言い訳をするなという言葉が人の成長を止める!言い訳を許す環境を作ろう!!

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こんにちは。

野球カウンセラーの沖増です。

 

先日のラジオ配信で話した内容をブログに書きました。

 

音声で聞きたい方は、コチラのstand.fmのアプリでぜひお聞きください↓↓

 

今回は「言い訳をするなという言葉が人の成長を止める」というテーマについてお話ししていきます。

 

失敗したときやミスをしたときなど大人は

 

「なぜ失敗したのか」

「なぜこんなことをしたのか」

 

と聞いてきます。

 

こう聞かれると「すみませんでした」とか「次は気をつけます」というような答えしか出てきません。

 

さらには「なぜ失敗したのか説明しろ」と聞かれることがあります。

 

私はミスや失敗をたくさんしてきたので親やチームの監督、コーチ、そして大人になっても会社の上司にこのようなことをしょっちゅう言われました。

 

失敗した理由を言えと言われ素直に話すとだいたいが「言い訳をするな」と怒られました。

 

そんな経験をしてきた私はとにかく怒られないようにするために

 

「僕の注意不足です」

「私の努力足です」というように

 

「すべて私が悪い」

「私が悪いことにすればすべてが収まる」

 

という考えになり、

 

謝罪することしかできず失敗した原因や同じ失敗をしないための対策を考えることができませんでした。

 

しかし、そんな経験をしてきた私が今、子どもたちと接して気付いたことは

 

大人の「言い訳をするな」という言葉が環境を改善することや、こどもの成長を止めているということです。

 

子どももそうですが、大人になって失敗を隠そうとしたり、ミスしたことを認めず嘘をついてしまうのも

 

「言い訳をするな」という言葉があるから嘘をついたり隠そうとするのだと私は思います。

 

失敗した理由を言ったら「言い訳をするな」と言われ怒られるのが分かっているから

 

失敗したことを隠そう、ミスしたことを認めないようにしよう。と考えてしまいます。

 

今、私は子どもだけでなく大人の人にも何かを教えている立場ですが、その立場になって思ったことは「失敗した理由」が聞けないことがとても嫌なのです。

 

理由が聞けないと改善方法も分からないしその人はどのやり方が合うのかも分からないからです。

 

「失敗は良くない」「言い訳は良くない」という考えだと、理由を聞いても昔の私のように

 

「私が悪かったです」

「努力できませんでした」

「気持ちが足りませんでした」

 

というような答えが返ってきます。

 

そんな精神論的な反省はいりませんし、私に怒られないようなきれいな言い回しの答えなんて全く意味がありません。

 

本当に昔の私を見ているようです。

 

例えば、「この日までにこの資料を用意してこの課題をやっておいてください」とお伝えして当日までに資料も準備できず課題もやることができなかったとします。

 

そのときに私は「できなかった理由は何ですか」と聞きます。そうするとたいていの場合は「すみませんでした」という答えが返ってきます。

 

「で、できなかった理由はなんですか?」とまた聞くと

 

「いやちょっと・・・」といって言葉が出てこなくなります。

 

私も経験があるから分かりますが、このときに「どうやったら怒られないように言えるか」「どうやってこの場をしのぐか」ということを考えています。

 

だって言い訳したら怒られますからね。

 

でも私は怒っているわけでも責めているわけでもないのです。ただその理由を聞いて改善方法を考えたいのです。

 

本当にできない理由を聞いて、例えば「子育てが忙しくて」とか「忘れていました」とか何でもいいのです。

 

その理由を聞いて「この人にはこの量の課題は多すぎるのか」とか「忘れないためにはこうすればいい」というような解決策や改善方法を見つけることができるのです。

 

だけど「言い訳をするな」という言葉がそのチャンスを逃してしまうのです。

 

言い訳をすると怒られる、だからうまくごまかそうとするからその人の成長が遅れてしまうのです。

 

言い訳でもいいから言ってもらって、その言い訳を改善する方法を考えればいいのです。

 

言い訳したら怒られると思って「すみません」「努力不足です」「次は気をつけます」という謝罪する言葉しか出てこない

 

でも私としては理由を聞きたいけど理由を言わない、そうすると改善する方法が出てこなくなります。

 

そうなるとまた同じような失敗やミスを繰り返してしまいます。

 

頭ごなしになんでも「言い訳をするな」というのではなく

 

言い訳でも何でもいいので理由を聞いてあげてその理由を改善する方法を考える方が環境も良くなるでしょうし、お互いに成長できると思っています。

 

ぜひ失敗やミスした「言い訳」を聞いてみてください。

 

というわけで今回は「言い訳をするなという言葉が人の成長を止める」というテーマでお話させていただきました。

 

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それでは、今回は以上にします。

 


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