指導者として大切なことは何か?私の考える超一流の指導者とは

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こんにちは。野球専門カウンセラーの沖増茂伸です。今回は「指導者として大切なことは何か?」というテーマでお話をしていきます。

■超一流の指導者とは

 

超一流の指導者、絶対的な指導者、権威のある指導者というのはヒットやホームランを打てない選手をヒットやホームランを打ち続ける選手を育てることだと私は思っています。その指導者が教える理論は正しいと言えるのではないでしょうか。それが私の理想です。

 

私は野球少年だった頃も社会人野球選手になってからも引退して働くようになってからもずっと思い続けていることがあります。それは、教える立場なら全員を成功に導くのが指導者だろ!!野球少年の頃も社会人の頃も今もですが指導者の中にはものすごく威張っている人もいます。

 

■できない人間を否定する指導者

 

また「俺の指導で成功した人は何十人といる」「甲子園に出場した選手○○人」「プロに輩出○○人」こんなことを言う指導者は本当にいます。確かに、それだけの人を成功に導いたのですから凄いことだとは思いますが「俺はすごい」と偉そうにするのはおかしいと思っています。

 

そういった人は大体、できない人間を否定します。「お前はできないやつ」「センスがない」「なんでできない!」実際に私も言われてきました。その度に思うのです。指導者ならできないやつを育てるのが一流だろ!!育てられなかった人数と成功した人数どっちが多いんだ!!

 

ほとんどが育てられなかった人数が多いのです。しかも育てられなかったのを「あいつはセンスがなかった」「言うこと聞かなかった」「最初からダメだと思った」と相手のせいにするのです。こんな人は指導者でもないし自分を偉く見せたいただの見せたがりの人間じゃん!!

 

■指導者として大切なこと

 

私が思う一流の指導者とはヒットが打てない選手やレギュラーになれない選手、毎日が苦しい選手、なかなか成長できない選手そういった子どもたちや親を全員救ってあげて結果や成果がきちんと出せて、自分一人で自立できる、そんな人間を育てることができる人だと思っています。

 

全員を救えないのに偉そうに指導者ぶったり、偉そうに救えなかった人を見ないで数少ない成功した人を語るのは一流の指導者とは言えません。このことは当然、私自身にも言えることです。このような指導者と同じように思われたくないし全員を救ってあげれるようにたくさん勉強し、たくさん研究し、たくさん実践していく。

 

偉そうにする指導者から見放された人間を私はよく知っているし私自身もそうだった。本当に苦しかったし悲しくなる。私に関わる子どもや大人たちを私は救っていきたいし見放したくはない。そういう思いで毎日、自分の野球理論に磨きをかけるために 研究と練習しています。一人でも多くの子どもや親が楽しい人生、楽しい野球人生を送られる手助けをしたいと思う今日この頃です。

 

それでは、今回は以上にします。

 

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この記事を書いたのはこんな人


沖増茂伸(おきますしげのぶ)野球専門カウンセラー

◆元社会人野球選手(現役10年)

◆都市対抗野球全国大会優勝

◆東海地区ベストナイン受賞

◆ベーブルース杯大会首位打者

◆東海地区春季大会首位打者

 

子どもの技術向上はもちろん、子どもの上達に悩むお父さん お母さんの悩みを解決しもっと楽に子どもと野球に向き合って欲しいという思いで情報配信しています。

 

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