今回は「逆方向に強く打てない原因は逆方向に打とうとするから」と言うテーマで、逆方向に強い打球を打つためのコツをお話ししていきたいと思います。
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逆方向に強い打球が打てる!長打力が上がるバッティング練習方法
逆方向に打とうとするから強い打球が打てない
逆方向に強く打つには難しい技術は使わいません。基本は同じタイミング同じスイングで打ちます。センター方向に強い打球が打てれば逆方向に打てます。よく言われることですが逆方向に引っ張る感覚です。
逆方向に強く打てない原因は逆方向に打とうとするからです。私も昔はそうでしたが逆方向に綺麗に流そうとしていました。軸足を引いて腕を操作していわゆる「きれいな流し打ち」これでは逆方向に強い打球は打てません。ましては逆方向に長打やホームランを打つことは難しくなります。
逆方向に強い打球が打てない原因
では、なぜ逆方向に強い打球が打てないのでしょうか。ありがちな原因を2つお話しします。
■打つポイントで力が抜けている
■パワー不足
■打つポイントで力が抜けている
打つポイントで力が抜けているというのはインコース、真ん中、アウトコースとそれぞれミートする場所が違います。ミートポイントでは力が入っている状態で打つことが必要なのですが多くの選手が力が入っていない、抜けている状態で打ってしまっています。また、中にはミートし終わった後に力が入ったりヘッドスピードが加速される選手もいます。
ドアスイングだったり肩や身体が早く開いてしまうことが原因になります。
■パワー不足
そしてもう一つの逆方向に強く打てない原因が単純にパワー不足なことです。
・スイングスピードが遅い
・押し手のパンチ力が弱い
・下半身の力が弱い
こういった原因があります。
逆方向に強い打球を打つための練習方法
では逆方向に強い打球を打つためのコツや練習方法を紹介します。
基本的な考え方として
■センター返しを狙う(常に頭に置いておく)
■打つポイントを覚える
このことを覚えておいてください。
基本的にはインコースでも真ん中でもアウトコースでも自分のスイングを変えることはありません。打つポイントが違うだけなのです。真ん中を打つスイング、センター返しをするスイングでミートポイントを変えるだけです。インコースを打つポイント、アウトコースを打つポイント、自分なりの打つポイントを見つけることが必要になります。
基本的に言われるのがインコースはポイントが前アウトコースはポイントが後ろと言われます。
このポイントが違うだけで自分のスイングは変わりません。変える必要は全くないのです。では、技術的ことで意識することは
■顔や肩、身体を開かない
■軸足にしっかり体重を乗せる
■逆方向へ引っ張る意識
・強く振り抜くこと
・右腕、右手首の使い方
・バットを逆方向へ投げるイメージ
このようなことを意識してスイングすることができれば逆方向に強い打球が打てるようになります。そのためにはどのような練習をすればいいのか
練習方法をいくつか紹介したいと思います。逆方向に強く打つための練習方法
■バット投げ(両手持ち・逆方向)
■バット投げ(右手持ち・逆方向)
■片手打ち(ポイント近く)
■ポイントを近くにして打つ(軸足前)
■軸足に体重を乗せて振る
・下から上に振る練習(アッパースイングでOK)
・バットなしの練習方法(手を下から上)
■スローボール打ち
・遅い球を自分のポイントまで引き付けて確実に打つ
・速い球や変化球はスローボールがしっかり打てるようになってから
■逆方向に打つにはパワーが必要
・スイングスピード
★下半身の回転
自重スクワット
短ダッシュ
・押してのパンチ力
★手首の強化(お風呂場で)映像あり
★ポイントで寸止め
下半身を使わないと止められない
打つポイントで力を入れるタイミングがないと止められない
練習方法をもっと詳しく見たい場合はこちらの動画を参考にしてみてください↓↓
逆方向に強い打球が打てる!長打力が上がるバッティング練習方法
まとめ
というわけで最後にまとめていくと逆方向に強い打球が打てないのは、逆方向に打とうという意識が強すぎることです。昔から言われている「奇麗な流し打ち」を意識すると逆方向に強い打球は打てません。そして逆方向に強い打球が打てないありがちな原因が
■打つポイントで力が抜けている
■パワー不足
基本的にインコースでも真ん中でもアウトコースでも打ち方は変わりません。変わるのはミートポイントです。多くの選手がミートポイント、いわゆるインパクトの時に力が入っていません。力が抜けている状態の選手が多くいます。その理由は自分のミートポイントを分かっていないからです。基本的なミートポイントはこの図のようなポイントになります。
このポイントで力が入った状態、インパクトの時に力が入っていないと強い打球は打てません。そしてもう一つの逆方向に強く打てない原因が単純にパワー不足なことです。
■スイングスピードが遅い
■押し手のパンチ力が弱い
■下半身の力が弱い
こういった原因があります。しっかりとミートポイントを覚え、ボールに対して力負けしないパワーをつければ逆方向に強い打球を打つことができますので、今回紹介した練習方法を取り入れてみてください。
それでは、今回は以上にします。
この記事を書いたのはこんな人
沖増茂伸(おきますしげのぶ)野球専門カウンセラー
◆元社会人野球選手(現役10年)
◆都市対抗野球全国大会優勝
◆東海地区ベストナイン受賞
◆ベーブルース杯大会首位打者
◆東海地区春季大会首位打者
子どもの技術向上はもちろん、子どもの上達に悩むお父さん お母さんの悩みを解決しもっと楽に子どもと野球に向き合って欲しいという思いで情報配信しています。
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