突然ですが、こんなお悩みはありませんか？「うちの子、監督やコーチ、周りの目を気にしすぎて、のびのびとプレーができていないんです…」もしこの記事を読んでいるママが同じような状況なら、今日の内容はきっとお役に立てるはずです。多くのママが抱える悩みとその解決法について詳しくお伝えしていきます。音声で聞きたい方はコチラのYoutube音声で ぜひお聞きください↓↓
■なぜうちの子は周りの目ばかり気にするの？
子どもの心の中で何が起こっているのか実は、周りの目を気にしすぎるお子さんの多くには、ある共通した心理状態があります。それは、無意識のうちに監督やコーチ、周りの人たちを「自分を攻撃してくる存在」だと思い込んでしまっているということです。お子さんの頭の中では、こんな思いがぐるぐると回っているかもしれません
- 「また怒られるかもしれない」
- 「批判されてしまうかもしれない」
- 「自分のミスを指摘されてしまうかもしれない」
大人に置き換えてみると…想像してみてください。もしあなたが職場で、上司から常に批判されると思っていたら、リラックスして仕事できるでしょうか？きっと緊張して、本来の力を発揮できませんよね。お子さんも全く同じなんです。この状態では、スポーツを楽しむことも、のびのびとプレーすることも難しくなってしまいます。
■性格の問題ではありません！
ここで大切なことをお伝えします。これは、お子さんの性格の問題ではありません。考え方の癖、つまり「思い込み」の問題なんです。お子さんは監督やコーチ、周りの人の意見が常に正しいと思い込んで、自分の感覚や判断よりも、他人の評価ばかりを気にしながら練習や試合をしてしまっているのです。でも安心してください。思い込みは変えることができます！
■ママができる3つの解決アプローチ
1️⃣ 「これは思い込みなんだ」という気づきを促す
まず第一歩は、お子さん自身に「これは自分の思い込みなんだ」ということに気づいてもらうことです。「攻撃されてしまう」「批判されてしまう」というのは、実際に起こっていることではなく、お子さんの頭の中で作り上げられた思い込みなんです。
ママにできること：優しく別の視点を提示してあげる
例えば、お子さんが「コーチに怒られそうで怖い」と言ったときに「そうなんだね。でも、コーチは本当にあなたを攻撃しようとしているのかな？それとも、上手になってほしくて指導してくれているのかな？」といった具合に、決して否定するのではなく「もしかしたら違う見方もあるかもしれないね」という感じで、お子さんが自分で気づけるようにサポートしてあげましょう。
2️⃣ 意識を向ける先を変える
今まで監督やコーチ、周りの人の反応ばかりを気にしていた意識を、違う方向に向けてあげることが大切です。
具体的な質問例：
- 「今日の練習で、一番楽しかったプレーはどれだった？」
- 「自分で『上手くできた』と思えたことは何があった？」
- 「自分で『いいプレーだった』と思えた瞬間はあった？」
このように、他人の評価ではなく、お子さん自身の感覚や体験に意識を向けさせてあげるんです。そして、監督やコーチ、周りの人に気に入られようとすることをやめることも重要です。もちろん、礼儀やマナーは大切ですが、「気に入られるために」プレーするのではなく、「自分が成長するために」「チームのために」プレーできるよう導いてあげましょう。
お子さんにこう伝えてあげてください： 「あなたのプレーの一番の評価者は、あなた自身なんだよ。自分がどう感じるか、自分がどう成長できたか、それが一番大切なんだよ」
3️⃣ ママの関わり方を見直す（これが最重要！）
そして、最も重要なのがママの関わり方です。ありのままのお子さんを尊重して、褒めてあげること結果だけを褒めるのではなく、プロセスを褒めてあげてください。
- 「楽しそうにしている姿が素敵だった」
- 「新しい技に挑戦している姿がかっこよかった」
- 「どんな結果になってもお母さんはあなたのこと応援しているよ」
このように、お子さんの努力や姿勢、成長過程を認めてあげることで、お子さんは「ありのままの自分でいいんだ」という安心感を得ることができます。
■共感することの大切さ
もう一つ大切なことは、お子さんの気持ちに共感してあげることです。不安や緊張を感じているときは、「そう感じるのは当然だよね」と受け止めてあげてください。
❌ 「そんなこと気にしなくていいよ」と軽く流す
⭕ 「緊張することは悪いことじゃないよ」「そういう気持ちになることもあるよね」「緊張している自分を許してあげてごらん」お子さんの感情を認めてあげることが何よりも大切です。
■今日のまとめ：3つのポイント
- 「攻撃される」「批判される」は思い込みであることに気づかせる
- 意識を他人の評価から自分の感覚や体験に向け直す
- ママがありのままの子どもを尊重し褒める
この3つのポイントを意識することで、きっとお子さんものびのびとスポーツを楽しめるようになるはずです。 変化には時間がかかります。変化には時間がかかるかもしれませんが、焦らずに、お子さんのペースに合わせてサポートしていきましょう。何より大切なのは、ママ自身が「うちの子はうちの子のままで素晴らしい」という気持ちを持ち続けることです。
その安心感が、お子さんにきっと伝わって、本来の力を発揮できるようになっていくはずです。
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この記事を書いたのはこんな人
沖増茂伸（おきますしげのぶ）：ママの不安に寄り添う心のサポーター
元社会人野球選手として10年間現役を続け、都市対抗野球全国大会優勝などの経験を積みました。現在は「頑張るスポーツキッズを支えるママ」の立場に立って、皆さんの心に寄り添いたいと思っています。子どもの成長への不安、チーム内での人間関係、他の保護者との付き合い方など、スポーツキッズママならではの悩みに、選手時代の経験を通じて寄り添います。
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