「間違いだらけの野球教室」目標の立て方について

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「間違いだらけの野球教室」目標の立て方について

 

2017年も終わりに近づき、野球シーズンも終わり来シーズンに向けた目標もそろそろ立て始める時期になる。

 

目標を立てるときにあなたはどんな目標を立てますか?多くの人は目標に「結果」を書いてしまうのではないでしょうか?

 

「全国大会出場」

「レギュラーになる」

「エースになる」

「4番打者になる」

「●割打者になる」

「防御率を●点にする」

 

このような目標を立てると「絵に描いた餅」になる場合が非常に多くなります。毎日、目標を書いた紙を見つめながらマインドコントロールをするかのように何回も何回も目標を声に出して「よし!今日も頑張ろう」と言う気持ちになる。

 

確かにこのような言葉を毎日発していれば「やる気」は出てくるかもしれませんが、進歩が見えてくるかと言えば簡単には出てこないと思います。

 

私も経験ありますが目標に「レギュラー定着」や「●●大会で首位打者」などと言う目標を書いて毎日眺めながら口に出していましたが、モチベーションは上がりますが結果はどうだったかと言えば首位打者も取れなければレギュラーに定着もできませんでした。

 

その年のシーズンが終わりまた来季の目標を立てるときに同じように「レギュラー定着」や「●●大会で首位打者」と言う目標を書き、今度は日々の練習から目標をいつも目標を思い出しながら常に意識して練習に取り込むという日課も取り入れました。

 

その結果・・・どうなったか・・・そうです!全く変わりませんでした。なぜなのか・・・

 

どうすれば目標が達成できるのか猛勉強しました。そしてある方法を見つけました。その方法を身に付けた年の目標は今までと同じく「レギュラー定着」「●●大会で首位打者」を掲げましたが見事に達成できました。同じ目標なのに達成できた年とできなかった年の何が違ったのでしょうか?

 

それは「毎日これをやる。その結果●●大会で首位打者が取れる」だから実現するのです。

 

私の場合で言うと、首位打者を取るためにはヒットを打つ必要があります。そのためにはどうすればヒットを打てるのかを考えます。それを考えながら練習すると「こうすればヒットを打てる」と言うのが分かってきます。それが分かると「このスイングをすれば打てる」が分かってききます。

 

そうすると「毎日これをすればいい」が分かってきてこれが毎日の目標になります。「これが毎日できるから大会で首位打者が取れる」そのために練習をする。となると毎日が楽しくなります。「このスイングをする」ためにさらに目標ができてきます。そうすると日々やることがたくさんできてきます。

 

この日々、やることがたくさん出てくるから練習が楽しくなるのです。しかも毎日やることがあり練習が楽しいから目標が達成した後ではなく、目標ができた翌日から「楽しい」「幸せ」を感じることができるのです。

 

ただ紙に目標を書くだけでなく目標を達成するために「毎日やること」を見つけこの「毎日やること」をたくさん増やせば増やすほど目標にも近づけますし毎日が「楽しく」「幸せ」になるのです。

 

来シーズンは「目標達成」ができる年になるように目標を立てる作業に莫大な時間を使って頭を使って考えながら目標を立てましょう。

 

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