頑張れ!の言葉に苦しむ子どもたち

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こんにちは。野球カウンセラーの沖増です。

先日に下記の内容をSNSに配信しました。

 

頑張れ!の言葉に苦しむ子どもたち

 

「努力は裏切らない」

「夢は叶う」

「必ずできる」

 

だから頑張れ!

 

と大人は子どもに言うが、

夢に向かい努力をすれば

必ず壁に当たる、

 

挫折もする、

努力が実らない時もある。

 

悩み苦しんで

明日の希望さえ

見えなくなります。

 

そんな時の対処方法も

教えるべきだと思います。

 

今回はこの内容について

詳しく説明していきます。

 

多くの大人たちは

「夢や希望を持て」と言います。

 

「甲子園出場」

「日本一」

「レギュラーになる」

「エースになる」

「プロ野球選手になる」

 

確かに夢や希望があれば

どんな言辛い時でも

どんなに苦しい時でも

 

歯を食いしばって頑張れます。

夢があるから今日も頑張れます。

 

確かに私もそう思います。

 

だから大人たちは

「努力すれば報われる」

「強い意志があれば叶う」

「必ずできる」

 

そう言って子どもたちを

奮い立たせます。

 

私もそう信じて

頑張ってきました。

 

しかし

現実は夢が叶うことは

多くありません。

 

多くの高校球児の夢は

「甲子園出場」

「日本一」

だと思います。

 

同じような夢を持った

高校球児の夢が叶うのは

何人いるでしょうか?

 

多くの高校球児は

「甲子園出場」という

夢を叶えることなく

高校野球人生を終えます。

 

私も経験ありますが

本気で「甲子園出場」を

夢見ていました。

 

おそらく多くの

高校球児がそうでしょう

 

どんなに本気で頑張っても

どんなに本気で夢を語っても

どんなに本気で願っても

 

甲子園に出れない

球児はいるのです。

 

それなのに大人は

「努力すれば叶う」

「努力は裏切らない」

「強く望めば叶う」

 

子どものためを思って

こんなことを言います。

 

また

目標や夢が叶わなかったら

こんな言葉を言います。

 

「努力が足りなかった」

「相手の方が上だった」

「相手の方が気持ちが勝手った」

 

夢を叶えた人は偉い…

夢を叶えれなかった人は

努力が足りなかった…

 

私にはこのように

聞き取れてしまいます。

 

確かに夢を叶えた人というのは

それなりの努力をしてきたのだから

それなるの結果になったのでしょう。

 

しかし、

同じように血がにじむ努力して

同じように夢を持っても

夢を叶えれなかった人は

 

夢を叶えた人より

劣っているのかと言えば

決してそうではありません。

 

きっとあなたも

そう思うはずです。

 

誰もがそう思うはずです。

 

誰もがそう思うのに

知らず知らずのうちに

子どもたちに「優劣」を

付けてしまっているのです。

 

「努力すれば夢は叶う」

夢が叶わなかった自分は

努力が足りないの?

 

「必ずできる」

できなかった自分はダメなの?

 

「相手の方が上だった」

自分は相手より下なの?

 

何もできない自分はダメなの?

 

頑張れっていつまで

頑張ればいいの?

 

目標は達成しないと

できない人間と思われるの?

 

子どもながらに

こんな気持ちを持ってしまいます。

 

私は正直、

こんな気持ちを持ち続けていました。

 

頑張れば頑張るほど

辛くなります

 

結果が出ないと

さらに自分を責めます

 

誰かに嫉妬します

 

自分と他人を比較します。

 

そんな毎日は楽しくありません。

 

私は

夢を持つことも持たないことも

否定しません。

 

私は今、

夢というものはありません。

 

将来どうなりたいか?

そんなことは今の段階で

決めたくはありません。

 

私は今、

夢や目標というものをイメージせず

楽しいと思うこと

やってみたいこと

ワクワクすること

 

心が喜ぶことだけを選んで

その結果、

どうなるのかを楽しんでいます。

 

その方が毎日が楽しいし

他人に対して嫉妬したり

自分と他人を比較することもありません。

 

少し話が脱線したので戻します。

 

夢に向かって

「がんばれ」「努力しろ」

 

こう言った言葉で

前向きになれる子どもには

こう言った言葉をかけてもいいと思います。

 

しかし

「がんばれ」と言われて苦しむ子ども

「努力」が苦手な子ども

「必ずできる」ことができない子ども

「夢」を持つことができない子ども

 

こう言った子ども、

いや、大人もいるのです。

 

全ての人間が

同じではないのです。

 

自分ができたからと言って

それを押し付けると

大人だって潰れます。

 

毎日、毎日上司から

「数字を出せ」

「売り上げを上げろ」

「あれもこれもやれ」

 

こんなことを言われ続けたら

嫌になりますよ。

 

子どもは大人の行動に

とても敏感に反応します。

 

子どもの性格に合わせた

言葉を選んであげてください。

 

夢が叶わなかったからと言って

人生損することは何もない

 

努力することが

大切なのではない

 

頑張らなくても

もう、頑張ってるよ

 

他人を見るのでなく

過去の自分を見てごらん

 

本当はどうしたいの?

 

できない自分を認めて

そんな自分でも良いんだと認めてあげる

 

このように

「真逆の発想」

「真逆の声かけ」で

声をかけてあげてください。

 

私は何も

「熱くなるな」と言っているわけでも

「冷静」になれと言っているわけでは

ありません。

 

何事もバランスです。

自分の心が「快」になるように

バランスを取るのです。

 

今、「頑張りすぎているな」

と感じたら「頑張らなくてもいい」と

考えます。

 

今、「なまけすぎだな」と感じたら

「ちょっと行動量を増やそう」と

考えます。

 

このバランスを取ることが

大切なのです。

 

「熱すぎる」も嫌ですし

「冷たすぎる」も嫌です。

 

私は「ちょうどいい」を常に

保つようにしています。

 

「ちょうどいい」で行動することが

上手くいくコツです。

 

「頑張れ」と熱い言葉と

「頑張らなくていい」の冷静な言葉

 

真逆の言葉かけを

子どもたちの性格に合わせて

使い分けてください。

 

そして

自分自身にも

使い分けてみてください。

 

全ては

自分の人生を「楽しい」

ものにするために

 

私も毎日、自分の野球理論に磨きをかけるために

研究と練習しています。 

 

そして自分の人生と向き合い、見つめなおし

勉強と実践をしていますので参考として

私のYouTubeとTwitterを見ていただけたらと思います。 

 

それでは、今回は以上にします。

 

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