるようになりました。

 

こうなるように計画を立てたり、こうなりたいという理想を持って行動しますが、その通りにならなくても「そういう日もあるよね」と考えられるようになりました。

 

またそう考えられるようになっただけでなく「じゃ次はどうしよう」とか「どうやって計画を変えようかな」と考えることもできるようになりました。

 

だから完璧を求めること自体は悪くありません。

 

しかし完璧にこだわりすぎるのはよくありません。

 

完璧にできなかった自分を責めても苦しくなるだけです。

 

そうではなく完璧を求めてもいいけど完璧に行かなくても「仕方ない」「そういうこともある」と楽に考える。

 

そして「じゃどうしようかな」とか「次はどうしたら完璧に近づくことができるかな」と考えることができればもっと楽に生きやすくなるはずです。

 

完璧に行かなかったことは事実です。終わったことをいくらなげいてもその事実を変えることはできません。

 

完璧に行かなかったことをいつまでも引きずっていると頭の中は

 

「なんでできなかったのか」

 

「どうして言ったことをやってくれないのか」

 

「できなかった自分はダメだ」

 

というネガティブな思考ばかりになります。

 

人間の脳はあなたが意識したことが現実に起こるようになっています。

 

だからできなかったことを引きずって「なんでできなかったのか」「どうして言ったことをやってくれないのか」「できなかった自分はダメだ」と考えていたら脳はそのことに意識を向けます。

 

そうすると同じような現実がまたやってきて「なんでできなかったのか」「どうして言ったことをやってくれないのか」「できなかった自分はダメだ」と

 

また完璧に行かない現実を引き寄せてしまいます。

 

そうならないためにも完璧にいかなくても「そういう日もあるよね」「仕方ない」と意識的に思うようにしてみてください。

 

というわけで今回は「完璧主義で苦しんでいるのならこう考えよう」というテーマでお話ししてきました。

 

完璧を求めることで成長することができます。しかし完璧にこだわりすぎると完璧に行かなかったときに自分を責めてしまうので苦しくなります。

 

なので完璧を求めて行動をして完璧に行かなくても「仕方ないよね」「そういう日もあるよね」と意識して思うようにしてください。

 

そして「じゃどうしようかな」とか「どうやって計画を変えようかな」という考え方も身につけるようにしてみてください。

 

そうすればもっと楽に生きられるはずです。

 

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それでは、今回は以上にします。

 


この記事を書いたのはこんな人


沖増茂伸(おきますしげのぶ)

野球専門カウンセラー

◆元社会人野球選手(現役10年)

◆都市対抗野球全国大会優勝

◆東海地区ベストナイン受賞

◆ベーブルース杯大会首位打者

◆東海地区春季大会首位打者

 

子どもの野球技術向上はもちろん、子どもと親の自己肯定感を上げ、どんな結果になっても「楽しい」「幸せ」と幸福感を味わって欲しいという思いで情報配信しています。

 

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