こんにちは。
野球カウンセラーの沖増です。
先日のラジオ配信で話した内容を
ブログに書きました。
「伸びる理由なんて分からない」
野球が上手くなる
キッカッケや
バッティングが伸びる
キッカケって正直
分かりません。
ふとしたキッカケで
急激に伸びます。
伸びた選手は、
伸びた理由を考えますが
多くが後付けで考え、
そして間違っていることも
多いものです。
何がキッカケで伸びるか
分からないからこそ、
普段からの勉強と練習、
そして
試行錯誤が必要なのです。
私自身、
社会人野球選手の頃、
50メートル5秒8という
タイムで走っていました。
自分で言うのもなんですが
かなり速い方だと思います。
そんな私ですが
小学生、中学生の時から
足が速かったのかと言うと、
決してそうでは
ありませんでした。
リレー選手にも
選ばれたことがないほど、
足は遅かったです。
そんな私が
どのようにして足が
速くなったのかと言うと、
正直分かりません。
なぜ分からないのかと言うと、
足が速くなるために
勉強もトレーニングも練習も
たくさんしてきました。
だからどれが正しかったのか、
何をしたから
足が速くなったのか
分からないのです。
足を速くするために
坂道を全力で駆け降りる
練習もしましたし、
足に重りをつけて
階段を全力で登る
トレーニングもしました。
運動学を学んで
いろいろな走り方を試しました。
科学的なトレーニングも
取り入れました。
いろいろなことを
試してきたので、
正直、
どれが良かったのか
なんて分からないのです。
よく、
足を速くするためには
どうすればいいですか？
と聞かれます。
その時に私は
「走り方を変える」と答えます。
実際に走り方を変えた結果、
確かに速く走ることはできました。
でもそれが本当に
そうなのか分かりません。
速くなった理由を考えますが、
ほとんど後付けです。
間違っているのかもしれません。
もしかしたら、
坂道を全力で駆け降りる練習が
正解だったのかもしれませんし、
もしかしたら
もともと足が速くなる
身体だったのかもしれません。
走り方を変えたことで
実は足が遅くなった
可能性もあります。
走り方を変えなければ
もっと速く走れたのかもしれません。
結局、
結果を出した本人が
どれが正しかったのか
分っていないことが多いのです。
ただ、私もそうでしたが、
何がキッカケで
急激に伸びるのか
分かりませんが、
足を速くするために、
たくさんのことを
たくさん繰り返してきたのです。
坂道を駆け降りる練習が
足を速くする
と聞けば、
坂道を何本も何十本も
走りましたし、
「階段を登るのがいい」
と聞けば何本、
何十本と登りました。
「こう言った走り方がいい」
と聞けば
その走り方で走りました。
とにかく
足を速くするために
必要な情報をたくさん仕入れて、
そしてそれを
何回も何十回も試したのです。
私がよく言う
仕入れる情報量と
試行錯誤の量が
圧倒的に違うのです。
これはバッティングにも
守備にも同じことが
言えますし、
野球だけでなく、
仕事や自分の人生においても
同じことが言えます。
成功した秘訣だけを
聞きたがる人もいますが、
実際にそれが
正しいとは限りませんし、
あなたに合っている
とも限りません。
それだけをやっても
上手くいかないことが
ほとんどです。
いろいろなことを
組み合わせることで
上手くいくこともあるのです。
だとしたら、
一つや二つだけ
成功の秘訣を聞いても
上手くいかないのですから、
たくさんの人に
成功の秘訣を聞き、
自分が試せそうなことを
何回も何回も試行錯誤を
繰り返す必要があります。
そうして
試行錯誤を繰り返して行くうちに、
あれ、なんか
できるようになっている
速く走れるようになっている
楽しい毎日を過ごせている
と気づく日が来ます。
何がキッカケで伸びるか
分からないからこそ、
普段からの勉強と練習、
そして試行錯誤が必要なのです。
私も毎日、
自分の野球理論に磨きをかけるために
研究と練習しています。
そして
自分の人生と向き合い、見つめなおし
勉強と実践をしていますので参考として
私のYouTubeやTwitterなどを
見ていただけたらと思います。
それでは、今回は以上にします。
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