野球をやっているときに氣づいて欲しいこと | 名古屋のマンツーマン野球教室「オキシゲの部室」

こんにちは。野球専門カウンセラーの沖増茂伸です。今回は「野球をやっているときに氣づいて欲しいこと」というテーマでお話をしていきます。

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【この記事の目次】

■結果に執着しない価値

野球をやっていると腹が立つことやイライラすること、悔しい思いをしたり苦しむこと、悲しむことがあります。なぜそのような感情になってしまうのかと言うと結果に執着しているからなんです。だからこそ結果に執着しないことが大事なんですが、これが本当に難しいんです。これは私の向き合っているテーマの一つでもあります。

執着してるつもりはないんですが「メチャクチャ執着しているじゃん」と気づかされるのが野球なんです。目の前のことに意識を向けることができずに結果にこだわっているんだな～って気づかされます。結果に執着する思考と言うのはやっぱり親の影響だったり監督、コーチの影響がとても大きいんだと思います。

また、自分でも上手くなるためにいろいろな勉強をしてきました。成功の法則だったり、願望実現、引き寄せの法則など勉強してきましたが、こういったことはまさに結果に執着する考え方なんです。子どもの頃の教育や昭和の価値観、成功するための法則で私は結果に執着する思考になっていたわけです。だから苦しんだり悲しんだり腹が立ったり悔しい感情が出てくるんです。

だから結果に執着するのではなくただひたすら目の前のことに集中する、目の前の出来事をただ受け止めて認めることに意識を向けた方が気持ちが楽になるし純粋に楽しめるようになるんだなと改めて感じました。

■あなたが本当に望んでいるもの

そして目の前のことに集中したり、目の前の出来事をただただ、受け止めて認めることを繰り返していくとさらに気づかされることがあります。それは私が「こうなりますように」「これが手に入りますように」「ああなりますように」と成功哲学や、願望実現、引き寄せの法則を使って一生懸命にイメージし祈っているものを「もし、手に入れたら」決して嬉しくない結果をもたらすのではないだろうか、ということです。

どういうことかというと、私が願っていることが叶ってしまったら私が本当の意味で望んでいることが叶えられなくなるということです。もし叶うと一時的な優越感や満足感は得られるかもしれませんが、ぶっ飛んだ話をすると私の魂が望んでいることが叶えられなくなるということです。

結局は今起きている現実と言うのは私の魂が本当に望む結果なんだということです。今の私にふさわしいことが起こっているんです。これは頭で考えても納得いかないことだと思います。でも、ヒットが打てなかった、試合に出れなかった、エラーをした、負けた、すべてが事実なんです。すべてが今の私にふさわしい出来事なんです。

■野球をやっているときに氣づいて欲しいこと

自分の過去にあったあの出来事は許せない、あの出来事は納得いかない、あんな出来事望んでいない、ということも未来を見ていないでそのときだけで判断したら確かに許せないことや納得できないと思うことはあるかもしれないけど

でも、全て起きていることは必然的で、自分にふさわしい出来事であり、その出来事を通じて何か学ぶことが出来たり、納得できない出来事があったから新しいことに導かれたとか、あの時は辛かったけどそのお陰であの人との出会いがあったとか、あの出来事があったからこれができるようになった、と言うことが多くあるはずなんです。

だとしたら、今も、そしてこれからも同じようにすべてが今の私にふさわしい出来事なんだな、という見方ができると思うんです。これは私が野球を引退して何十年たって気づかされたことですなんですがやっぱりこういうことって野球から離れたときに気づくよりも、なるべく野球をやっているときに気がついたほうがいいと思うんです。

今、目の前の出来事に対して納得いかない結果であるとか、思い通りにならない状況だったり、打てないな～上手くならないな～試合に出れないな～と言うことがあったとしても、それはすべてが今の自分にふさわしい出来事なんだとしたら、その出来事に対してちゃんと向き合い認めて受け止めることをしていけば、苦しんだり悩んだり、腹を立てたり悔しがったりすることが減ってきます。例えそのような感情が出てきたとしても認めて受け止めることをしていけばその感情がすぐに収まっていきます。

野球を辞めた後や大人になってから「あのときこうすればよかった」と思うよりも今、そのような視点になるべく早く気づいていけばこの先の野球人生や野球を辞めた後の人生がとても楽に生きられるようになります。

■ありのままの姿に価値がある

だから今、一見すると受け入れがたい結果があったとしても、打てないな～試合に出れないな～上手くいかないな～と言う状況があったとしても、すべてが今の自分にふさわしい出来事なんだとしたら、その出来事に一喜一憂しないで、例えいい結果になったとしても有頂天にならず、悪い結果になったとしても「なるほど、こういうことですね」と物事にこだわらず冷静に受け止めて認める。そして、今、自分自身ができること、目の前のことに意識を向けてゆっくりと丁寧に行動していく。この繰り返しなんです。

ただ、これがなかなかできないんです。人間だから悔しい感情、腹が立つ感情、苦しい感情、悲しい感情なども出てきますが、なるべく早く受け止め認めてあげる。そして最後に覚えて欲しいのがそういった感情を持ってしまうあなたに価値があるということなんです。悔しい感情を持つありのままのあなたに価値があるんです。

このことを忘れないで思いっきりありのままの感情を味わってそして認めてあげてください。

■まとめ

というわけで今回は「野球をやっているときに氣づいて欲しいこと」というテーマでお話ししてきました。

野球をやっているとどうしても結果に執着してしまいます。自分の頭でホームランを打ちたい、試合に勝ちたい、ライバルに勝ちたい、1番になりたい、と言うことに強烈に執着しています。まずは結果に執着しているということに気づいてみてください。

この執着に気づかないから腹が立ったり苦しんだり、悔しがったり悲しんだりするんです。自分が何に執着しているのかに気づかせるために、自分が望まない現実を見せてくるのです。

そして、全て起きていることは必然的で自分にふさわしい出来事なんです。その出来事を通じて何か学ぶことが出来たり、納得できない出来事があったから新しいことに導かれたとか、あの時は辛かったけどそのお陰であの人との出会いがあったとか、あの出来事があったからこれができるようになった、と言うことが多くあるはずなんです。

だからこそ、その出来事に一喜一憂しないで、例えいい結果になったとしても有頂天にならず、悪い結果になったとしても「なるほど、こういうことですね」と物事にこだわらず、冷静に受け止めて認める。そして、今、自分自身ができること、目の前のことに意識を向けてゆっくりと丁寧に行動してみてください。

それでは、今回は以上にします。

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