自分に合った方法の見つけ方、情報収集の仕方

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こんにちは。野球専門カウンセラーの沖増です。今回は「自分に合った方法の見つけ方、情報収集の仕方」についてお話ししていきます。

もっとうまくなりたい!もっと上達したい!と思っている選手は当然、勉強熱心でもあります。いろいろな本を読み、いろいろな動画を観て情報収集をしています。しかし、勉強熱心でたくさん本も読んでいるし、たくさん動画を観て勉強しているのになかなか結果が出ない選手もたくさんいます。私もその一人でした。

 

この原因はいくつかあります。本を読むこと、動画を観ることだけに満足してしまういわゆる情報収集マニアと言われる人です。知識だけ知って実践しない人です。当たり前ですが読んだだけで実践しない人は結果も出ません。

 

もう一つの原因は、情報量が足りないか、情報が偏りすぎている場合です。同じ人が言っている情報や同じ内容の情報ばかり集めているとその人の考え方しか知ることができないので当然、他の思考ができません。

 

野球は考え方も、動きも人それぞれに違うので自分に合ったやり方と言うのがあります。自分に合ったやり方を見つけるためにはいろいろな考え方や動きを取り入れる必要があります。そのためには偏った考え方の情報を集めるのでなく違う人の本や、野球以外の情報を集めることをお勧めします。

 

私が現役の時にやっていた勉強方法をご紹介します。今回は走塁についてお話します。当然、当時出ていた最新本を買い読みまくりました。そして過去に出た本も買い今と昔の違いを学びます。(私の頃はYouTubeからの情報はほとんどなく本からの情報ぐらいしかありませんでした)

 

盗塁の極意が書いてあるもの、写真付きで解説がしてあるもの、日本人選手の盗塁の仕方と外国人選手の盗塁の仕方を学びます。そして学んだことを練習で試します。練習で試すことは1つか2つぐらいにします。あまり多く試すと練習で失敗ばかりして調子を落とすからです。

 

1つか2つを1週間ぐらい試して検証します。「外国人選手のスタートを試すと、どうも一歩目が遅くなる」「こっちのやり方の方が一歩目は速いがスピードが出ない」と言ううような感じで検証します。

 

盗塁・走塁に関する本を読んだら今度は「解剖学」「生理学」や「陸上の短距離の本」や「運動学」など野球とは違うジャンルの本で「走る」ことについて勉強します。その中で試すことがたくさん出てきます。試すことがたくさん出てくることが野球をやっていく日々の楽しみや幸せになってくるのです。

 

何をしたらいいのかわからないという選手は勉強が足りないのです。たくさん本を読んで、いろいろなジャンルの本を読めばたくさんやるべきことができてきます。たくさんのやるべきことを試し、いろいろな方法を試すから自分のやり方に合った方法を身に付けれますし、調子を落とした時に「この方法でやってみようかな」と波を少なくすることができるのです。

 

さらにたくさんの方法を試すことで自分の知識として持っているので指導するときも、その選手に合った方法をいくつもアドバイスできるので一つの形にはめることはなくなります。私は盗塁に関しては6~8個のバリエーションを持っているのでなかなか盗塁が上手くできない選手やスタートが上手にできない選手に対してもいくつもアドバイスができます。

 

たくさんのことをやれば時間はかかりますし、もしかしたらすぐには結果が出ないかもしれませんが必ず自分の財産になりますので焦らず、しかも素早く行動に移してください。これを読んでそうだと思い立ったなら、今すぐに本を読みまくり動画を観て、明日の練習でやるべきことを2つは書いてみましょう。

 

ただし!自分がワクワクする内容、これをやってみよう、早く試したい、というような内容をやるようにしてください。そして情報取集をするときは偏った情報ばかり集めないように気を付けてください。

 

それでは、今回は以上にします。

 

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この記事を書いたのはこんな人


沖増茂伸(おきますしげのぶ)野球専門カウンセラー

◆元社会人野球選手(現役10年)

◆都市対抗野球全国大会優勝

◆東海地区ベストナイン受賞

◆ベーブルース杯大会首位打者

◆東海地区春季大会首位打者

 

子どもの技術向上はもちろん、子どもの上達に悩むお父さん お母さんの悩みを解決しもっと楽に子どもと野球に向き合って欲しいという思いで情報配信しています。

 

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