バッティング理論を多く学んで【実践】してみよう

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こんにちは。野球専門カウンセラーの沖増茂伸です。今回は「バッティング理論を多く学んで【実践】してみよう」というテーマでお話をしていきます。

■バッティングは奥深い

 

やっぱりバッティングは奥が深いです。自分のスイングに疑いを持ち他の理論を学べば学ぶほど奥が深くそしてアドバイスの選択肢が増える。ここで間違えてはいけないことはその理論を頭で分かっただけで子どもたちにアドバイスしないことです。まずは自分が実践して体感しなければアドバイスはできない。

 

■試行錯誤を繰り返す

 

私は子どもたちにアドバイスする選択肢は多い方だと思います。なぜなら現役時代に常に新しい打撃理論、打撃方法を試行錯誤して実践してきたからです。試行錯誤してきた結果、今のスイングがあり沖増理論として確立してきたわけですが、これは私が試行錯誤し実践して私なりの打撃理論だし私のこの身体だからできる理論なのです。

 

子どもたちに教えるときは当然ですが、子どものなりたいバッターそれに合わせて教えていく必要があります。最初から私の理論で教えることはありませんし型にはめることもありません。私の持っている引き出しを一つずつ一つずつ組み合わせていきます。

 

ただ、私の知らない打撃理論、打撃方法は世の中にはたくさんあります。調べれば調べるほどにたくさん出てきます。そういった情報も手に入れる必要があります。自分の理論が間違いではないと自信がありますが決して万人に通用する理論ではないし絶対的な正解ではないと思っています。

 

だから私はいつも自分の打撃理論を疑い他の人の打撃理論や打撃方法を学ぶことで子どもたちに教える選択肢が増えるのです。ただ、ここで間違ってはいけないのは理論を知ったからと言ってそれをそのまま子どもたちに教えてしまうことです。

 

■実践するから分かる

 

例えば、構えからトップに入るまでに上下に動かしながらトップを作る「ヒッチ」があります。プロ野球選手でも取り入れて成果を出している選手もいますしメジャーでもヒッチはよく使われます。だから「ヒッチ」は良い。こう言った理論を学んだとしましょう。

 

学んだことをそのまま子どもに「ヒッチで打ってみろ」と言ってしまうと。「実際にどうやってやるんですか」「上手くいかない」こう言った質問が来たらどう答えるでしょうか?おそらく子どもたちの気持ちも理解できなし何がどうなってできないのかを理解することは難しいと思います。

 

まずは実際に自分が取り入れて自分がやってみる。そうすることで「ヒッチ」の難しさや特徴が理解でき、子どもたちにも「わかるわかる、その時はこうすればいい」と共感を得てアドバイスできる。

 

自分で体感していない指導者は「なんでできないんだ」で終わらせます。私から言わせたら「なんでできるように教えないんだ」自分でやっていないから分るように教えることができないのです。

 

■合わないものはやめる

 

ちなみに私は最近、バッティングフォームを改造していてヒッチを取り入れました。結果的には自分には合わなくて断念しました。でも、ヒッチに挑戦し取り入れたことでヒッチがどんなものかわかりましたし失敗した経験がヒッチのむずかしさが分りました。

 

バッティング理論はたくさんありますどれも正解、不正解は無いと思います。自分に合うか合わないかだと思います。そして、自分に合わなくても子どもたちには合うかも知れません。それであればアドバイスの選択肢を増やすためにも、多くの理論を学びそして自分で実践して難しさや感覚を学びましょう。

 

それでは、今回は以上にします。

 

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この記事を書いたのはこんな人


沖増茂伸(おきますしげのぶ)野球専門カウンセラー

◆元社会人野球選手(現役10年)

◆都市対抗野球全国大会優勝

◆東海地区ベストナイン受賞

◆ベーブルース杯大会首位打者

◆東海地区春季大会首位打者

 

子どもの技術向上はもちろん、子どもの上達に悩むお父さん お母さんの悩みを解決しもっと楽に子どもと野球に向き合って欲しいという思いで情報配信しています。

 

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