上ばかりを目指し周りを見ようとしないから苦しみが生まれる!

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こんにちは。

 

思い込みを変えて子どもと野球に楽に向き合えるメッセージをお伝えしています。

 

野球専門カウンセラーの沖増茂伸です。

 

今回は

「上を目指すから苦しみが生まれる」

 

というテーマでお話をしていきます。

 

夢を大きく持ちなさい!

 

上を目指せば目指すほど大きく成長できる!

 

とよく言われています。

 

しかし!夢に向かって頑張れば頑張るほど報われず苦しんでしまうことが多くあります。

 

上を目指せば目指すほどなかなかたどり着かずに苦しみを感じてしまいます。

 

なぜ人は苦しむのか今回はそんなお話をしようと思います。

 

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例えば気の合う仲間と集まってワイワイと過ごす時間と言うのはあっという間に過ぎるぐらい楽しい時間ですが、当然、時間が来ればその時間は終わりがきます。

 

楽しい時間が終わればもっとこの時間を増やしたいとか寂しさが出てきます。

 

こういった楽しさと言うのは一時的なものでいつかは消えてしまいます。

 

どんなに楽しい時間をたくさん過ごしても、楽しい経験をたくさんしても楽しかったという感覚は時間が経てば無くなってしまいます。

 

あとから楽しかった時間を思い返したとしてもその時の楽しさや感覚は消えていきます。

 

楽しさや嬉しいといった感覚が消えてくると人は何を考えるかと言うと、もっとその楽しさや嬉しいといったことを増やそうとします。

 

もっと楽しいことを、もっと嬉しいことを、もっと、もっとと言う感覚になってしまいます。

 

そしてもっともっと楽しい時間や嬉しいと感じる時間を増やせば今度はそれに慣れてくるのでさらにもっと、もっとと言う感覚に私たちはなってしまいます。

 

例えば、試合でホームランを打ちました。

 

スゴイ嬉しかったし達成感を得ることができます。

 

しかしその嬉しさや達成感と言うのは時間が経つと無くなってしまいます。

 

その嬉しさや達成感をもう一度味わいたくて次の試合ではもっとホームランを打ちたい、毎試合ホームランを打ちたいと誰でも思うはずです。

 

何かを達成したら次はそれ以上の事を達成しようとするのが人間の欲なのですが、なぜそう思ってしまうのかと言うと

 

何かを達成した、例えば試合でホームランを打ったそれが当たり前になってしまうんです。

 

また今までの教育などの影響もありますが、私たち人間は上を目指すことや、何かを達成すること、そういったものを人生の幸せと考えてしまうのですが

 

それが苦しみを生む原因になってしまうのです。

 

本当の幸せと言うのは上を目指すことでも

 

何かを達成することでもなく

 

何事も起こらない日常の中に本当の幸せがあると私は思っています。

 

このことについては過去の配信の「何も起こらない幸せに気付こう」で詳しくお話をしていますのでそちらも良かったら聞いてみてください。

 

 

私たちは普段、何かを達成することや何かを手に入れることを幸せの基準にしてしまっているのでそれをドンドン求めようとしてしまいますが

 

でもそれと言うのは慣れてきてしまいます。

 

それがあるのが当たり前になってしまうので求めて手に入れてまた求める、

 

だから求めて入れば喜ぶけど、その喜びも一瞬で消え、今度は今以上のモノを求める、そしてなかなか手に入らないから苦しんでしまう。

 

高い夢や目標にすればするほど手に入れた喜びよりも手に入らない苦しみを味わう時間の方が長くなってしまう。

 

これが最初にも言った苦しみを感じる原因にもなります。

 

少し私のお話をします。

 

私は現役時代に1番打者として首位打者を獲得したりして活躍した年がありました。

 

首位打者を獲得したときやシーズンが終わった後などは活躍できたことに達成感や満足感はありました。しかしその喜びや達成感はすぐになくなります。

 

なぜならすでに次のシーズンが始まるからです。

 

私は次のシーズンもやれるという自信はありましたがその何十倍ものプレッシャーも感じていました。

 

なぜなら活躍したシーズンの成績が最低ラインになるからです。

 

それ以上の成績を出さないといけないというプレッシャーがありましたし周りからの評価もそれ以上の成績を出して当たり前と言う見方をしてきます。

 

当然、私もそれ以上の成績を出すために練習に取り組みますが上を目指せば目指すほど結果が出せない苦しみが大きくのしかかってきます。

 

例え試合でヒットを打っても1本だけでは満足できず何試合かヒットが出ないと「今年は不振だ」と周りから思われてしまいます。

 

結局その年は上を目指すことのプレッシャーや思い込みから全く成績を出すことはできませんでした。

 

結局、私のなかで基準値を高く設定し常に上を目指していましたが、上を見過ぎて今あるもの、今できることに意識を向けることができなかった

 

というのは今になって分かりますが、野球だけに限らず人生においても同じことが言えるのだと思います。

 

だからと言って上を目指すなと言うことではありません。

 

私も草野球でもっとホームランが打てるようになりたいと思っているし、もっとお金だって欲しいと思っているし、もっと楽しいことをしたいと思っています。

 

でも上を見過ぎて大事なことを忘れないようにしています。

 

大事なことは何かというとまずは「今の自分がダメだからもっと上を目指す」という考えを手放すことです。

 

どん結果になってもそれを認めて受け入れる。

 

自分のことを大好きになってその自分がより楽しむために上を目指す、という考えで上を目指すこと。

 

このことは過去の配信でもお伝えしているのでそちらを参考にしてみてください。

 

そして今あるもの、今ある環境、今ある人間関係に感謝することです。

 

「試合でヒットを1本しか打てなかった」と言う考えよりも「1本も打てた、嬉しい、ありがたい」と感謝してみる。

 

例え結果が出なくても試合に出れたことに感謝してみる、野球ができたことに感謝してみる。

 

今ある環境に不満を抱くのではなく感謝してみる

 

誰かのお陰で、あの人のお陰でというように周りにいる人に感謝してみる。

 

何も起こらない日常に感謝してみる

 

身体を動かせることに感謝してみる

 

安心して暮らせる日々に感謝してみる。

 

このように自分のことを大切にして自分の周りにあるモノなどに感謝してから上を目指せばいいのですが

 

どうしても上ばかりをみて周りを見ることができないから苦しみが生まれてきます。

 

私の経験から言うと上を目指して頑張ることよりも自分のことを大切にして

 

自分の周りにあるモノなどに感謝する方が自然と早く成長できるのかなと思っています。

 

というわけで今回は「上を目指すから苦しみが生まれる」というテーマでお話ししてきました。

 

上を目指して上ばかり見ていたら大切なことを忘れてしまいます。

 

大切なことを忘れるから苦しみが生まれてしまいます。

 

上を目指してもいいですが上ばかりを見ず自分のことを大切にしてみる

 

自分に感謝してみる

 

誰かに感謝してみる

 

何も起こらない日常に感謝してみる

 

身体を動かせることに感謝してみる

 

安心して暮らせる日々に感謝してみる。

 

そう言ったことを忘れないようにしてみてください。

 

そうすれば頑張って上を目指さなくても楽にそして早く成長できるのだと思います。

 

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それでは、今回は以上にします。

 


この記事を書いたのはこんな人


沖増茂伸(おきますしげのぶ)

野球専門カウンセラー

◆元社会人野球選手(現役10年)

◆都市対抗野球全国大会優勝

◆東海地区ベストナイン受賞

◆ベーブルース杯大会首位打者

◆東海地区春季大会首位打者

 

子どもの野球技術向上はもちろん、子どもと親の自己肯定感を上げ、どんな結果になっても「楽しい」「幸せ」と幸福感を味わって欲しいという思いで情報配信しています。

 

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