なぜ人はイラっとしたり腹が立ったりするのか!その対処方法

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こんにちは。野球専門カウンセラーの沖増です。今回は「なぜ人はイラっとしたり腹が立ったりするのか」についてお話ししていきます。音声で聞きたい方は、 コチラのstand.fmのアプリまたはYoutube音声で ぜひお聞きください↓↓

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■イラっとする、腹が立つ仕組み

 

人の行動や発言に対してイラっとしたり腹を立ててしまう。望んでいた結果と違う結果になってイラっとしたり腹が立ってしまう。このように感情的になってしまうことは誰にでもありますが、なぜイラっとしたり腹が立ってしまうのかという仕組みを理解して向き合っていけば、むしろ自分自身の成長や魂の成長につなげることができます。イラっとしたり、腹が立つ仕組みや、どのように考えていけばいいのか。

 

イラっとしたり、むかついたり、腹が立ったりするのはどういう仕組みなのかと言うと相手が何かをしたからイラっとしたり、嫌な出来事が起こったから腹が立ったりするのではなく実は自分の中の問題なんです。

 

私たちはいろいろな価値観だったり思い込みだったり考え方を持っています。自分の中にある価値観だったり思い込みだったり、考え方というものが外側の誰かの発言や行動、または外側の出来事によって反応をしているんです。

 

例えば「先輩に対して敬語を使うのが当たり前」と言う価値観があり年下の人が敬語を使わずため口で話しかけてきたら「敬語で話せ」と怒ってみたり「笑顔で挨拶をしないといけない」という思い込みがあり、ぶっきらぼうで適当に挨拶してきた人に「なんだあの態度は」と怒ってみたり、自分では「こうならないとダメ」という思込みや執着がありその通りにならないと腹が立ったりと、いろいろと外側の出来事に対して反応するんです。

 

外側に出来事に反応しちゃうから「あいつが悪い」とか「あいつのせいでイラっとした」とか「思い通りにならなかったから腹が立った」と外側にいる人や外側の出来事が悪い!と考えてしまいます。でも外側にいる人や外側の出来事が悪い!と考えていると、いつまで経っても人の行動や発言に対してイラっとしたり腹を立ててしまう。望んでいた結果と違う結果になってイラっとしたり腹が立ってしまうんです。

 

■自分の成長のために氣づかせてくれる相手

 

じゃどのように考えれば自分自身の成長や魂の成長につなげることができるのかというと自分が執着している価値観や思い込み、成長するために必要なことを人や出来事によって気づかせてくれていると考えてみる。

 

だから、あなたが誰かに対してイラっとしたりムカついたり、何かの出来事に対してイラっとしたり腹が立ったりしたらどのように解釈すればいいのかと言うと、自分の中にある執着や思い込み、成長するために必要なことをその人が教えてくれる、その出来事を通じて氣づかせてくれると解釈してみてください。

 

私もそうですが多くの人は外側を責めてしまいます。「なんだその態度は」とか「そんな言い方しなくてもいいじゃないか」というように外側を責めてしまうんです。そういう気持ちになるのも仕方ないことなのですがより自分の人生を豊かにしたいとか、楽に生きていきたい、魂を成長させたいと考えるのであれば

 

イラっとしたり、腹が立ったりしたときに自分の中にどういう執着があったんだろうか、どのような考え方、価値観があったのだろうか、どのような思い込みがあったから腹が立ったんだろうか、どういうことにしがみついているからあの時のあの人に態度に腹が立ったんだろうか、という風に氣づくチャンスでもあり、さらにそのことに氣づくことで

 

「何で私はこんなことに執着していたんだろうか」と思う時もありますし、反対に「この価値観は私にとっては大事なことだ」と思う段階もあります。でも「何で私はこんなことに執着していたんだろうか」と客観的に自分を見ることができたら自分の中にあった理由もなくずっと握りしめていたような価値観や思い込みが「手放そう」と思えるようになります。

 

■手放すことで味わえる幸福感

 

それを繰り返していくと今までは誰かの発言にイラっとしていたことにイラっとしなくなりますし、誰かの態度に腹を立てていたのに同じ態度でも腹が立たなくなりますし、究極を言えば自分の望む結果通りにならなくてもイラっとしたり腹が立たなくなります。自分の外側の出来事に対して気にならなくなるんです。

 

話は少し戻りますが、イラっとしたときに自分の中にどんな執着や価値観があるのかに氣づくというお話をして「この価値観は私にとっては大事なことだ」と思う段階もある、というお話をしました。私よく手放しをしましょうとお話していますし、手放しは大事だといわれているので「この価値観も手放さいといけないのか」「でもこの価値観は私の中ではとても大事だぞ」と思うこともあります。

 

でも、そのことは悪いことでもありませんし無理に手放す必要もありません。自分が本当に大事だと思ったことには従った方がいいんです。その価値観を大事にした方がいいんです。なぜなら、それを大事にするからこそできる学びや氣づきがあるからです。だから自分が本当に大事にしている価値観は無理に手放そうとしなくてもいいです。

 

そうではなく、先ほども言いましたが何も考えなくても「何で今までこんなことに執着していたんだろう」という氣持ちになりますし誰に言われたわけでもなく自然と「手放そう」と思えることだけ手放せばいいんです。

 

自然と手放そうと思えた価値観や思い込みはあなたが成長してもうあなたには必要なくなった価値観や思い込みなんです。私たちの中にあるいろいろな価値観や思い込み、執着心、罪悪感、嫉妬心などそういったものが私たちの人生を苦しくさせていることがあります。

 

あなたの人生を苦しめている価値観や思い込み、執着心、罪悪感、嫉妬心などが手放されていくと、自分の内側から何とも言えない幸福感を味わうことができるんです。これは何かを手に入れたから幸せになれるとか何かを達成したから幸せになれるということではなく、反対に何かを手放すことで、どんどん身軽になっていくことで味わえる幸福感、幸せなんです。

 

だから私たちは価値観や思い込み、執着心、罪悪感、嫉妬心などを手放していく、そのためには自分が何に執着しているのか、どんな価値観や思い込みがあるのか、どういうことに対して罪悪感を抱くのか、誰に対してどのような嫉妬をするのか、そういうことに氣づかせてくれるのがイラつかせてくる人だったり腹が立つ出来事だったりするんです。

 

私の場合、自分が何に執着しているのか、どんな価値観や思い込みがあるのか、どういうことに対して罪悪感を抱くのか、誰に対してどのような嫉妬をするのか、そういうことに氣づかせてくれるのが野球です。とくに野球の試合というのは本当にイライラすること、腹が立つことが多くあります。結果に対してもそうですし相手に対してもイライラしたり腹が立つことがあります。ただイライラして終わり、腹が立って終わりではもったいないんです。

 

どんな意味付けをするかで人生は大きく変わっていきます。私にとっては野球を通じて必要な学びや成長するためにイライラさせる出来事や人、腹が立ってしまう出来事や人、悔しくなってしまう出来事や人が私の目の前に現れていると言う意味づけをしています。

 

■野球から何が学べるのか

 

最後に野球を通じて何を学べるのかと言うお話をして終わろうと思います。野球を続けていけば苦しむことや悲しむこと、怒りや悔しさなどを経験します。その経験をすることで自分が何に執着しているのかに氣づくことができます。この執着があるがゆえに苦しんだり悲しんだり、怒ったり悔しさを生みます。

 

この執着に氣づき、執着を手放していくことでより良い人生を歩むヒント、楽に生きるためのヒント、豊かに生きるためのヒントを得ることができます。自分が何に執着しているのかに氣づくこと、これこそが野球から学べるもっとも大切なことだと私は考えています。

 

■まとめ

 

今回は「なぜ人はイラっとしたり腹が立ったりするのか」というテーマでお話ししてきました。私たちの中にあるいろいろな価値観や思い込み、執着心、罪悪感、嫉妬心などそういったものが私たちの人生を苦しくさせていることがあります。

 

あなたの人生を苦しめている価値観や思い込み、執着心、罪悪感、嫉妬心などが手放されていくと自分の内側から何とも言えない幸福感を味わうことができるんです

 

だから私たちは価値観や思い込み、執着心、罪悪感、嫉妬心などを手放していく。そのためには自分が何に執着しているのか、どんな価値観や思い込みがあるのか、どういうことに対して罪悪感を抱くのか、誰に対してどのような嫉妬をするのか、そういうことに気づかせてくれるのがイラつかせてくる人だったり、腹が立つ出来事だったりするんです。

 

「私に何かを氣づかせてくれているんだ」「何かを学べる機会なんだ」と思って楽しんで捉えてみてください。

 

それでは、今回は以上にします。

 

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この記事を書いたのはこんな人


沖増茂伸(おきますしげのぶ)野球専門カウンセラー

◆元社会人野球選手(現役10年)

◆都市対抗野球全国大会優勝

◆東海地区ベストナイン受賞

◆ベーブルース杯大会首位打者

◆東海地区春季大会首位打者

 

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