こんにちは。
野球カウンセラーの沖増です。
先日のラジオ配信で話した内容をブログに書きました。
音声で聞きたい方は、コチラのstand.fmのアプリでぜひお聞きください↓↓
今回のテーマは「人を助けたいならまずは自分が幸せになる」についてお話ししていきます。
「誰かを幸せにしたい」「誰かを助けたい」「誰かの役に立ちたい」このように「自分のことよりも他人のことを大切に考える」という考え方はとても素晴らしいことです。
私自身も誰かを幸せにしたいし、誰かの役に立ちたいと思い行動しています。
私自身「誰かのために」と思いながら行動していて気づいたことがあります。
それは「誰かを幸せにしたい」「誰かを救いたい」と思うのであれば、まずは自分自身が先に幸せになる、満たされる必要があるということです。
自分自身が幸せになっていない、満たされていない状況では誰も幸せにできないし、助けることもできません。
自分に余裕がないと本当に他人のことを考えることはできません。
心に余裕ができれば自然と他人に「貢献」したい気持ちが生まれてきますし、心の奥底から「誰かのために」と思う気持ちこそが本当の人助けだと思います。
少し私の昔話をしたいと思います。
私は自分で仕事をする前は営業の仕事をしていました。完全歩合制なので契約を取らないと給料は出ません。だから必死になって契約を取ろうとします。
しかし当時の私は全く契約が取れませんでした。
契約が取れなかった私は必死になって契約が取れるためのノウハウを学びました。
そのなかで「まずは相手のためになることをしましょう」と書いてありました。なるほどと思った私はまずは相手のためになることを先にやろうと思って行動しました。
どんなに忙しくても相手が「相談したい」と言われれば相談を聞きに行きましたし、悩み事などあれば話を聞いたり、役に立てることをやりました。
時には掃除の手伝いや引っ越しの手伝いなどもしました。
とにかく相手の役に立つことはすべてやりました。
その結果、どうだったのかというと契約は全く取れませんでした。契約が取れないどころか相手のために時間を使ったので自分の時間も無くなり勉強する時間も少なくなりました。
勉強する時間が無くなると知識がアップデートできないので自信もなくなります。
なぜ、相手のために行動したのに契約が取れなかったのでしょうか。
多くの人が相手のために行動することでうまくいく、成功するといいますが、なぜ、同じように行動したのに結果が全く違ったのでしょうか。
その答えは「下心」と「余裕のなさ」です。
相手のために行動したのに契約が取れなかったとき私は「なんで自分の時間を犠牲にしてまで行動したのに契約してくれないんだ」と思っていました。
時には怒りさえ感じました。
そう思う理由は「相手のために行動すれば契約が取れる」「契約が欲しい」という下心で行動していたからです。
ではその下心はどこから出てくるのかというと「心の余裕の無さ」からきます。
契約を取らないとお金がもらえない、お金がないと生活できない、お金がないと生きていけない、というお金に対する「余裕の無さ」
契約を取らないと上司に怒られる
契約を取らないと見下される
契約を取らないと恥ずかしいという他人の目やプライドといった「心の余裕の無さ」こういった「余裕の無さ」から契約を取りたいという「下心」が生まれてしまします。
こういった経験をした私は、本当に誰かのために行動するのは「お金」や「時間」そして「心」に余裕がないと、心の奥底から誰かのために行動することはできないし、誰かを幸せにすることも、誰かを助けることもできないと実感しました。
いつも怒鳴りまくっている職場の上司や指導者がいると思います。いつも怒鳴りまくっている上司や指導者と言うのは見返りを求めているからいつも怒鳴っているのです。
「お前たちのために俺は時間を犠牲にしているんだ」「だから結果を出してくれ、俺の言うとおりにやってくれ」という見返りを求め、その見返りをくれないから怒鳴りまくるのです。
自分の心を満たすことで自然と誰かを満たすことができます。
自分の心が幸せで満たされて、その幸せがあふれ出てきた分を他人に分け与えることができます。そう考えれば自分が先に幸せになることを徹底的に考えてもいいと思います。
もちろん法に触れるようなことをしない、自分の心に嘘をつかないことが大前提になります。
誰かを幸せにするために、まずは自分が幸せになりましょう。
私も毎日、自分の野球理論に磨きをかけるために 研究と練習しています。
そして自分の人生と向き合い、見つめなおし勉強と実践をしていますので参考として私のYouTubeやTwitterなどを見ていただけたらと思います。
それでは、今回は以上にします。
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